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新しい世界
三人で…!?
しおりを挟む「おそ…あれ、直人も一緒?」
「ああ、そこで出会ったからついてきた」
「はは…」
圭の部屋を訪れると、すぐ部屋に迎え入れてくれた。
直人には圭のモノを抜きに来ました~なんてもちろん言ってないので、俺は変な笑みを浮かべてしまった。と言うか身体の関係バレてないよね?
とりあえず俺は何か別の話題をふる事にした。
「あー、あ!そうだ。今日はテレビで映画やってるし、三人で見る?」
「は?何言ってんの雪…」
いや、そんな怒らないでくれ。
低い声を出されて俺の肩はぴくりと跳ねた。
直人が一緒に来たのは不可抗力と言うかなんというか…。
部屋に入るよう腕を引っ張られ、圭の顔が近くなる。
「直人が一緒に来たって事は三人やりたいって事でしょ?雪早く服脱いで」
「え゛??????」
さ、三人で…やる???????
三にん…三人…3P…って事ですか!!!!????
いや、さすがに俺も3Pとか経験ないんですけど?
思わず後ずさると、ドンと直人にぶつかる。
身長差があるから上から顔を覗かれて、こうなる事が分かってついてきたようにニコニコと笑顔で見つめ返された。
(直人の表情考えが読めなくて怖い…。どこまで知っているんだ……)
「はーい、じゃあそういう事でベッド行こうねー雪ちゃん」
「ま、待って!俺したことないから!無理!!MURI ッ!!」
「大丈夫大丈夫、俺たち慣れてるから」
慣れてるってなに!?俺は慣れてないから全然大丈夫じゃないんですけど!?
俺の抵抗なんてなかったかのように圭のベッドに放り込まれた。
「うぅ…」
広い低反発のベッドは俺を軽々と受け止める。
圭と直人もベッドに座ると、その体重を受け止めてギシリと音がなった。
俺の背中側に直人が回って、俺に向かい合うように圭が座る。俺がもたもたしているとさっさとズボンとパンツを脱がされた。
(一人だけ裸ってなんか恥ずかしくない?)
そんな考えも他所に直人に顔を上に向かせさせられ口を奪われる。足を開かされ、ローションが塗られ圭は俺の後孔をほぐして準備を始めた。
「ッ、んんっ…はぁ…ぁっ」
二人同時に相手をしたことがなく、俺の頭はパニック状態だ。手のやり場に困ってとりあえずシーツをしっかり掴むことしか出来なかった。
「本当はさー、貴族とか専門に相手している娼婦さん呼べるんだよねー。普通の人とは違って後腐れないからいいんだけど…。やっぱ作業感ってつまらないよね。その点雪ちゃんはとっても楽しませてくれる反応してるっていうか~」
「んんっ、ふ……」
後孔からぐちゅぐちゅと音をたて、口からはくちゅくちゅと唾液の絡む音が零れる。
おしゃべりな圭はつらつらと一人で喋っているが、俺は上も下も迫られていて、それどころではなかった。
(うう、直人のキスめちゃくちゃ上手い…)
もともとキスに弱い俺だが、直人の舌使いに翻弄されっぱなしだった。
それに圭が俺の好きな所を弄ってくるし、余裕そうにおしゃべりしているのがなんか腹立たしい。
必死な俺をよそに、準備が整うと入れるよ~と軽く言い放って、すぐに圭の熱棒が挿入される。
「はっ──ンッッ!!!」
圭の熱棒はズプズプと遠慮なく侵入ってきた。
そ、そんな急性に入れるんじゃない!
入口が少しピリピリしたが、切れては無さそうだ。文句を言いたくて足で蹴ってやろうと思ったらそれも叶わず、足を押さえられる。
今日の試合で確かに昂ったのかもしれないが、俺もそれどころではなかった。
挿入に合わせて呼吸したいのに、直人に舌を絡まされて吸われて脳が痺れる。
むかつくけど、圭は俺の好きな場所を知っていて、容赦なく前立腺を突き立てると俺の身体はあっけなく圭の従順となった。
身体はすぐに快楽に溺れて痙攣し始める。熱棒が奥まで届くと、圭の精子を欲しがってぎゅうぎゅうと締め付けた。
「くっ…」
「────ッ!!」
溜まっていたのか大量の精が俺の中に注ぎ込まれる。奥に叩きこまれた衝撃で俺の身体はのけ反りながら身体を震わした。まさかこんなに早く中イキしてしまうとは。
「やば、すぐにイっちゃった…雪ちゃん今日は直人にいっぱいキスされて身体敏感になってるね」
それは自分でも自覚するほど今日は与えられる感覚すべてが気持ちよく感じた。乱暴にされているのに身体は蕩けた様に圭のモノを喜んでいた。
「はぁ…ッん…」
直人からもようやく口が解放されて、ようやく酸素が身体に取り込まれた。
「雪の唾液甘い…」
舌なめずりをする直人と目が合って、ぞくりと腰が重くなった。
ようやく口が解放されたかと思ったが、圭がまた固さを取り戻した熱棒を与えてきて口はすぐに喘ぎ声をこぼした。
「あっ、け、いッ…まって…あぁっ…!」
ばちゅばちゅと音が激しさを増す。
達した中は敏感になっていて与えられる 刺激が全て気持ちよく変換される。
「ンッ、それはっ、ムリ…」
二回目だと言うのに圭に余裕ない返事をされて、お互いまた直ぐにイきそうになっているのがわかった。まだ圭に流されないよう必死に手に力を入れてシーツの波を作る。
必死に耐えていたのに直人の長い手が伸びて、俺の性器を掴んだのが分かった。
とろとろと蜜を溢していたものを直人の手でのばされるようにぐじゅぐじゅと音をたてながら扱かれる。
「ッ!?なおと!ダメッ、それ───ぁああああっ」
後からの刺激だけでもイきそうになるのを必死に我慢していたのに前からの刺激にまた頭の中が弾けた。
「はぁ…ゆきちゃんだすね…」
「───ッ──、ハッ──ひぁっ……………」
どくどくどくっと熱い熱を身体の奥で感じた。
喉が引き攣る程の衝撃で一瞬意識が飛んだのが分かった。
「雪…今日色っぽいね…」
「雪いい表情…」
「んっ…」
二人にそう言われたが、よく分からなくて曖昧に返事を返す。
圭にちゅと口にキスされると、ずるずると俺の中から肉棒が抜かれた。
二回分の精が俺の後孔から零れだす。
ああ、今日ゴム付けずにやってしまった…。
後でと文句を言わなければ。と、虚ろな意識のなか思った。
ぐったりとした身体は、二人によって今度向きを変えられる。
「雪ちゃんもうちょっと頑張ってね」
「っぁ……う、ん…」
そうなのだ、これは三人でセックスしているのだ。まだ圭じゃなく、直人のも受け入れないといけない。
直人と向き合って、足が開かれると、直人の立派な性器が目に入る。そのサイズを見て俺は身体が恐怖で震えた。
(裂ける………!!!!)
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