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お触りは
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今夜もベッドの端にアレクセイを座らせると、アリスティアは椅子を用意して足を組んで座る。
まさに女王様と言った構図なのだが、それが妖艶な美女などではなく、まだ幼さの残る小柄な少女。そのアンバランスなギャップが背徳感を煽る。
可憐な女王様であるアリスティア自身も頬を染め、少し照れが伺える表情が初々しくて可愛らしい。
「まぁ、もうこんな風になっているのですね」
アリスティアに投げかけられる言葉と期待で、既に先走りの汁を零してしまっている。足の先端でなぞられると、屹立が直ぐに硬度を増して更に透明な体液を溢れさせた。
「ストッキングが汚れてしまいましたわ」
見せるように足を上げると、スカートの隙間から白い足が見え、そして腿すら見えそうになる。
「なら……アリスティアも脱げばいいだろう…?」
未だ直接触れて貰っていない。
昨日もストッキング越しの感触のみで果ててしまった。とても気持ちがよかった。
「ぬ、脱いでくれ…」
アレクセイがそう呟くと、聞こえているはずのアリスティアはニコニコと微笑んだきり、反応を返してくれない。足の動きも止まってしまった。早く何とかしてもらわないといけないのに。
「脱いで下さいお願いします!」
アレクセイはかなり切羽詰まっていた。ここまできて放置なんてとんでもない!と言わんばかりに。
「そうですね」
そう言うと、アリスティアも寝台に移動し、二人は寝台の上で向かい合った。女性と二人で寝台に上がるなど、初めてのアレクセイはその事実だけでも興奮してしまう。
アリスティアは夜着のスカートを少し上げてから、ストッキングを脱いでいき、白くて美しい足が徐々に露わになっていく。
細くしなやかな脚の美しさもさる事ながら、小さな指や、桜色の貝殻のような爪も可愛らしくて堪らず目が釘付けとなった。
その脚に触れたくておそるおそる手を伸ばそうとした瞬間、脚を引っ込められてしまった。
「ダメですよ、勝手に御触れになられては」
「何だと、貴女は私の妻だろう?」
「あら、また提案された約束を自ら破るのですか?」
「そ、それは……あ、あぁっ……!!」
アリスティアの言葉になんと反論しようとしたのか、自分でも分からない。
素足で裏筋を撫で上げられ、少し強めに踏まれたかと思ったら、先端を足の指で巧みに擽られ声を上げてしまった。
片方の足で竿を、そしてもう片方で先端を攻められアレクセイは呆気なく果てた。
「お疲れ様でした殿下、足を清めたいと思いますので侍女を呼びますね。お休みなさい」
アリスティアは素早くベルを鳴らして侍女を呼び、「殿下がお部屋に戻られるから、そちらにお茶をご用意して」
そう侍女に命じて、ついでにアレクセイの事も強制的に追い出した。
アリスティアが使う部屋は夫婦の寝室でもある。
(追い出さなくてもいいじゃないか……)
初夜に「閨を共にしない」と言ってしまったアレクセイは、作業のように終わったら直ぐに、部屋から出されてしまった。
呆然と佇むも、この思いをぶつける術はなく、彼は悲しげに私室に戻って行った。
まさに女王様と言った構図なのだが、それが妖艶な美女などではなく、まだ幼さの残る小柄な少女。そのアンバランスなギャップが背徳感を煽る。
可憐な女王様であるアリスティア自身も頬を染め、少し照れが伺える表情が初々しくて可愛らしい。
「まぁ、もうこんな風になっているのですね」
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「ストッキングが汚れてしまいましたわ」
見せるように足を上げると、スカートの隙間から白い足が見え、そして腿すら見えそうになる。
「なら……アリスティアも脱げばいいだろう…?」
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「ぬ、脱いでくれ…」
アレクセイがそう呟くと、聞こえているはずのアリスティアはニコニコと微笑んだきり、反応を返してくれない。足の動きも止まってしまった。早く何とかしてもらわないといけないのに。
「脱いで下さいお願いします!」
アレクセイはかなり切羽詰まっていた。ここまできて放置なんてとんでもない!と言わんばかりに。
「そうですね」
そう言うと、アリスティアも寝台に移動し、二人は寝台の上で向かい合った。女性と二人で寝台に上がるなど、初めてのアレクセイはその事実だけでも興奮してしまう。
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細くしなやかな脚の美しさもさる事ながら、小さな指や、桜色の貝殻のような爪も可愛らしくて堪らず目が釘付けとなった。
その脚に触れたくておそるおそる手を伸ばそうとした瞬間、脚を引っ込められてしまった。
「ダメですよ、勝手に御触れになられては」
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「あら、また提案された約束を自ら破るのですか?」
「そ、それは……あ、あぁっ……!!」
アリスティアの言葉になんと反論しようとしたのか、自分でも分からない。
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片方の足で竿を、そしてもう片方で先端を攻められアレクセイは呆気なく果てた。
「お疲れ様でした殿下、足を清めたいと思いますので侍女を呼びますね。お休みなさい」
アリスティアは素早くベルを鳴らして侍女を呼び、「殿下がお部屋に戻られるから、そちらにお茶をご用意して」
そう侍女に命じて、ついでにアレクセイの事も強制的に追い出した。
アリスティアが使う部屋は夫婦の寝室でもある。
(追い出さなくてもいいじゃないか……)
初夜に「閨を共にしない」と言ってしまったアレクセイは、作業のように終わったら直ぐに、部屋から出されてしまった。
呆然と佇むも、この思いをぶつける術はなく、彼は悲しげに私室に戻って行った。
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