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あとがき
しおりを挟むこの作品は、友人にお題をもらって書いたものです。
『超人バリタチの嫌いな奴に、隠れ俺様が口元についたご飯粒を食べられる』
という、何とも難題なものでした。
一応なるべく暗くなりすぎないように頑張りましたが、どうでしたでしょうか?
こういうのはあまり自分では思いつかないので、大変でしたが書いていて楽しかったです。
できたのを見せた友人からは「王道滅多斬りワロタwww」というお言葉を頂きました。
あの辺は一番楽しんで書いたところなので、何を言っているのか分かって「ぷっ」と少しでも笑ってもらえたなら嬉しいです。
あと、作品ではあまり主人公の立場などが書けなかったので、ここで一応説明しておきます。
主人公は、俺様な(?)な性格を隠して、人当たりの良い、優等生を演じていました。
優秀さは生徒会役員よりも遥かに上なのですが、色々と忙しいのもあって役員になりたくなかった主人公は「生徒会の皆様ほどじゃないけど、頭いいよねー」みたいな認識をされています。
容姿は…まぁ普通? 上の下くらいですかね。十分整っていますが、生徒会や臥龍院がずば抜け過ぎていてあんまり目立たない、みたいな。
それでもモテます。…影で。猿彦は一応それを知ってたり。
まぁそんな感じで、「認知度はあるものの、あんまり目立たない、でもデキる優等生」的な感じです。
駄文、失礼致しました。
ご拝読いただき、ありがとうございます。
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