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世界の破滅編

汎用換装型プラモ

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 これ…………か…………。

 ステータスに表示されたキットの項目を閲覧しながら、今の自分に相応しいものを指先で選択する。

 すると、目の前に、幾つかの細かなプラモのパーツが現れ、空中で組み立てられて行く。

 そして、完成すると、俺の手の上にゆっくりと収まった。

 これが自動組み立て機能か…………。

 俺は今、自分の手の中にある僅か、数秒で組み上がったプラモデルを見て、思わず、歓喜した。

 俺の手の中にあるプラモは、タイプで言えば、【汎用換装型ロボット】と言えるものだ。

 まだ、剣やビームソードなど武装は取り付けられていないが、これはこれで夢が広がる。

 汎用換装型という事は、あらゆる環境や状況によって、武装を変えれるという事。

 この形状だと、こんな武器が良いかな?

 それとも、あんな武装が-------------

 色んなアイディアが自然と浮かんで来る。

 まぁ、今はとりあえず、すぐに取り付けられそうな武装を選んでおくべきだ。

 俺は再び、ステータスに表示された項目から武器・武装を選択して、自動組み立てを行った。

 そして、二振のビームソード、ビームライフル、シールドの計四点を装備させた。

 そして、その背中には、を取り付けて-------------

 その上で、ステータス画面から融合機としての登録を行うと、手の中にあったロボットのプラモは、俺の前で霧のように消え去り、気が付けば、俺の手の甲に何やら紋章のようなものが浮かび上がる、

 これが、融合機を登録し終えた証…………という事か?

 試しに、ここは一つ-------------

 そう考えていた矢先だった。

 突如、背後の茂みから、何かが俺に向かって襲って来た。

 
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