鉄子(鉄道好きな女子)の眼鏡魔王と付き合っています

キハ

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39話 炊事体験(キャンプ場)

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行きのバスは魔王と時雨、弥生と八重、水島、ノンナは友人。

「僕は車酔いするかもしれないから乗り物酔いの薬を飲みました」

「経験がいきたな」

魔王はバックに結界を出して、エチケット袋を出す。

「これは十数年前に381系振り子電車で隣の客が気分を悪くなり、慌ててエチケット袋を数枚持ったけど出番がなかった時雨にあげる」

「ありがとう何があっても大丈夫です」

「どういたしまして」

弥生は八重にスマホを見せた。
見合いの内容を聞いてええか? 。
八重はスマホに見合いで固まる趣味を聞かれて戦う事を言って、しまった変な空気になっていたが魔王と戦いの話を聞いてやさしく接していて魔王は見合いのために使っていい。

「ええ彼氏じゃ」

「頼子と水島の付き合いも素敵」

炊事体験(キャンプ場)

魔王、華、ノンナ、八重が料理したら見ている人が多い。(男女問わず)
人間に料理を見せるのは何百年ぶり楽しみ。
待女の頃、殿(宇喜多秀家)と豪姫に料理を作っていたら多くの待女が見ていた、何百年経っても変わらない毒味役も美味しいと言ったのよ。
戦(いくさ)に連れて行きたいが色々あって無理だ豪姫を頼む、それを話したら水島は喜んでくれた。

「みんな待ってね」

「彼氏に料理を作りたい」

「張り切っちゃう」(ロシア語と日本語)

ボルシチは喜ぶ。

「夕食はカレーにして彼氏と八重神社のみんなで食べよう」

人間を引きつける力があるみたい、小袖を着て魔法少女のまねして児戯(子供の遊び)にしちゃうぞ(魔王から使っていい)主人は喜んでくれたこれは使える、人間の前で魔法少女(巫女、小袖を着る)のまねを見せたら参拝客と信仰が増えるかもしれない。
それを弥生と時雨は見ている。

「正月とよう似とるじゃねえか! 」

「僕は見れてうれしい」

「ホワイトデーで華が言ったまただよ」

弥生と時雨の野菜を水島が持って来た。

「ありがとうな」

「行ってもいい? 」

「後やるからええんよ」

時雨は喜んで魔王の所に向かった。

「俺は魔王の足手まといになるからいます」

「ええやつじゃ」

水島は遠くから見ていた、幸せを感じてしまう。
ノンナのボルシチはすぐになくなる。

「なくなってよかった」(ロシア語と日本語)

「国際交流が出来てうれしい」

魔王、華、弥生、時雨、ノンナ、水島は友人と食べる。
魔王の恋愛を隠すつもりないから水島と食べよう。

「水島、頼子と一緒に食べない? 」(カレーは少ない)

「外で頼子の作ったカレーを食べる贅沢な時間」

魔王はうれしくなる。

「一番美味しい」

「ほめてつかわしちゃうぞ」

魔王、水島、水島の友人と乗り鉄の話で盛り上がっている弥生がみんなに言った。

「バスの時間がきょーる(来ている)はよしねーや(早くしなさい)」

岡山弁は面白い、これを魔王が使いたいけど誤解を受けるからやめよう。
帰りのバスも魔王と時雨。

「車酔いなくてうれしいエチケット袋は宝物にして頼子のカレーは美味しいです」

「ほめてしんぜよう」

「有難き幸せ」

年寄りに合わせてくれる魔王の親友に相応しい。
帰りのピーポー(地元の呼び名)車内、魔王と水島。

「今日は別行動が多く見える年のせいかな是非のない(仕方がない)」

「いつもいるのでたまには時雨に譲って本当は手伝いたいけど足手まといになる」

「謙虚な水島も好き」

大魔王とおばあさん魔王に対して謙虚な魔王、親しみを覚えてしまう。
身内と部下で炊事体験しよう面白いから。
炊事体験が無事に終わり魔王と水島は喜んでいる。
魔王はスマホを水島に見せた。
魔王の喜びは水島の喜び水島の喜びは魔王の喜び。

「頼子の言う通り」

水島と付き合うと戦いは魔王の嗜み本分より楽しい。
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