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Gloom~残酷な彼女の憂鬱~
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※カメレオンの7年前の話になります。補足的に。
――私たちの朝は何事もなく始まる。
ダークグレイのスーツとパンツを着込み、営業用の化粧をし、髪をハーフアップにして寝室を出た私が向かうのは彼の待つリビングだ。
彼は家で働いているからと、自ら主夫を買って出てくれている。彼は私には出来すぎた夫だ。
私がリビングのドアを開けると、コーヒー豆を挽いていた優が顔を上げた。
「おはよう、芙蓉」
綺麗な彼の顔を見て、私は安堵する。バッグを腕に持ったまま私は近づき、彼の唇にキスを落とした。すると彼は、片手で私の肩を抱き一瞬強く抱きしめた。
「ほら、早く食べないと遅れるよ」
テーブルの上には、完璧な朝食が乗っている。美味しそうな朝食を見、それが二つしかないのに気づいた。
「あれ、涼は?」
「もう出掛けた。…講義の前に、教授に呼ばれているんだって」
「そう」
私は歓喜する。彼を独り占めできる時間が今日はあるのだ。
私の愛する人は、私一人のものではない。優の左手は私に、右手はもう一人の人間に繋がっている。優の弟である、涼に…。
彼と彼の弟は禁忌を犯している。兄と弟による近親相姦という、犯してはならない罪を犯している。
彼はそれを隠しながら、私と夫婦生活を送っている。禁忌を犯す切欠を作ったのは、私だということを知らず。
私はくすりと笑みを漏らしてしまう。兄である優を愛し、彼の右手を所有している涼の立場を何と名づけよう。
恋人?、愛人?。
彼を愛することに対して、どこまでも貪欲な義弟を私はどこか優越をもってみていた。彼らの関係は表沙汰には出来ない。彼らの両親である佐倉の両親も知らない。誰も知らない、秘密の関係。知っているのは私、支配しているのも私。
「どうしたんだ芙蓉?」
笑っている私を不審に思い、向かいに座った優が声をかける。
「なんでもないわ」
私は鮮やかに笑うと、彼の入れた美味しいコーヒーを啜った。
「5時30分…早すぎるわね」
――最近忙しかったせいか、こんな時間に帰るのは久しぶりだ。帰るときは必ず優に電話をするのだけど、今日は外回りから直帰したため電話をすることを忘れていた。
私は静かに玄関の鍵を開けた。静かにしているのは、優を驚かせようと悪戯を思いついたのだ。朝も涼がいないおかげで、彼を独り占めできた。涼も忙しいようだし、もしかしたら夜も涼はいないかもしれない。
パンプスを脱いだ私は、足音を忍ばせてリビングに近づいた。やけに家の中が静かだと思ったが、よっぽどのことがない限り優はいるはずだった。
こっそりとリビングを覗いた私は顔を顰めた。
キッチンのシンクには優がいた。それまでは良い。その優の背中を覆うように、涼がいたのだ。私の優を半分だけ所有する、恋敵が。
優の腕は身体を支えるためにシンクを掴んでいるが、その腕は震えている。彼の腰を抱いている涼の腕がなければ、優はフローリングに崩れ落ちてしまっているだろう。
「は…ぁ、あ…」
優が喘いでいる。白い喉を晒し、必死に耐えていた。
「優、きつい?ほらゆっくり息を吐いて…。そんなんじゃ、俺のが食い千切られちゃう」
私はますます顔を顰める。どうやら私は、二人のセックスに立ち会うことになってしまうらしい。
挿入する前なら二人をとめることも出来ただろう、態と物音を立てて。しかし、この状態ではとめることなど出来ない。
どうしようかと私は迷う。このままもう一度家をでて、電話をかけて、帰ると告げようか…。そうすれば、この中途半端なままセックスは終わるだろう。
しかし、不思議と私の目は二人に引き寄せられていく。涼は腰を片手で支えると、優のブリリアントグリーンのパーカーに手を忍ばせた。
「りょ…う…」
「ん、なに?」
涼が腰を押し進める。ぐちゃっと淫猥な音がし、優の体は強張った。彼のデニムジーンズは足元に丸まっている。
