鉄子(鉄道好きな女子)の眼鏡魔王と付き合っています

キハ

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35話 魔王は裏世界の魔王に会う

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学校へ行く気動車で頼子はおじいさんに席を譲り立っている。
水島は見てなんてやさしい魔王。
2人で歩きながら水島はおじいさんに席を譲る魔王をほめていた。

「何百年たっても人間からほめられるのはいいわね」

「水島のやさしさが心地よくまねをしたから」

やさしい人間になっている。

「やさしい頼子が好き」

「ほめてつかわしちゃうぞ」

学校の帰り頼子、華、水島、弥生、時雨、ノンナはバッティングセンターへ行く。
魔王が打席に立ち2回空振り。

「あれおかしいなあ? 」

頑張って三振しても笑わない彼氏として魔王を励ましたい。

「水島よ、か弱い魔王どうかしら? 」

「人間の彼女になるとか弱いわよ」

「かわいい」

たまには魔王らしくしよう。

「ほめてつかわす」

「有難き幸せ」

「か弱い魔王じゃな」

「素敵な魔王です」

時雨は試しに魔王の部下の気持ちになってみる。

「ほめてしんぜよう」

「ありがたき幸せにございまする」

うれしい魔王の部下になった気分、僕が魔族なら部下にしてもらいたい。

「人間も似合っています」

魔王はホームラン宣言のポーズをした。

「魔王の児戯(子供の遊び)を見せてしんぜよう」

「この女出来る何! ホームラン宣言だと頼子が話したアニメのまねをしちゃた」

「あのアニメいいでしょ水島に教えてもらったの名前が親しみがあって」

「役に立ってよかったかっこいい魔王のホームラン宣言」

バットを剣にして竜神の顔に合わせたら倒す仕草じゃない何回も見たけど。

「かっこええが」

「似合います」

僕はまねしたいけどはずかしい。

「かっこいい」(ロシア語と日本語)

ホームランを打つ。

励ます事が出来なかったけど、魔王のかっこいいホームランが見れてうれしい。

「ホームラン女魔王、頼子から聞いたアニメにつけ加えてたわ」

「誰がホームラン女魔王だアニメの一部を付け加えた華、センスがいい事」

「どういたしまして魔族たらし、戦いは魔王の嗜み本分、魔王の喜びは水島の喜び水島の喜び魔王の喜び、には負けてしまう」

「うれしい話をして何百年もつれ(友人)が分かる」

水島は久しぶりにあのアニメを見たくなった。

「何回見てもいい」

「よう打てるが」

こげんな事よう出来ん、わや(無茶苦茶)じゃねえか。

「あこがれます」

「私は出来るかもしれない」

「魔王の力をもってすればあのファミコン野球ゲームみたいにバントでもホームランになるから」

今は出来ないけど魔界で見せてあげる。

「か弱い人間の彼女になって楽しい、これはしたり(失敗をやってしまった)ではない」

「頼子は魔王の力をみんなに見せるのが好きね」

許嫁と行こうかしら。

「ネットで動画を見たらすごい」

「せえが魔王の力なんじゃ」

「僕は見たい」

「日本のゲームは面白いわね」

魔王城執務室
水島がいて魔王は別室で着替えて机の上に魔王が好きな鉄道模型の一部、583系交直両用特急形寝台電車、14系座席客車、キハ30系通勤形気動車、0系、100系新幹線がある。
魔王が箱の引き出し開けていいと言ったので開けると、硬券(厚紙の切符)乗車券があり裏の番号を見る、9999、0000、0001があった。
アルバムも魔王が見て欲しいと箱の引き出しを閉め見たら、コンテナ製造番号777のスマホからの写真と券売機往復切符番号、9999、0000、0001、0002がある。
アルバムを見るのをやめてしばらくすると戦国時代姫で眼鏡をかけて黒目の魔王が来た。

