しるし持つもの7 第六話「噂」

●神の去った世界に残された魔と人。しかし、魔属の暴虐に耐えかねた人間の懇願に応え、二柱の神が自らの力を分け与えた子供を誕生させた。マラティヤと呼ばれる彼らは、暗黒期を終わらせる役目を負い、人々を救済してきた。今また、マラティヤとして生まれた二人の青年の話。

●第六話「噂」〈しるし持つもの〉7作目。

●旅の途中、魔獣に襲われた少女を助けたアイディーンとカシュカイは、北東の地で魔獣が大量発生しているという不穏な噂を聞く。急ぎ目的地へ向かった二人だが、主国ビジャールにとどめられ宴に招かれることに……。
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