優の細い体はしっかりと涼に支えられている。涼はとても嬉しそうだった。兄である優を犯すことへの罪悪感はどこにもない。
彼の目は、情欲に塗れた雄の目だ。
愛する人を手に入れた喜び、愛する人と体をつなげる快楽…抱いても抱いても足りないと涼は訴えているのだ。私にはわかる。
シンクを掴んでいた優の手は、背後の涼の後ろ髪を掴んでいる。腕を捻らせて涼にすがり付いているのだ。
「あ、あ…はぁん、…いや、いやぁ…」
律動は激しくなる。猛々しい涼のペニスが優の中を深くしているのだ。
「俺を感じて、俺を感じさせて、優。ほら、こんなにも奥に俺はいるんだよ」
私には犯せない優の最も奥を涼はいとも簡単に犯せる。男同士のセックスの方法が、今の私には羨ましかった。
人々は優と涼が片割れだと言うけれど、2人はそんな関係ではない。優と涼はお互いに向き合い、愛し合っているのだ。片割れを愛することなど出来ない。片割れはあくまで片割れなのだから…。
だとすれば私は何だ。優を愛し、優に愛されている自身はある。優は誰よりも私を優先してくれる。
愛して、愛して、涼を巻き込んで優を逃げられなくした。彼は、女は私以外の誰かを愛することはないだろう。
私に対する罪悪感と、涼の束縛が優を動けなくする。優は逃げられない。一生逃げられないのよ、私たちの檻から…。
激しい律動に追い詰められたのだろう、優は高い声を上げて達してしまった。崩れ落ちる彼を涼は、優しく抱きとめる。
なされるがまま抱き合う形で涼に腰を抱かれる。その間、優の中からペニスがなくなったのに、優は物足りなさそうに涼を見上げた。
「涼、涼。しっかり抱いていて…堕ちてしまいそうで、怖い…」
私は愕然とした。こんなに弱々しく、媚びた声で優が涼に助けを求めるなんて思わなかったのだ。
「怖くないよ、優。俺がそばにいる。大丈夫だよ、優。…愛してる」
そしてそれを、当然のように涼が抱きしめた。
私の中で激しい感情が駆け巡る。
共犯者は私と涼だったはず。優という何物にも変えがたい人を、共有することで彼を縛ってしまうはずだったのに。
優と涼が、罪の共犯者として、繋がっているなんて…。
私はこれ以上、見ていられなかった。信じがたい事実に、私は逃げなくてはならなかった。
それでも冷静さは残っていたのだろう。私は一切の物音を立てず、マンションから逃げ出した。
気が付けば、私は勤めている会社へと向かっていた。直帰すると伝えてあったのに、突然戻ってきた私を同僚たちは不審げな顔をする。
いや、それ以上に顔色が酷かったのかもしれない。同期の女の子が、と声をかけてきたのだ。
「どうしたの?」
彼女に心配されるなど、本当に珍しい。それほどまでに私は顔色をなくしていたのだろうか。
なんでもないと素っ気無く答えると、彼女も離れてしまった。私の性格を良く知っている彼女なりの配慮だろう。
私はパソコンを開くと、仕事に取り掛かった。しかし当然ながら、捗るはずもなく…無駄な時間をすごし、いつの間にか人も疎らになっていた。
私はこめかみを手で押さえ、立ち上がった。帰らなくてはならない。私が帰らないと優が心配する。
2時間後、私は再びマンションへと戻った。今度は物音なんて、気にしない。
「おかえり、芙蓉」
愛する優が、朝と同じように私を見つめていた。
「遅いよ、芙蓉さん!育ち盛りの義弟を待たせるなんて、どんな神経してんだよ」
夕食は予定がなければ、できるだけ3人で…家族を司るそのルールが今は、不可思議なものに見えてくる。
彼らは何事もなく、そこにいた。二人がセックスをしていたキッチンで、今2人は笑っている。
私には複雑な感情が交錯する。
捕らえたいと思い、捕らえたのは確かに愛する人だったのに、私は私自身ではどうすることも出来ない感情に囚われてしまっているのだ。
幸福な朝が訪れ、憂鬱な昼が終わり、不安が入り混じる夜を迎える。
私の計算、私の罪、私の打算…それは、彼を愛したばかりに生じてしまった、私の醜い心。