「水島が似合っていると言ったから着てみたの」

「美しい」

「ほめてつかわしちゃうぞ」

「箱とアルバムを見てくれた? 」

見た感想を知りたいわ。

「硬券乗車券番号、9999、0000、0001と券売機往復切符番号、9999、0000、0001、0002とコンテナ製造番号777の写真を大事にしてうれしい」

「魔王の宝物水島は大事にする」

「お願いします大事にして下さい」

魔王は水島の気持ちにうれしくなる。

「箱とアルバムを2人の思い出でいっぱいにしようね」

人間の彼女になっている。

「魔王の願い水島と社交ダンスを聞いてありがとう」

「どういたしまして」

「魔王の願い何でも聞きます」

また言ってくれたわ。

「殿(宇喜多秀家)と能を舞いたかったけど無理だった」

水島は不安になっている魔王から社交ダンスを聞いたけど不器用だから。

「大丈夫、アイススケートと同じ魔王に身を委ねればいいのよ」

王座
2人の準備が終わると音楽流れ魔王と水島は上手に社交ダンスをして、魔王の背中に水島の手が当たった。

「魔王の背中に俺の手が当たっているけど? 」

水島は不安になってしまう。

「いいのよ水島のやさしさに包まれたいから」

2人は楽しく社交ダンスをしている。

「幸せ」

「俺も」

この幸せが永遠に続いてしまう魔王になって本当によかった。
社交ダンスが終わり。

「魔王と水島は健全な付き合いだから水島帰ろう」

「はい」

魔王としてあれを言ってみよう。

「魔王の喜びは水島の喜び水島の喜びは魔王の喜び」

「そうです」

「まねしてもいい? 」

「水島の喜びは魔王の喜び魔王の喜びは水島の喜び」

逆にしたどうかな。

「いいわよ逆にしてもお互いの気持ちが同じで」

うれしくなり水島は帰った。

魔王、のぞみ、吉乃、婿殿、幸は食事をする。(洋食)

「水島と社交ダンスは楽しい」

「姉さんの話を聞いて楽しそう」

私も種族に関係なく見合いして上手くいったら社交ダンスをしたい。

「主人と社交ダンスは楽しいまたしたいです」

「私と吉乃に社交ダンスを教えて頂いてありがとうございます、おかげで楽しく社交ダンスができました」

「大きくなったら好きな相手と社交ダンスをしたい夢の一つです」

「幸の願いを聞いてあげる」

幸は感謝していた。
今度はみんなの前で水島と社交ダンスをするわよ。

王座
魔王は時刻表、貨物の時刻表、鉄道雑誌を見ていた。
エムアールテイ(和風メイド)を呼んで電報を頼む。

「電報ですか? 」

「たまには電話よりいいでしょ」

「そうですね」

魔王はやさしく話を聞いてくれるずっと仕えたい。

裏世界魔王
王座でコーヒーを飲み終わり。

「何かいい事ないわね」

部下が電報を持って来た。

「表世界の魔王から電報です」

最近電話が多いのに珍しい。
電報を読み内容は久しぶりに児戯(子供の遊び)しない魔王の会議に行こう。
部下に電報を見せて。

「表の魔王に児戯しに行くわ」

「面白い表の魔王はこうでないと」

翌日王座

「裏世界の魔王来たかな」

魔王は鉄電(鉄道電話)のレバーを下に回して押すを1回リンと鳴りレバーを4周回すと玄関につながる。
部下のエムアールテイから。

「先ほど電話があり魔王城から出たそうです」

「久しぶりの再会だからクッキーを作ってみたのエムアールテイもある」

「クッキーありがとうございます」

魔王は水島にクッキーを作って余ったからもらったら美味しく隠し味は水島の愛情うらやましい。
王座にジリリーと鳴り立ってレバーを4周回しレバーを離して鉄電に出る。

「はい魔王」

エムアールテイから。

「裏世界の魔王が客間にいます」

「分かったすぐ行く」

客間に行くと裏世界の魔王(十六夜千恵583才茶髪ロング白カッターシャツに茶色ロングスカート)がいる。

「頼子が作ったクッキーは美味しい」

「お土産にクッキーを作ったわよ」

「ありがとう」

「どういたしまして」

竜神、人間世界の支配に興味がなく表世界の魔界支配を考えて、過去に表と裏の世界を取り合って戦いをしていたが竜神、人間と仲良くする道を選んだ後に仲良くしている。

「悪いわね吉乃の結婚式に行けなくて異世界の魔王がちょかいを出して」

「魔王の宿命だから」

「あれから異世界の魔王は来たの? 」

「来ない」

表世界の魔王はどうするのかしら。

「面白そう魔王の児戯に相応しい戦いは魔王の嗜み本分だから来たら教えてくれる」

「分かったわ」

魔王は千恵に彼氏人間水島を楽しく話している。(特に14センチ)

