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暗躍する母親たち(後編)
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母親たちが目を付けたのは花屋の兄妹だった。
カリンとダルはモテるが特に執着心が強い謀が好きな性格の兄妹は良い刺激を与えてくれると確証があった。
「スモモちゃんこんにちわ~。」
「ダルのお母さんこんにちわ。今日は何のお花をお探しですか?」
「実はスモモちゃんに用があって来たんだよ。」
「私?」
「スモモちゃんお菓子作りが得意だろ?
このお酒貰いものなんだけど強すぎて一口で酔っちゃうんだよ。
何かお菓子に使えないかと思ってねぇ。」
「なるほど!ちょっと考えてみますね。」
ダリはお酒をスモモに渡すとその場を退散した。
次にマリンが店の前に【恋のおまじない】という本を落とした。
本の中にはお菓子に纏わるまじないが複数のってみないており、スモモなら必ずくいつくとわざと落としたのだ。
思惑通り、スモモは本を見つけるとそのまま拾い、持ち主も探さずに家に戻った。
下準備を終えた母親たちはニヤリと笑い、 Xデーを待った。
そしてスモモがダルに菓子を渡した日、母親たちはずっと見守っていた。
スモモがダルに菓子を渡したところ、カリンがダルの部屋に乗り込んだところ、会話もバッチリきいていた。
その為、カリンが出ていった時に即対応する事ができたのだ。
「こんなに上手くいくとは思わなかったねぇ。」
「スモモちゃんが良い仕事してくれたわ~。」
ニコニコの母親たちに対して一人小さくなりきのこを生やすカーネルをキールが慰めた。
「この鍵は頑張ったカリンちゃんの為に用意したものだよ。
骨董屋の二件先の緑色の屋根がそうだから見といで。」
カリンとダルは言われるまま新居に向かった。
外見は壁紙青みがかり屋根が緑色となかなか個性的な感じではあったが、中に入るとドールハウスのように可愛らしい内装になっていた。
「凄く可愛い~。」
「これは……カリンが好きそうだな。」
「フフッおば様達には感謝しなきゃ。
ねぇ……ダル、私をダルのものにして欲しいな。」
「そ、そういうのは結婚してからだな…。」
「両親の許可があって住む場所まで用意されてるんだからもう結婚してるのと変わらないよ。」
「それは…ま、まだ日も高い。」
「ダル!今がいい。」
カリンの推しの強さにダルは根負けした。
一度大きなため息をつき、カリンの肩に手をまわした。
せめてベッドに行こうとカリンと寝室のドアを開けた。
カリンとダルはモテるが特に執着心が強い謀が好きな性格の兄妹は良い刺激を与えてくれると確証があった。
「スモモちゃんこんにちわ~。」
「ダルのお母さんこんにちわ。今日は何のお花をお探しですか?」
「実はスモモちゃんに用があって来たんだよ。」
「私?」
「スモモちゃんお菓子作りが得意だろ?
このお酒貰いものなんだけど強すぎて一口で酔っちゃうんだよ。
何かお菓子に使えないかと思ってねぇ。」
「なるほど!ちょっと考えてみますね。」
ダリはお酒をスモモに渡すとその場を退散した。
次にマリンが店の前に【恋のおまじない】という本を落とした。
本の中にはお菓子に纏わるまじないが複数のってみないており、スモモなら必ずくいつくとわざと落としたのだ。
思惑通り、スモモは本を見つけるとそのまま拾い、持ち主も探さずに家に戻った。
下準備を終えた母親たちはニヤリと笑い、 Xデーを待った。
そしてスモモがダルに菓子を渡した日、母親たちはずっと見守っていた。
スモモがダルに菓子を渡したところ、カリンがダルの部屋に乗り込んだところ、会話もバッチリきいていた。
その為、カリンが出ていった時に即対応する事ができたのだ。
「こんなに上手くいくとは思わなかったねぇ。」
「スモモちゃんが良い仕事してくれたわ~。」
ニコニコの母親たちに対して一人小さくなりきのこを生やすカーネルをキールが慰めた。
「この鍵は頑張ったカリンちゃんの為に用意したものだよ。
骨董屋の二件先の緑色の屋根がそうだから見といで。」
カリンとダルは言われるまま新居に向かった。
外見は壁紙青みがかり屋根が緑色となかなか個性的な感じではあったが、中に入るとドールハウスのように可愛らしい内装になっていた。
「凄く可愛い~。」
「これは……カリンが好きそうだな。」
「フフッおば様達には感謝しなきゃ。
ねぇ……ダル、私をダルのものにして欲しいな。」
「そ、そういうのは結婚してからだな…。」
「両親の許可があって住む場所まで用意されてるんだからもう結婚してるのと変わらないよ。」
「それは…ま、まだ日も高い。」
「ダル!今がいい。」
カリンの推しの強さにダルは根負けした。
一度大きなため息をつき、カリンの肩に手をまわした。
せめてベッドに行こうとカリンと寝室のドアを開けた。
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