早く朝が訪れ、私の醜さが隠されてしまえばいい…愛する人が綺麗だと褒めてくれる私に早く戻りたい…私は心の底から願った。
――私たちの朝は何事もなく始まる。
ダークグレイのスーツとパンツを着込み、営業用の化粧をし、髪をハーフアップにして寝室を出た私が向かうのは彼の待つリビングだ。
彼は家で働いているからと、自ら主夫を買って出てくれている。彼は私には出来すぎた夫だ。
私がリビングのドアを開けると、コーヒー豆を挽いていた優が顔を上げた。
「おはよう、芙蓉」
綺麗な彼の顔を見て、私は安堵する。バッグを腕に持ったまま私は近づき、彼の唇にキスを落とした。すると彼は、片手で私の肩を抱き一瞬強く抱きしめた。
「ほら、早く食べないと遅れるよ」
テーブルの上には、完璧な朝食が乗っている。美味しそうな朝食を見、それが二つしかないのに気づいた。
「あれ、涼は?」
「もう出掛けた。…講義の前に、教授に呼ばれているんだって」
「そう」
私は歓喜する。彼を独り占めできる時間が今日はあるのだ。
私の愛する人は、私一人のものではない。優の左手は私に、右手はもう一人の人間に繋がっている。優の弟である、涼に…。
彼と彼の弟は禁忌を犯している。兄と弟による近親相姦という、犯してはならない罪を犯している。
彼はそれを隠しながら、私と夫婦生活を送っている。禁忌を犯す切欠を作ったのは、私だということを知らず。
私はくすりと笑みを漏らしてしまう。兄である優を愛し、彼の右手を所有している涼の立場を何と名づけよう。
恋人?、愛人?。
彼を愛することに対して、どこまでも貪欲な義弟を私はどこか優越をもってみていた。彼らの関係は表沙汰には出来ない。彼らの両親である佐倉の両親も知らない。誰も知らない、秘密の関係。知っているのは私、支配しているのも私。
「どうしたんだ芙蓉?」
笑っている私を不審に思い、向かいに座った優が声をかける。
「なんでもないわ」
私は鮮やかに笑うと、彼の入れた美味しいコーヒーを啜った。
「5時30分…早すぎるわね」
――最近忙しかったせいか、こんな時間に帰るのは久しぶりだ。帰るときは必ず優に電話をするのだけど、今日は外回りから直帰したため電話をすることを忘れていた。
私は静かに玄関の鍵を開けた。静かにしているのは、優を驚かせようと悪戯を思いついたのだ。朝も涼がいないおかげで、彼を独り占めできた。涼も忙しいようだし、もしかしたら夜も涼はいないかもしれない。
パンプスを脱いだ私は、足音を忍ばせてリビングに近づいた。やけに家の中が静かだと思ったが、よっぽどのことがない限り優はいるはずだった。
こっそりとリビングを覗いた私は顔を顰めた。
キッチンのシンクには優がいた。それまでは良い。その優の背中を覆うように、涼がいたのだ。私の優を半分だけ所有する、恋敵が。
優の腕は身体を支えるためにシンクを掴んでいるが、その腕は震えている。彼の腰を抱いている涼の腕がなければ、優はフローリングに崩れ落ちてしまっているだろう。
「は…ぁ、あ…」
優が喘いでいる。白い喉を晒し、必死に耐えていた。
「優、きつい?ほらゆっくり息を吐いて…。そんなんじゃ、俺のが食い千切られちゃう」
私はますます顔を顰める。どうやら私は、二人のセックスに立ち会うことになってしまうらしい。
挿入する前なら二人をとめることも出来ただろう、態と物音を立てて。しかし、この状態ではとめることなど出来ない。
どうしようかと私は迷う。このままもう一度家をでて、電話をかけて、帰ると告げようか…。そうすれば、この中途半端なままセックスは終わるだろう。
しかし、不思議と私の目は二人に引き寄せられていく。涼は腰を片手で支えると、優のブリリアントグリーンのパーカーに手を忍ばせた。
「りょ…う…」
「ん、なに?」
涼が腰を押し進める。ぐちゃっと淫猥な音がし、優の体は強張った。彼のデニムジーンズは足元に丸まっている。
優の細い体はしっかりと涼に支えられている。涼はとても嬉しそうだった。兄である優を犯すことへの罪悪感はどこにもない。
彼の目は、情欲に塗れた雄の目だ。
