59 / 61
弐章 最初のイベント
無双の剣士
しおりを挟む
「えっ…」
「さて行くぞ—エネルギーボール ドラゴンアロー」
何故か全員が全員呆気に取られているので範囲攻撃を量産し双銃で殺戮の弾丸を降り注がせる。その間にも接近しその距離が10mになった瞬間に装備を双剣に切り替える。
「辰之祝福 子之祝福」
その上で祝福を施し自由自在に双剣を駆る。
「付加STR VIT AGI WIS」
そしてバフを上乗せして一気に攻め立てる。20人くらいを瞬殺したところで全員の意識が戻り始めて僕を囲いように方陣を展開してその上でエージを撃破しようとする。
「面倒だな…」
ぼそりと呟き双剣から大剣へと装備を変更する。ソレを無造作に振るうだけでも盾プレイヤーは回避盾であろうと問答無用でスクラップにする。それにレベルを30に固定しその現実世界での戦いが起爆剤となったのか身体を十全に動かせるし思考ぴったりになり何より視界が程良い。速度重視のプレイヤーを捉えている以上そこまで僕にダメージを与えられる攻撃が見えない。向こうにはフレンドリーフャイヤもないはずだが範囲攻撃もない。
「関係ないか。もっかい創始海」
今度は天閉門を併用することで大瀑布の如き威力を叩き出す。
「さてエネルギーエッジ」
大剣に無属性を宿して一気に吹き飛ばす。ただ数回の全方位攻撃で刃こぼれを起こしたので最後は密集していた方向に投擲して奥にいた弓使いを倒す。その上で装備を双剣に戻して矢弾を打ち落としすぐそばに来た格闘家を蹴撃で吹き飛ばし首をハサミの要領で双剣でチョンパする。
「遅いな」
右手の剣で大楯使いを叩き潰し槍の間合いでの攻めを防具の合間から僅かに覗く首元に差し込み切り落とす。ただいかせん数が多すぎる。優に2万人は虐殺したがそれでもまだ終わらない。一体何人いるんだが。こっちも切れ味が落ちてきたしな。こう言った場面にあまり遭遇しないからか切れ味を上げるタイプの異能はほぼないし【崩刃】はただ単に刃をバラして手数にするだけだし。いやココは切る事に集中する意味がないな。そう考え今度取り出す得物は六角棍。細身だがぎっしりと重く丈夫だ。性能は3種の状態異常やマイナスステータスのせいでめちゃ悪いが今の状態なら充分なほどだ。
「さてと天埜流武術侮辱した罪死んで詫びろ」
【戦鬼】発動及び
「瞬間付呪終焉焔創始海天閉門」
その先の世界へ。超えて届かせてやる。
「望むは不壊」
それに呼応するように体全身が灼ける感覚に陥る。ナニカが全身を駆け回り破滅へと誘う。
「一戒爆砕」
その棍をフルスイングして僕自身もその莫大な暴力に破傷した。
「さて行くぞ—エネルギーボール ドラゴンアロー」
何故か全員が全員呆気に取られているので範囲攻撃を量産し双銃で殺戮の弾丸を降り注がせる。その間にも接近しその距離が10mになった瞬間に装備を双剣に切り替える。
「辰之祝福 子之祝福」
その上で祝福を施し自由自在に双剣を駆る。
「付加STR VIT AGI WIS」
そしてバフを上乗せして一気に攻め立てる。20人くらいを瞬殺したところで全員の意識が戻り始めて僕を囲いように方陣を展開してその上でエージを撃破しようとする。
「面倒だな…」
ぼそりと呟き双剣から大剣へと装備を変更する。ソレを無造作に振るうだけでも盾プレイヤーは回避盾であろうと問答無用でスクラップにする。それにレベルを30に固定しその現実世界での戦いが起爆剤となったのか身体を十全に動かせるし思考ぴったりになり何より視界が程良い。速度重視のプレイヤーを捉えている以上そこまで僕にダメージを与えられる攻撃が見えない。向こうにはフレンドリーフャイヤもないはずだが範囲攻撃もない。
