【完】悪役令嬢の私は断罪されるようですが返り討ちにしてさしあげますわ

伯爵令嬢で第一王子ベネデットの婚約者であるアドリアは、学園の卒業パーティーで婚約破棄と国外追放を宣言される。

「アドリア・ドナーティ!貴様との婚約は破棄!更に国外追放とする‼︎」
「……まあ」

なんでも、ベネデットが懇意にしている男爵令嬢ロジータを虐めたかららしい。
衆人環視の中、身に覚えの無い罪で断罪され矜持を傷つけられたアドリアは笑みを浮かべる。

「……わかりましたわ、身を引きましょう。ですが、少々お時間をくださいな」


※こちらの作品は『小説家になろう』でも投稿しています
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