43 / 82
世界の破滅編
スキルアップしましょう
しおりを挟む
「こんの!!!!」
あれから、何時間、経過したんでしょうか、
俺は今現在も、モ○ルスーツもどきのあのクソロボット様と戦闘中です。
もう日も暮れているので、半日は確実に経過している筈ですが、もうこいつがしぶとい事。
一旦引こうとすれば、執拗に追い回され、隠れようが簡単に居場所を特定され、あの手この手と手段を試しては、悉く対応されて、きついのなんの-------------
もうこっちは息もキレキレで、肩で息をするくらい疲れてんのに、しつこい!!!!
というか、あいつの大斧どうなってんの!?
ビームソードで斬りつけても、溶解せずにいるし、何か、熱を発しているし…………もしかして、ヒートアックスってやつか…………。
高温に熱された大斧だから、それに対する耐性か、何かがあるのか?
それなら、納得出来る。
何せ、この世界は魔法やスキルなんてあるファンタジー世界だ。
あの大斧に魔法かスキルで、熱耐性とか、そんな付与があったとしたら、効果がないのも理解出来る。
なら、熱量兵器であるビームソードなどのビーム系では歯が立たないか。
あいつのシールドもビームを弾く辺り、大斧と同じ感じか。
なら、これならどうだ!!!
俺はビームソードをロボットへ投げつけると、すぐ様、アイテムボックスからとあるものを出して、両肩に装着した。
「散り果てろ!!!!」
両肩から発射されたそれはまるで吸い込まれるようにして、ロボット目掛けて放たれる。
ロボットはそれをシールドで受け止めようとして、左肩にマウントされていたシールドが弾け飛んだ。
それに追随して、迫ったそれはロボットの身体へと対象を変えて、爆音と共に吹き荒れる。
その武器の名はミサイル。
しかも、《八連装ミサイルポッド》と呼ばれる多弾数発射型のミサイルコンテナだ。
放たれたが最後、合計十六にもなる誘導式の小型ミサイルが、自動的に敵を追尾して襲い、爆破する。
流石に、熱量光学兵器に耐性があっても、物理的攻撃には弱いようだ。
大斧やシールド諸共、両手足を吹き飛ばされ、ボロボロになったロボットは何とか、首をこちらに向けようとしているが、アイテムボックスから実弾装備であるリボルバーを取り出して、俺は息の根を止めた。
人間でいう眉間辺りに撃ち込まれた弾丸を食らって、要約、活動を停止する。
念の為、もう動かないか、しっかりと確認して-------------俺は大きな溜息を吐くと共に、その場に寝転んだ。
その瞬間、俺の脳内に-------------頭の中で、奇妙な声が響いた。
《スキルのレベルが上がりました》
《スキル【プラモ構築】が【プラモ錬成】へと進化しました》
あれから、何時間、経過したんでしょうか、
俺は今現在も、モ○ルスーツもどきのあのクソロボット様と戦闘中です。
もう日も暮れているので、半日は確実に経過している筈ですが、もうこいつがしぶとい事。
一旦引こうとすれば、執拗に追い回され、隠れようが簡単に居場所を特定され、あの手この手と手段を試しては、悉く対応されて、きついのなんの-------------
もうこっちは息もキレキレで、肩で息をするくらい疲れてんのに、しつこい!!!!
というか、あいつの大斧どうなってんの!?
ビームソードで斬りつけても、溶解せずにいるし、何か、熱を発しているし…………もしかして、ヒートアックスってやつか…………。
高温に熱された大斧だから、それに対する耐性か、何かがあるのか?
それなら、納得出来る。
何せ、この世界は魔法やスキルなんてあるファンタジー世界だ。
あの大斧に魔法かスキルで、熱耐性とか、そんな付与があったとしたら、効果がないのも理解出来る。
なら、熱量兵器であるビームソードなどのビーム系では歯が立たないか。
あいつのシールドもビームを弾く辺り、大斧と同じ感じか。
なら、これならどうだ!!!
俺はビームソードをロボットへ投げつけると、すぐ様、アイテムボックスからとあるものを出して、両肩に装着した。
「散り果てろ!!!!」
両肩から発射されたそれはまるで吸い込まれるようにして、ロボット目掛けて放たれる。
ロボットはそれをシールドで受け止めようとして、左肩にマウントされていたシールドが弾け飛んだ。
それに追随して、迫ったそれはロボットの身体へと対象を変えて、爆音と共に吹き荒れる。
その武器の名はミサイル。
しかも、《八連装ミサイルポッド》と呼ばれる多弾数発射型のミサイルコンテナだ。
放たれたが最後、合計十六にもなる誘導式の小型ミサイルが、自動的に敵を追尾して襲い、爆破する。
流石に、熱量光学兵器に耐性があっても、物理的攻撃には弱いようだ。
大斧やシールド諸共、両手足を吹き飛ばされ、ボロボロになったロボットは何とか、首をこちらに向けようとしているが、アイテムボックスから実弾装備であるリボルバーを取り出して、俺は息の根を止めた。
人間でいう眉間辺りに撃ち込まれた弾丸を食らって、要約、活動を停止する。
念の為、もう動かないか、しっかりと確認して-------------俺は大きな溜息を吐くと共に、その場に寝転んだ。
その瞬間、俺の脳内に-------------頭の中で、奇妙な声が響いた。
《スキルのレベルが上がりました》
《スキル【プラモ構築】が【プラモ錬成】へと進化しました》
10
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!

ハズレ勇者のメカ武装 〜役立たずと王都を追い出されたので、暇つぶしに魔王を倒す〜 試作品
水先 冬菜
ファンタジー
マンガでも良くある勇者召喚で呼び出された俺、東條真幸(とうじょうまさき)は-------------呼び出した王国の連中に《役立たず』だと、罵倒を浴びせられ、無一文で着の身着のままで、王都を追い出された挙句、証拠を隠滅する為に、刺客を差し向けられる。
なんて、ありがちな不運設定なのにも関わらず、初めから隠していた《特殊スキル》で、それらを撃退。
そして、この刺客達を証拠に、王国の連中が自分に手出し出来ないように仕向けたり、関わらせないようにと、ありとあらゆる方法で嫌がらせをして旅へと出た。
それから、冒険者になりすましながら、各地を転々として、早二年-------------
ある程度、生活の基盤が出来て、暇になったので、お約束通りに、ここは"暇つぶし"に魔王を倒しに行きますか!!
そう思っていた矢先に、俺に無礼を働きまくった王国の王女とやらが頭を下げて来て-------------
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる