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Special♡Thanks!~嘘だと言って!~
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「私どこのクラスかな~。」
「また皐月と一緒がいいな~。」
皐月と要は二年生のクラス分けの表を眺めていた。
次の一年は四人で一緒のクラスがいいなと名前をさがしていると早速要の名前を見つける。
「要はBクラスだね。あ、雪斗と拓海はDか。」
「離れちゃったね~。」
「う~ん……でも私の名前が見つけられないんだけど…ど~こ~だ~ろ~?」
自分の名前を必死に探す皐月だがやはり見つけられない。
「印刷ミス?」
「何がだ?」
皐月が悩んでいると後ろから拓海が顔を出した。
その行動に驚きながらも自分の名前が見つけれない事を説明すると拓海はニヤニヤと嫌な笑顔を作りながら少し離れた所に掲示されている紙を指さした。
「皐月がそっちに載ってる訳ないだろ?留年してんだから。」
「え?!嘘!!」
「いや~皐月ちゃんおバカさんだとは思っていたけどここまでとはね~。」
雪斗も皐月をバカにしたように笑い何だかクスクスと周りの知らない人達にも笑われている。
「嘘、私ギリギリ進級できるラインにはいたはずだもん!拓海ができて私がダメだなんて事ないもん!!」
皐月は叫びながらハッと目を覚ました。
嫌な汗をビッショリかき目覚めは最悪だ。
「ゆ、夢……」
あまりのリアルさにまだ現実なような気がしてしまう皐月だったが時計をみて自分が寝坊している事に気がつくとバタバタと準備を始める。
「やばいやばいやばい!」
新学期早々に遅刻を回避する為必死に走る皐月だったが校門が見えたところでチャイムが鳴り始める。
全力で走りなんとかギリギリ学校に入り遅刻を免れた皐月を要、拓海、雪斗を含めたクラスメイト達が生暖かい目で見ていた。
FIN
「また皐月と一緒がいいな~。」
皐月と要は二年生のクラス分けの表を眺めていた。
次の一年は四人で一緒のクラスがいいなと名前をさがしていると早速要の名前を見つける。
「要はBクラスだね。あ、雪斗と拓海はDか。」
「離れちゃったね~。」
「う~ん……でも私の名前が見つけられないんだけど…ど~こ~だ~ろ~?」
自分の名前を必死に探す皐月だがやはり見つけられない。
「印刷ミス?」
「何がだ?」
皐月が悩んでいると後ろから拓海が顔を出した。
その行動に驚きながらも自分の名前が見つけれない事を説明すると拓海はニヤニヤと嫌な笑顔を作りながら少し離れた所に掲示されている紙を指さした。
「皐月がそっちに載ってる訳ないだろ?留年してんだから。」
「え?!嘘!!」
「いや~皐月ちゃんおバカさんだとは思っていたけどここまでとはね~。」
雪斗も皐月をバカにしたように笑い何だかクスクスと周りの知らない人達にも笑われている。
「嘘、私ギリギリ進級できるラインにはいたはずだもん!拓海ができて私がダメだなんて事ないもん!!」
皐月は叫びながらハッと目を覚ました。
嫌な汗をビッショリかき目覚めは最悪だ。
「ゆ、夢……」
あまりのリアルさにまだ現実なような気がしてしまう皐月だったが時計をみて自分が寝坊している事に気がつくとバタバタと準備を始める。
「やばいやばいやばい!」
新学期早々に遅刻を回避する為必死に走る皐月だったが校門が見えたところでチャイムが鳴り始める。
全力で走りなんとかギリギリ学校に入り遅刻を免れた皐月を要、拓海、雪斗を含めたクラスメイト達が生暖かい目で見ていた。
FIN
応援ありがとうございます!
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お気に入り登録ありがとうございます((*_ _)
そのお言葉がとても嬉しいです!(>_<)