最下級冒険者は英雄である事をひた隠す 〜生産スキルで、メカチート生産?〜

水先 冬菜

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 唐突に話しは変わりますが…………。

 前回、何故、俺は虚言の内容で、神に誓ったのにも関わらず、神罰を受けなかったのでしょうか?

 答えは簡単…………。

 魔王を倒す力を持っているのは、俺ではなく、だと誤認させたからです。

 言っている意味が分からないって……?

 まあ、そうだよな…………。

 普通は分からないよな…………。

 なら、詳しく説明しよう!

 まず、俺がカードデバイスを使用するとどうなりますか?

 そう、代償として、俺は男から女の姿に変身します。

 そして、その上からパワードスーツを装着する形になり、その後、武器を装備します。

 そうに変身するんです。




 つまり、俺はその点を利用したんです。




 まず、初めに、俺はを生産スキルを使って生成。

 それは俺自信に暗示をかける、という魔道具でした。

 それを身に付け、女神を祀る町の教会へ行き、誓約書を作成すると共に、教会に使える聖職者達の御前で宣言した。

 私のようなには、魔王を倒す力はない、と…………。

 何故なら、魔王を倒す力を持っているのは男の方の俺ではなく、…………。

 そう男の俺と、女の俺を区別させて、思い込むように、俺は自分自信に暗示を掛けたのだ。

 そうする事で、俺は男のままでは魔王を倒す力はなく、女の姿でしか魔王を倒せないと、男女区別するように思い込み--------男の俺では、魔王など倒せる訳がないと、皆の前で断言した。

 嘘は言っていないので…………。

 その結果、魔道具などを通じて、俺は聖職者達は本当だと判断。

 当然、それはあの女神にも伝わるが、嘘を言っていないので、罰する事も出来ない。

 更に、誓約書もあるので、勇者も認めざる終えなくなる。

 現に神罰も起きていないしね。

 まあ、男から女に変身出来る時点で、この世界では予想外の事。

 こういった抜け穴があっても、気付く事はない筈だ。

 もし問題があるとすれば、俺が女に変身出来る事がバレてしまった時だ。

 その時、この抜け穴が露呈し、あの勇者があの手この手と攻めて来るだろう。

 すると、女神の介入も許す事になり、面倒な事になる。

 それだけは避けなければいけない。

 そう思っていた矢先----------------


『あなた、一体何をしたの……?』

 俺が宿舎のベッドで寝転んでいると、目の前に十代後半と思える少女が目の前で浮遊していた。

 
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