親友に裏切られ聖女の立場を乗っ取られたけど、私はただの聖女じゃないらしい

孤児院で暮らすニーナは、聖女が触れると光る、という聖女判定の石を光らせてしまった。
新しい聖女を捜しに来ていた捜索隊に報告しようとするが、同じ孤児院で姉妹同然に育った、親友イルザに聖女の立場を乗っ取られてしまう。

「私こそが聖女なの。惨めな孤児院生活とはおさらばして、私はお城で良い生活を送るのよ」

イルザは悪びれず私に言い放った。
でも私、どうやらただの聖女じゃないらしいよ?


※こちらの作品は『小説家になろう』にも投稿しています
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