鉄子(鉄道好きな女子)の眼鏡魔王と付き合っています

キハ

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24話 魔王は水島に記念切符を頼む

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魔王城執務室
魔王(豪姫待女を思い出し小袖を着て目は黒色眼鏡)と水島がいて畳にあるこたつに入った。

「殿(宇喜多秀家)からもらった小袖はどうかな? 」

「魔王はきれいで似合っている」

「ほめてつかわす2人でRPGゲームのラスボス魔王を倒そうね」

頼子が言っていた魔王目線と勇者目線で楽しいつめが甘いのもある魔王らしい。
水島がレベルを見ると高くて驚いている。

「レベルが上がると遠くまで行ってよくやられるラスボス魔王にやられたらおえん(いけない)」

「魔王の岡山弁素敵」

「いいでしょう」

魔王はラスボス魔王に最弱攻撃呪文と最強攻撃呪文を交互している。
これが魔王の戦い方、俺はまねが出来ない。

「水島が指示を出してくれる」

水島の指示でラスボス魔王を倒す。

「やるじゃないセーブデータを謝って消したけどやっと倒した」

2人はエンディングを見ている。

「魔王のわがままを聞いてくれるかな? 」

「はい」

魔王は水島と肩を寄せ合っていた。

「幸せ」

「俺も」

それ以上いけない。

「気に入っている白カッターシャツの上に冬服セーラー服を着て国鉄電車に乗りに行こう」

教室

「頼子、頼んだ記念切符が届いた」

「ありがとう水島、通信販売で買いたいのを聞いてくれて」

「頼子の頼みなら何でも聞きます」

「謙虚な水島が好き」

魔王の願い水島の魂を永遠に魔王の物になる契約をしてくれてうれしかった。
頼子に記念切符を渡す。

「1.230円する価値があるのよ硬券(厚紙の切符)記念切符がいい」

「頼子の喜びは水島の喜び、水島の喜びは頼子の喜び」

頼子は水島の耳元で。

「本当は魔王の喜びは水島の喜び、水島の喜びは魔王の喜び」

「そうです」

記念切符の番号を頼子が見ている。

「普通の番号」

「記念切符が買えて応援している鉄道会社の収入になるから一石二鳥なのよ」

「私の好きな記念切符を探すなんてやるじゃない、褒美に水島が買った私と同じ記念切符をおごってあげちゃう」

「ありがとう記念切符、時刻表、鉄道雑誌、アニメ雑誌を買っておこずかいが少なくなったので助かります」

お礼に時刻表、鉄道雑誌、アニメ雑誌を俺と見るのが好きだから明日持って行こう楽しみ。
頼子はスマホを操作して水島に見せる。
水島の魂の価値、やさしさ、行動がそうさせる、また魔王を満足させる記念切符を探してよね。

「探してみせます」

「その調子」

「私の乗りたい路線と車両があるから計画が出来たら、乗り鉄逢引(デート)しよう切符代をおごってあげる」
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