プリンセスはぁと♡ラブ

桜川椿

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第1章

☆愛莉亜サイド☆

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「愛莉亜ちゃん、おはよっ」と可愛い顔のこの子は私の可愛い可愛い親友の田中優衣だ。

「優衣~~~おはよ!!会いたかったよ」と優衣に抱きつく私。

「もう~愛莉亜ちゃん恥ずかしいよ・・・」と顔を真っ赤にして言う優衣。

可愛いすぎる優衣がいけないんだよ~!!

本当に優衣は可愛いんだ。


学年1??イヤ学校1に可愛いと思う。

私が男だったら優衣を彼女にしたいくらいだもん。

あははっ。こう思っちゃう私ってちょっと(ちょっとか??)ヤバイかも・・・。

「おい、愛莉亜・・・毎朝毎朝同じ事すんなよな!!優衣ちゃんが困ってるだろうが」

と言うコイツは誰かと言うと

私のクラスメイトの吉川雅也だ。

雅也は・・・高校に来て知り合ったヤツで、第一印象から最悪なヤツだった・・・。

しかも・・・私と優衣との態度が、これかって思うほどに違う!!

つうか・・・基本私以外の女の子の前では、優しい男を演じている・・・。いっそ、俳優にでもなれば??って感じの名演技っぷりなんだ。

なんで私だけには、嫌味を言うんだか・・・わけわかんないヤツだ!!

しかも・・・顔だけは・・・かっこいいから、これまた納得いかない私・・・。

「うるさいわね・・・雅也・・・。アンタに言われる筋合いないんですけど??しかも、優衣だって嫌がってないし。ねっ優衣!!!」

「う・・・うん」と優衣が曖昧に答えた。

「ほら見ろ、やっぱ優衣ちゃん嫌がってたじゃん」

ムゥゥ~~~!!!こいつ・・・ムカつく!!!!!

優衣の曖昧な答えに、少し(ホントに少しか?)ショックを受ける私だった。
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