「関係ないか。もっかい創始海」
今度は天閉門を併用することで大瀑布の如き威力を叩き出す。
「さてエネルギーエッジ」
大剣に無属性を宿して一気に吹き飛ばす。ただ数回の全方位攻撃で刃こぼれを起こしたので最後は密集していた方向に投擲して奥にいた弓使いを倒す。その上で装備を双剣に戻して矢弾を打ち落としすぐそばに来た格闘家を蹴撃で吹き飛ばし首をハサミの要領で双剣でチョンパする。
「遅いな」
右手の剣で大楯使いを叩き潰し槍の間合いでの攻めを防具の合間から僅かに覗く首元に差し込み切り落とす。ただいかせん数が多すぎる。優に2万人は虐殺したがそれでもまだ終わらない。一体何人いるんだが。こっちも切れ味が落ちてきたしな。こう言った場面にあまり遭遇しないからか切れ味を上げるタイプの異能はほぼないし【崩刃】はただ単に刃をバラして手数にするだけだし。いやココは切る事に集中する意味がないな。そう考え今度取り出す得物は六角棍。細身だがぎっしりと重く丈夫だ。性能は3種の状態異常やマイナスステータスのせいでめちゃ悪いが今の状態なら充分なほどだ。
「さてと天埜流武術侮辱した罪死んで詫びろ」
【戦鬼】発動及び
「瞬間付呪終焉焔創始海天閉門」
その先の世界へ。超えて届かせてやる。
「望むは不壊」
それに呼応するように体全身が灼ける感覚に陥る。ナニカが全身を駆け回り破滅へと誘う。
「一戒爆砕」
その棍をフルスイングして僕自身もその莫大な暴力に破傷した。
0
お気に入りに追加
135
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
戦国時代の武士、VRゲームで食堂を開く
オイシイオコメ
SF
奇跡の保存状態で頭部だけが発見された戦国時代の武士、虎一郎は最新の技術でデータで復元され、VRゲームの世界に甦った。
しかし甦った虎一郎は何をして良いのか分からず、ゲーム会社の会長から「畑でも耕してみたら」と、おすすめされ畑を耕すことに。
農業、食堂、バトルのVRMMOコメディ!
※この小説はサラッと読めるように名前にルビを多めに振ってあります。

八百長試合を引き受けていたが、もう必要ないと言われたので圧勝させてもらいます
海夏世もみじ
ファンタジー
月一に開催されるリーヴェ王国最強決定大会。そこに毎回登場するアッシュという少年は、金をもらう代わりに対戦相手にわざと負けるという、いわゆる「八百長試合」をしていた。
だが次の大会が目前となったある日、もうお前は必要ないと言われてしまう。八百長が必要ないなら本気を出してもいい。
彼は手加減をやめ、“本当の力”を解放する。

World of Fantasia
神代 コウ
ファンタジー
ゲームでファンタジーをするのではなく、人がファンタジーできる世界、それがWorld of Fantasia(ワールド オブ ファンタジア)通称WoF。
世界のアクティブユーザー数が3000万人を超える人気VR MMO RPG。
圧倒的な自由度と多彩なクラス、そして成長し続けるNPC達のAI技術。
そこにはまるでファンタジーの世界で、新たな人生を送っているかのような感覚にすらなる魅力がある。
現実の世界で迷い・躓き・無駄な時間を過ごしてきた慎(しん)はゲーム中、あるバグに遭遇し気絶してしまう。彼はゲームの世界と現実の世界を行き来できるようになっていた。
2つの世界を行き来できる人物を狙う者。現実の世界に現れるゲームのモンスター。
世界的人気作WoFに起きている問題を探る、ユーザー達のファンタジア、ここに開演。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる