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第二章 魔王は再び蘇る?
神電の欠点
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カードデバイス《神電》--------
初陣にしては中々良い感触だ。
悪魔共と対峙しながらも、次々と刀で斬り伏せていく新たなパワードスーツの性能に、俺はかなり酔っていた。
前回の魔王戦の報酬で貰った神聖《無限回廊》をパワードスーツの動力源に組み込んだ事によって、魔力消費や燃費の悪さが解消され、長時間の稼働が可能になった事もあるが…………。
新たな神聖《死への誘い》も、新装備との相性が良い事もあり、思うように悪魔共を斬り裂けた。
《瞬歩》
そして、パワードスーツの背部と両脚に装備された高機動ブースターユニットにより、武装的にも、魔法的にも、光に勝る動きを取れるようになり…………。
おかげで、体が信じられない程軽い。
《絶対回避》
おまけに、頭部のバイザーと両腕のセンサーが自動的に、相手の攻撃を予測し、サポートしてくれるので、軽々と攻撃を避けられる。
俺は今、風になっている。
何て、キザなセリフを言えそうだよ。
『『『ガウウウウウウウっ!!!』』』
「甘い!!」
無我夢中に、悪魔共を屠っていくと…………。
気付けば、悪魔共の死骸の上に立つ自分がいた。
一応、バイザー越しに敵をサーチしてみたが、ここにいる奴らは粗方、片付けてしまったらしい。
住民も騒ぎ出したし、一度、工房に戻った方が良さそうだ。
------------------------------------------
んで、工房に戻って早々、調子付いた天罰が降った。
「う、動けん…………」
工房へ帰還して、パワードスーツを解除した途端、全身に痛みが走り、動けなくなったのだ。
何とか、介護ロボット達の助けも借りて、ベットに寝付けれたのだが…………。
全身が筋肉痛になり、指一本動かせん。
そして、ふと、ある事を思い出し…………反省する。
確かに、《無限回廊》のおかげで、魔力消費と燃費の悪さは解消された。
だが、まだ肉体のダメージ面での問題はまだ解決はされてはいなかった。
そんな状態で、肉体面で負荷の掛かる光速戦闘用パワードスーツ《神電》を使ったもんだから、肉体面での疲労は許容量を超えてしまったのだ。
おかげで、丸三日程、ベットの上で過ごす事になった俺。
うん。
一度、神電の設計を見直そう。
そう決意する、今日、この頃であった。
初陣にしては中々良い感触だ。
悪魔共と対峙しながらも、次々と刀で斬り伏せていく新たなパワードスーツの性能に、俺はかなり酔っていた。
前回の魔王戦の報酬で貰った神聖《無限回廊》をパワードスーツの動力源に組み込んだ事によって、魔力消費や燃費の悪さが解消され、長時間の稼働が可能になった事もあるが…………。
新たな神聖《死への誘い》も、新装備との相性が良い事もあり、思うように悪魔共を斬り裂けた。
《瞬歩》
そして、パワードスーツの背部と両脚に装備された高機動ブースターユニットにより、武装的にも、魔法的にも、光に勝る動きを取れるようになり…………。
おかげで、体が信じられない程軽い。
《絶対回避》
おまけに、頭部のバイザーと両腕のセンサーが自動的に、相手の攻撃を予測し、サポートしてくれるので、軽々と攻撃を避けられる。
俺は今、風になっている。
何て、キザなセリフを言えそうだよ。
『『『ガウウウウウウウっ!!!』』』
「甘い!!」
無我夢中に、悪魔共を屠っていくと…………。
気付けば、悪魔共の死骸の上に立つ自分がいた。
一応、バイザー越しに敵をサーチしてみたが、ここにいる奴らは粗方、片付けてしまったらしい。
住民も騒ぎ出したし、一度、工房に戻った方が良さそうだ。
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んで、工房に戻って早々、調子付いた天罰が降った。
「う、動けん…………」
工房へ帰還して、パワードスーツを解除した途端、全身に痛みが走り、動けなくなったのだ。
何とか、介護ロボット達の助けも借りて、ベットに寝付けれたのだが…………。
全身が筋肉痛になり、指一本動かせん。
そして、ふと、ある事を思い出し…………反省する。
確かに、《無限回廊》のおかげで、魔力消費と燃費の悪さは解消された。
だが、まだ肉体のダメージ面での問題はまだ解決はされてはいなかった。
そんな状態で、肉体面で負荷の掛かる光速戦闘用パワードスーツ《神電》を使ったもんだから、肉体面での疲労は許容量を超えてしまったのだ。
おかげで、丸三日程、ベットの上で過ごす事になった俺。
うん。
一度、神電の設計を見直そう。
そう決意する、今日、この頃であった。
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