鉄子(鉄道好きな女子)の眼鏡魔王と付き合っています

キハ

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30話 八尺様は魔王の部下になる

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魔王城
執務室で貨物の時刻表を見ている。

「夜汽車を思い出す水島と乗りたかった」

「今ある夜汽車に水島と乗るしかない」

リンリンリンリンと鉄道電話(鉄電)が鳴りレバーを4周回しレバーを離して鉄電に出る。

「はい魔王」

部下のエムアールテイ(和服メイド)から。

「八尺様が魔王に会いたいそうですどうしますか? 」

断ってきたらどうしょう。

「歓迎する例え敵であろうと」

「魔王の考えは素晴らしい」

「ほめてつかわすあのまねで」

「ジュースをおごってやろう」

客間

「会って頂いてありがとうございます八尺と呼んで下さい」

「八尺だけあって高いわ見上げるのはいいものね」

「2メートル42センチあります」

魔族たらしだから、私の願いを聞いてくれるかもしれない。

「部下にして下さい剣術の心得があるのでお願いします」

「いいわよ部下にしてあげる」

あれすんなり決まってしまった。

「ありがとうございます」

「部下として最初の仕事、戦いは魔王の嗜み本分だから戦って児戯、子供の遊びをしよう」

王座

魔王は初代巫女勇者と戦い、竜神、人間と仲良くする話をしている。

「歴代巫女勇者の墓参りに行って倒してくれてありがとう、おかげで竜神、人間と仲良く道を選んだ見守ってよね」

器が大きい魔王はこうあるべきなのか。
大魔王と勇者が戦う好きなRPGゲーム音楽を思い出していてつく何かをしようかしら。

「背の高い八尺と戦えて楽しい児戯じゃない」

これが魔王も児戯、本気になればすぐ負けてしまう魔王を倒した初代巫女勇者は化け物だ。
ロシア魔王の幹部とドラゴン姉妹の戦いを思い出し楽しい。
平和になって年を取っても戦いは魔王の嗜み本分なのね。
水島に八尺の戦いを見せてほめてもらいたい。

「戦いを楽しんだから終わりにしようね」

「参りました大魔王と戦ったのが分かります」

魔王城執務室
八尺は周りを見ると鉄道の本と鉄道グッツがある。

「魔族たらしで鉄子、鉄道好きの魔王」

「気に入った魔族たらしをしてあげる」

「八尺、立ってくれるかな」

八尺の下に魔法陣が出て光の壁が出て消えると181センチになった。

「背が低くなっている」

「背が高いと大変な事もあるので背を低くした」

背が高いと困る事がありうれしい。

「181センチにしたのは好きな特急形気動車181系にしたのよ」

「魔王は鉄子の理由が分かります」

「日本の鉄道を完乗した鉄子の魔王」

「魔王闇の力は何でもありなの八尺の意のままに魔法陣が出て元の背に戻る事も出来るの」

八尺は元の背になるけど181センチにした。

「背が高いと困るので感謝します」

「これが魔族たらしですか? 」

「そうよ敵であろうと気に入ったらやさしくするそれが魔族たらし」

魔王は八尺に部屋を与える。
ネットで誤解されているのを話そう。

「私は人間が好きで決してその様な事はしません」

「知っている誤解を受けてつらいわね」

私をきずかってくれるやさしい魔王だからついていきたい。

「魔王と気が合いそうね」

もしあったら人間好きの魔王に嫌われて部下の話がなくなるかもしれない。

「男性の人間を喜ばせます」

魔王は気になって八尺から聞くと顔が赤くなり。

「やるわね水島はあれだからまだ早いわ」

他の女魔王にそれを話したら赤くならない。

魔王は人間の彼氏水島をうれしく話す。(14センチの差も話した)

「やさしい人間ですね」

「好きすぎて嫌いになれない離れたくないから水島の魂を永遠の物にした」

そこまで魔王を惚れさせる魔王の彼氏水島はすごい。

「さすが魔王です」

「抜かりない」

「魔王の青春は続くのよ」

「いい言葉です」

もう一つ誤解を受けている話をしよう。

「ぽぽ・・・・・はあまり言いません」

「人気があったあの歌を思い出してしまう」

八尺とカラオケで歌おうかしら。

放課後
魔王と水島のみ。
魔王は部下の八尺を話していた。
人間好きな八尺様がいてうれしいネットの情報を誤解している。

「魔王闇の力はすごい」

「魔王闇の力は何でもあり水島は魔王の思う様になるわよ」

「魔王の思う様になりたい」

「魔王の好きな言葉」

本当にしちゃうじゃない。

「念願の好きな人間の魂を魔王の物になりそれも永遠に水島はとりあえず今のままで十分なの」

「八尺を181センチしたのは好きな特急形気動車181系よ」

「明日は181系の思い出話をしてあげる」

「楽しみ」

2人は学校の帰り

「鉄道唱歌と国鉄のキャンペーンソング、有名な同人音楽の後に八尺で思い出したあの人気があった歌を水島とカラオケで歌おうね」

水島と好きになってよかった、鉄道趣味を分かち合い、身長差を気にせず、魂は魔王の物になる。
殿(宇喜多秀家)と同じくらい好きよ。
何百年たって、ようやく幸せをつかんだ。
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