「頼子やさしい人間に出会えてよかったわね魔族はやさしくされるのが好きだから」

「殿を思い出しちゃう」

私にも関ケ原の小早川秀行の裏切りをぼやいていて人間の心は分からない。

「殿の事があるから愛してやまない水島に何かしたでしょ? 」

「もちろん水島の魂は永遠に魔王の物よ」

「水島の意思で」

「殿の二の舞いは絶対に阻止するあらゆる手を使っても」

その辺は抜かりないわね。

「人間を敵視していたのにここまで変わるなんて殿と水島のやさしさがそうされる」

「恋愛は快速よ特急は水島が疲れるから」

「鉄子の眼鏡魔王らしい」

千恵はうらやましい今だにもてないから。

「魔王の見合いはどうかしら? 神族の見合いをしてみる」

「神族! 」

「闇と光が合わさって最強に見え大魔王以外怖くないから」

「考えておく」

敵だった神矢八重の見合いを成功し結婚までこぎつける人間の世界なら仲人じゃない。

「大魔王の見合いは? 」

「それも考えておく」

「見合い相手が魔王になれるかもしれない」

頼子は失敗話をネタにするから大魔王とおばあさん魔王に好かれる私は無理だ。
知り合いの魔王から聞いたら大魔王とおばあさん魔王に対して謙虚な魔王が分かる。
大魔王が言っているここで人間の恋人が出来る運命だと私は言えない。

回想
裏魔王城王座
部下が手紙を持って来て魔王は読んでいる。(差出人は表世界魔王の十六夜頼子)

「どうしますか? 」

「面白い受けて立つやめたら他の魔王から笑われてしまう」

「罠だったら加勢します」

少しは役に立つかもしれない。

「知り合いの魔王から宿敵だった竜神と仲良くしているらしい罠はないはずだ」

「安心しました」

「魔族たらしの魔王だからこちらも魔族たらしをしよう」

客間

「剣は? 」

「結界に隠している」

「私も同じ魔族たらしをしたけど」

「うれしいわまねをしてくれて友人になれそう」

敵でお互いの世界を支配する考えやめ過去の事は水に流して友人になった。

「久しぶりに戦わない戦いは魔王の嗜み本分でしょう」

「もちろん戦うわよ」

王座で戦う魔法と剣。

「頼子は変わらない人間の恋人が出来たから弱くなっていたと思った」

「千恵それはない弱い腑抜けの魔王になりたくない」

魔王達を倒した勇者と仲間は化け物だ、頼子は大事な場面で魔王の感が働く私の欲しいわよ。

客間でお茶を飲む。

「倒してくれてありがとうおかげで竜神、人間と仲良くする事が出来ましたすごい、初代巫女勇者の墓参りに行くなんて」

「禍を転じて福と為すね」

「仲良くする道を選んだ理由が復讐とほとんど倒さるから発想を変えたら面白そう頼子らしい」

私はどうなるかな。

「戦いの後はお茶が美味しい」

「そうね何百年前の戦いを思い出していた」

「戦いより楽しい事を見つけた人間の水島と付き合う」

人間の彼女になっている。

「人間と付き合うとそうなるのかしら? 」

「千恵もなるわよ」

「人間と付き合ってみようかな」

王座で千恵が頼子を着替えるのを待っている魔王会議に行くために。
代表して表世界魔王が行くけどたまには行かないといけない。
戦国時代姫の衣装を着て頼子が来た。

「この衣装は」

「水島と付き合っているから殿を思い出し着てみたの」

似合っていて千恵は気になっていた前に殿の事を多く話していた。

「殿を多く話して水島はどうなの? 」

「つい話すぎて落ち込んだからなだめた」

「魔王が人間をなだめる! 」

昔の魔王なら絶対に考えられない。

「殿に近ずきたいなんて謙虚でけなげな水島が大好きなだめるのはいいわよ」

頼子がここまで変わるなんて魔王を倒し恋人になる人間はあなどれない。

「水島と結婚するかされるわよ」

「準備が出来たから魔王会議に行こうね」

久しぶりに裏世界魔王が出席すると大魔王、おばあさん魔王、他の魔王から歓迎されてうれしくなる。
会議の休憩中に表と裏魔王が星のステッキを机に指した。

「出でよクッキーと紅茶」

黒い穴からクッキーと紅茶が出る。
大魔王とおばあさん魔王はほめていた。

「表と裏の魔王よ面白い事をするな」

「似合っている仲の良い姉妹に見える」

表と裏魔王がお礼を言った。

放課後
頼子、華、水島、弥生、時雨、ノンナのみ。

「人間達に秘密があるの」

「彼氏の話? 」

「違う魔王の彼氏は殿と水島のみよ」

魔王の思いにうれしくなる。

「どんな秘密なんか」

きょーてー(怖い)秘密なんかぜってー(絶対)いやじゃ。

「魔王の秘密に興味があります」

「省略しているけど表世界の魔王で裏世界の魔王と仲がいいの」

水島、弥生、時雨は安心している。

「そうだと思った」

「ロシアの魔界はないけど父はどうするのかしら」

「水島が大好きだからずっとそばにいてあげる」
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