上 下
15 / 24

15:使用許可

しおりを挟む
クリスタル『あらら』

ルビー『へ~』

クリスタルとルビーの顔を交互に見る

ガーネット「これは・・・その」

クリスタル「やっぱりね」

ガーネット「接触すると誘惑が強くなるのか?」

クリスタル「サキュバスみたいね・・・インキュバスだっけ?」

ガーネット「ははは」

ルビーはアメジストのお尻を近くで眺めている

つながったままのそれを

クリスタル『動ける?アメジスト』

アメジスト『だめ、腰と膝に力がはいらない』

クリスタル『そっか・・・ルビーお願い』

ルビー『しょうがないな』

そういいながら魔方陣を起動する

アメジストの体が持ち上がる

ヌルっと彼女から抜ける

アメジスト『あっ』

宙に浮きながら身をくねらせる

クリスタル『部屋まで運んで』

ルビー『お風呂はあとかな』

アメジスト『そうだね、ごめん』 

ルビー『君がそんなになるなんて、そんなに良かったの?』

アメジスト『・・・う・・・うん』

ルビー『そっか・・・いいな』

クリスタル『お嬢さまと管理者がGを使いたかったらいいって』

アメジストとルビーの部屋に移動しながら

何を言ってるのかわからないが嫌な予感がした

ルビー『え、いいの』

クリスタル「君、さっきいった?」

ガーネット「・・・まだ」

クリスタル「じゃあさ、ルビーの相手をしてあげて」

ガーネット「・・・はぁ」

クリスタル「奉仕活動だとおもって」

ガーネット「なんかたてつづけに・・・違う人とやるとなんかおかしなことをしている気分が・・・」

クリスタル「苦痛?」

ガーネット「嫌ではないけど・・・違和感がすごい」

クリスタル「嫌じゃないんだ」

ガーネット「・・・奴隷になった気分」

クリスタル「奴隷でしょ」

ガーネット「だったね」

アメジストとルビーの部屋に入る

アメジストをベッドに寝かせる

ルビーが抱き着いてきて自分のベッドに連れて行く

クリスタル『大丈夫?』

アメジスト『うん・・・なんか不思議な感じ』

クリスタル『あの子、魅了と誘惑があるらしいの』

アメジスト『・・・はめたな』

クリスタル『実験かな』

アメジスト『そっか、まぁ、いいや』

クリスタル『どうしたの』

アメジスト『自分から好意的に感じたのが初めてだったの』

クリスタル『今までは?』

アメジスト『ん?昔の奴隷の時は嫌々やらされて嫌悪感がひどかったから・・・気持ち悪い感じしかなかったの』

クリスタル『そう』

アメジスト『ごめん、なんか恥ずかしい』

クリスタル『ん、気にしないで』

アメジスト『あなた、初めてだったんだって』

クリスタル『エメラルドからきいたの?』

アメジスト『うん、よかった?』

クリスタル『・・・まあまあかな、お嬢さまと一緒だったし』

そんな話をしながらルビーとガーネットを見る

ベッドに四つん這いになったルビーをバックでついているガーネット

ルビーは嬉しそうに喘いでいる

クリスタル『あの子って』

アメジスト『まぁ、そう扱われて喜んでもらって存在意義を感じていたらしいから』

クリスタル『そう・・・』

アメジスト『べつにかわいそうな訳じゃないでしょ』

クリスタル『そうね・・・』

アメジスト『若いころの性欲って恥ずかしいって自制があるからそれが外れたら気持ちよくなるらしいの』

クリスタル『そうなの?』

アメジスト『心の底からそれが許せて感じられたら・・・身を任せて感じられたらかな』

クリスタル『それは・・・そうかもね』

アメジスト『彼の能力が魅了と誘惑だとして騙されていてもすごいと思うの』

クリスタル『なるほど・・・』

アメジスト『あ、ルビーがいったかな』

ルビーが身を丸くするように潰れる

引き抜てルビーの背中に吐き出した

クリスタル『さてと風呂に行きましょうか』
しおりを挟む
1 / 4

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

そんな事では、王子様。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:16

女性は知らない男子トイレの話2

エッセイ・ノンフィクション / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

志馬くん!これ、どうかな…?

BL / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

ADRの配当税率と管理手数料の記し

経済・企業 / 連載中 24h.ポイント:355pt お気に入り:2

異世界ワンルーム生活! ◆バス・トイレ別 勇者・魔王付き!?◆

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:30

処理中です...