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紅蓮の炎と青い海
3-2 お風呂と夕飯
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3人で夕方まで遊んで、私達は今夜泊まるセンセが借りた別荘に帰ってきた。いかにも金持ちの別荘って感じでキレイな建物だった。
「楽しかったねーみーちゃん」
「はい! それにちょっとだけ泳げる様になって嬉しいです!」
みーちゃんは満足そうに笑っていた。
「まずはお風呂に入りましょうか」
ハルさんが羽織っていたタオルを取りながら言った。部屋の中にはソファで寝ているセンセがいる。
「寒ッ!!」
部屋の中は冷房がフルで稼働していて夏とは思えないほど冷えていた。
「ちょっとセンセ! 限度があるでしょ!! 私達寒暖差でぶっ壊れるわよ!!」
ピピピ とリモコンを操作して常識的な範囲の温度に設定し直す。
「ん、おかえり」
センセは目が覚めた様でむくりと起き上がる。ふわあーと大きく欠伸をしてソファに座り直した。
「ユイ、夕食はみんなでシャワー浴びてから用意するけどいい?」
ん、とだけ返事をして机の上にあったタバコを手にして玄関へ歩いていく。
外に吸いに行くのだろう。
「みいなちゃん、楽しかった?」
途中ですれ違う時に声を掛ける。
「はい! 連れてきてくれてありがとうございます!」
「そうか、よかった」
そのまま外に出ようとする背中にみーちゃんが声を掛ける。
「あ、あの! 明日は、その、」
「ん?」
「ちょっとだけでいいので! 一緒に海行きませんか!」
センセは少しびっくりした顔をした。
「センセー、みーちゃんが一緒に遊びたいんだってさー! 可愛い子のおねだり無下にしちゃ駄目だよー」
便乗して誘ってみた。センセは仕方ないなと言うような顔で
「まあせっかくだしな、ちょっとだけ行こうかな」
言いながらセンセはタバコを吸いに外へ出ていった。
「よかったねーみーちゃん」
「はい! 明日はみんなで行きましょう!」
「ユイはみいなちゃんに甘いわよね~」
見ていたハルさんが言う。
「ほんとほんと、私にはすっごい塩対応なのに!!」
プンスカッと頬を膨らませる。
「凛々奈ちゃんにも甘いわよ、ユイは」
ハルさんはふふっと笑った。
「そーかなー?」
「そういうのは自分では分かりにくいものなのよ、さ、お風呂入っちゃいましょうか」
「はーい」「はーい」
二人で元気よく返事をして浴室へ向かった。
◆
「ご馳走様ー! やっぱりハルさんの料理は最高だね!」
お風呂で汗と海水を流してタバコから戻って来たセンセとハルさんが作ってくれた料理を堪能した。
「いっつも出前か外食だけどハルさんの
料理が一番だよ~」
お腹をさすりながら凛々奈は幸せそうな顔をしていた。
「うふふ、そう言って貰えると嬉しいわ、それに凛々奈ちゃん美味しそうに食べるから作り甲斐があるわ」
ハルさんは食器を片付けている。
「ハルさん! ご馳走様でした! とってもおいしかったです!」
みーちゃんは満足そうに言って立ち上がり食器を持ってキッチンへ向かう。
「お手伝いします!」
「あらあら、偉いわね~みいなちゃん」
「私はお腹いっぱいで動けな~い」
ポンポンと膨れたお腹を叩きながら言い訳しておいた。
「ハル、ご馳走様、いつもありがとな」
自分の分の食器を持っていってセンセはなんかイケメンな事を言っている。
「うふふ、ユイはいい旦那さんになりそうよね~」
少し顔を赤くしたハルさんが嬉しそうに言った。
「旦那なのか」
センセはよく意味が分かってないような感じだった。天然女誑し、罪な女よ。
「家族旅行ってこんな感じなのかな?」
凛々奈はみんなに聞こえない様に呟いて、微笑みながら楽しそうな姿を見ていた
「楽しかったねーみーちゃん」
「はい! それにちょっとだけ泳げる様になって嬉しいです!」
みーちゃんは満足そうに笑っていた。
「まずはお風呂に入りましょうか」
ハルさんが羽織っていたタオルを取りながら言った。部屋の中にはソファで寝ているセンセがいる。
「寒ッ!!」
部屋の中は冷房がフルで稼働していて夏とは思えないほど冷えていた。
「ちょっとセンセ! 限度があるでしょ!! 私達寒暖差でぶっ壊れるわよ!!」
ピピピ とリモコンを操作して常識的な範囲の温度に設定し直す。
「ん、おかえり」
センセは目が覚めた様でむくりと起き上がる。ふわあーと大きく欠伸をしてソファに座り直した。
「ユイ、夕食はみんなでシャワー浴びてから用意するけどいい?」
ん、とだけ返事をして机の上にあったタバコを手にして玄関へ歩いていく。
外に吸いに行くのだろう。
「みいなちゃん、楽しかった?」
途中ですれ違う時に声を掛ける。
「はい! 連れてきてくれてありがとうございます!」
「そうか、よかった」
そのまま外に出ようとする背中にみーちゃんが声を掛ける。
「あ、あの! 明日は、その、」
「ん?」
「ちょっとだけでいいので! 一緒に海行きませんか!」
センセは少しびっくりした顔をした。
「センセー、みーちゃんが一緒に遊びたいんだってさー! 可愛い子のおねだり無下にしちゃ駄目だよー」
便乗して誘ってみた。センセは仕方ないなと言うような顔で
「まあせっかくだしな、ちょっとだけ行こうかな」
言いながらセンセはタバコを吸いに外へ出ていった。
「よかったねーみーちゃん」
「はい! 明日はみんなで行きましょう!」
「ユイはみいなちゃんに甘いわよね~」
見ていたハルさんが言う。
「ほんとほんと、私にはすっごい塩対応なのに!!」
プンスカッと頬を膨らませる。
「凛々奈ちゃんにも甘いわよ、ユイは」
ハルさんはふふっと笑った。
「そーかなー?」
「そういうのは自分では分かりにくいものなのよ、さ、お風呂入っちゃいましょうか」
「はーい」「はーい」
二人で元気よく返事をして浴室へ向かった。
◆
「ご馳走様ー! やっぱりハルさんの料理は最高だね!」
お風呂で汗と海水を流してタバコから戻って来たセンセとハルさんが作ってくれた料理を堪能した。
「いっつも出前か外食だけどハルさんの
料理が一番だよ~」
お腹をさすりながら凛々奈は幸せそうな顔をしていた。
「うふふ、そう言って貰えると嬉しいわ、それに凛々奈ちゃん美味しそうに食べるから作り甲斐があるわ」
ハルさんは食器を片付けている。
「ハルさん! ご馳走様でした! とってもおいしかったです!」
みーちゃんは満足そうに言って立ち上がり食器を持ってキッチンへ向かう。
「お手伝いします!」
「あらあら、偉いわね~みいなちゃん」
「私はお腹いっぱいで動けな~い」
ポンポンと膨れたお腹を叩きながら言い訳しておいた。
「ハル、ご馳走様、いつもありがとな」
自分の分の食器を持っていってセンセはなんかイケメンな事を言っている。
「うふふ、ユイはいい旦那さんになりそうよね~」
少し顔を赤くしたハルさんが嬉しそうに言った。
「旦那なのか」
センセはよく意味が分かってないような感じだった。天然女誑し、罪な女よ。
「家族旅行ってこんな感じなのかな?」
凛々奈はみんなに聞こえない様に呟いて、微笑みながら楽しそうな姿を見ていた
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