気が付いたら星空の下にいた

10：寝込みを襲う

ドアがノックされて扉が開く

***『貴様、何をしている』

銀髪の女性がにらみながら魔法陣を発動させる

クリスタルとエメラルドは笑いながら見ている

光の槍が飛んでくる

エメラルド『まったく』

そういいながら魔法陣をは発動させて光の槍を散らした

エメラルド『せっかく遊んでたのに、お帰り』

メイドD　（サファイア）　『あれ？』

エメラルド『魅了されてると思った？』

サファイア『違うの？』

クリスタル『この子に耐性があるの知ってるでしょう？』

サファイア『う・・・でも』

エメラルド『せっかくだから』

サファイア『私のEに・・・』

エメラルド『あれ？束縛するの？』

サファイア『・・・』

赤くなってる

クリスタル『サファイア、この子何かわかる？』

サファイア『さぁ、でも常に何か出てる・・・』

そういいながら近づいて顔を正面から覗き込んでくる

サファイア『人間・・・かな、なんか混ざってるかも・・・』

クリスタル『何か？』

サファイア『調べないとわからないかな』

エメラルド『どうやって調べるの』

サファイア『魔法で頭の中をのぞく』

クリスタル『できるの？』

サファイア『やりたくはないかな・・・知る必要ある？』

クリスタル『どうかな・・・急がないと思う』

サファイア『なら、また今度にしてほしいかな』

クリスタル『うん』

エメラルド『もういくの？』

クリスタル『部屋割を変えようと思って』

エメラルド『そう、その子借りてもいい？』

クリスタル「どうする？」

ガーネット「は？」

クリスタル「エメラルドがしたいって」

ガーネット「うれしいお誘いだけど今日はもう・・・」

クリスタル「そう？」

クリスタル『今日は疲れたって』

エメラルド『それは・・・残念』

クリスタル『明日ならいいかもね』

エメラルド『期待しとく』

クリスタルが微笑んで部屋を出ていく

後を追う

クリスタル「空いている部屋があるからそこを使いましょう」

ガーネット「１人部屋？」

クリスタル「・・・私と一緒」

ガーネット「は？」

クリスタル「不満？」

ガーネット「いや」

クリスタル「大丈夫、寝るときは拘束させてもらうから」

ガーネット「襲わないって」

クリスタル「1ヵ月くらいは様子を見ることになってるの」

ガーネット「はぁ」

クリスタル「起きている時なら拘束しなくても対処できるけど、寝ているときに首でも絞められたら対処できないでしょう」

ガーネット「まぁ、まかせる」

使われていない部屋に２人分のベッドをよういしてアメジストとルビーの部屋から荷物を運ぶ

クリスタル「サファイアとエメラルドは仲がいいの・・・ま、この国・・・この家だと男性がいないから」

ガーネット「そうみたいだね」

クリスタル「アメジストとルビーも仲がよくて」

ガーネット「その仲がいいは・・・」

クリスタル「そういうこと」

ガーネット「で、君は」

クリスタル「私は・・・」

ガーネット「お嬢さまと？全員と？」

クリスタル「・・・おしえない、まだ、全員あってないけどね」

ガーネット「は？」

クリスタル「あと２人いるからあしたね」

ガーネット「寝てるときに襲わないでくれよ」

クリスタル「・・・そっか、約束はできないかな」