愛する人を手に入れた喜び、愛する人と体をつなげる快楽…抱いても抱いても足りないと涼は訴えているのだ。私にはわかる。
シンクを掴んでいた優の手は、背後の涼の後ろ髪を掴んでいる。腕を捻らせて涼にすがり付いているのだ。
「あ、あ…はぁん、…いや、いやぁ…」
律動は激しくなる。猛々しい涼のペニスが優の中を深くしているのだ。
「俺を感じて、俺を感じさせて、優。ほら、こんなにも奥に俺はいるんだよ」
私には犯せない優の最も奥を涼はいとも簡単に犯せる。男同士のセックスの方法が、今の私には羨ましかった。
人々は優と涼が片割れだと言うけれど、2人はそんな関係ではない。優と涼はお互いに向き合い、愛し合っているのだ。片割れを愛することなど出来ない。片割れはあくまで片割れなのだから…。
だとすれば私は何だ。優を愛し、優に愛されている自身はある。優は誰よりも私を優先してくれる。
愛して、愛して、涼を巻き込んで優を逃げられなくした。彼は、女は私以外の誰かを愛することはないだろう。
私に対する罪悪感と、涼の束縛が優を動けなくする。優は逃げられない。一生逃げられないのよ、私たちの檻から…。
激しい律動に追い詰められたのだろう、優は高い声を上げて達してしまった。崩れ落ちる彼を涼は、優しく抱きとめる。
なされるがまま抱き合う形で涼に腰を抱かれる。その間、優の中からペニスがなくなったのに、優は物足りなさそうに涼を見上げた。
「涼、涼。しっかり抱いていて…堕ちてしまいそうで、怖い…」
私は愕然とした。こんなに弱々しく、媚びた声で優が涼に助けを求めるなんて思わなかったのだ。
「怖くないよ、優。俺がそばにいる。大丈夫だよ、優。…愛してる」
そしてそれを、当然のように涼が抱きしめた。
私の中で激しい感情が駆け巡る。
共犯者は私と涼だったはず。優という何物にも変えがたい人を、共有することで彼を縛ってしまうはずだったのに。
優と涼が、罪の共犯者として、繋がっているなんて…。
私はこれ以上、見ていられなかった。信じがたい事実に、私は逃げなくてはならなかった。
それでも冷静さは残っていたのだろう。私は一切の物音を立てず、マンションから逃げ出した。
気が付けば、私は勤めている会社へと向かっていた。直帰すると伝えてあったのに、突然戻ってきた私を同僚たちは不審げな顔をする。
いや、それ以上に顔色が酷かったのかもしれない。同期の女の子が、と声をかけてきたのだ。
「どうしたの?」
彼女に心配されるなど、本当に珍しい。それほどまでに私は顔色をなくしていたのだろうか。
なんでもないと素っ気無く答えると、彼女も離れてしまった。私の性格を良く知っている彼女なりの配慮だろう。
私はパソコンを開くと、仕事に取り掛かった。しかし当然ながら、捗るはずもなく…無駄な時間をすごし、いつの間にか人も疎らになっていた。
私はこめかみを手で押さえ、立ち上がった。帰らなくてはならない。私が帰らないと優が心配する。
2時間後、私は再びマンションへと戻った。今度は物音なんて、気にしない。
「おかえり、芙蓉」
愛する優が、朝と同じように私を見つめていた。
「遅いよ、芙蓉さん!育ち盛りの義弟を待たせるなんて、どんな神経してんだよ」
夕食は予定がなければ、できるだけ3人で…家族を司るそのルールが今は、不可思議なものに見えてくる。
彼らは何事もなく、そこにいた。二人がセックスをしていたキッチンで、今2人は笑っている。
私には複雑な感情が交錯する。
捕らえたいと思い、捕らえたのは確かに愛する人だったのに、私は私自身ではどうすることも出来ない感情に囚われてしまっているのだ。
幸福な朝が訪れ、憂鬱な昼が終わり、不安が入り混じる夜を迎える。
私の計算、私の罪、私の打算…それは、彼を愛したばかりに生じてしまった、私の醜い心。
早く朝が訪れ、私の醜さが隠されてしまえばいい…愛する人が綺麗だと褒めてくれる私に早く戻りたい…私は心の底から願った。
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