十六夜誠也の奇妙な冒険

第1章 狂人襲来

絶望と希望

零士「みんな、ウェイパーが回復した！こっちへ来るぞ！」
零士は慌てて一同の元へと向かい状況を話す
桐生「回復銃、、まったく、なんでもありだな。あいつの武器は。」
アルス「とにかく早く倒さなけーー」

「がああああああああああ！」

誠也「な、何だ！？」
零士「もしかしてウェイパーか！？」

叫びが聞こえた方へ目を向けると、何やら黒いものがこちらに来る

ラウェンシェル「おいおい、さっきよりやばそうだぞ。」
ウェイパーの姿は先程と何も変化はない
だが、どす黒いオーラを放っている
その眼は赤く、全身真っ黒だ
まさに狂人、と言ったところだ

アルス「はあっ！」
アルスが光を纏った剣で斬りにかかる
ウェイパー「がうあ！」
しかしウェイパーは剣を掴みとりアルスの腹を殴る
アルス「ぐ、、。」
アルスは5メートルくらい殴り飛ばされ地に倒れる
颯「アルスさん！」
アルス「ぐ、、う、、、。」
ラウェンシェル「くそ！この野郎！」
ラウェンシェルは殴りかかる
ウェイパー「がああ！」
ウェイパーは炎の槍、炎の剣、炎のハンマーを作り発射する
ラウェンシェル「な！く、闇壁！」
ウェイパーの炎の武器がラウェンシェルの盾に当たり続ける
そしてついには壁は壊される
壁がなくなりラウェンシェルは炎の力を思い知る
ラウェンシェル「ぐぁ、、。」
伸一「ラウェンシェルさん！」
この場において一同の中では最強の二人が倒された
一同は絶望する
ウェイパーの猛攻は続きついに誠也だけとなる
誠也「そん、な、、。」
もう終わりだと思った
ウェイパーの暴走
自分の無力に腹が立つ
誠也(もう、終わりだ。)
ウェイパーは誠也に襲いかかる
ウェイパー「がうあ！」
誠也(みんな、ごめん。俺じゃ何も出来ない。)


「諦めんじゃねえ！坊主！」
誠也「っ！？」
ウェイパーのパンチは整った顔立ちの男によって片手で防がれていた

誠也「え！？あなたは！？」
フォン「俺はフォン。フォン・ルーチだ。」
誠也「フォン・ルーチ、、？」
フォン「俺を知らないのか。まったく、困ったやつだぜ。」
そう言いフォンはウェイパーの顔面にパンチする
ウェイパー「が！？」
ウェイパーは遠くへ飛んだ
フォン「ふぅ、疲れた。」

「まさか、来てくれるとはね。」
フォン「なんだよその傷。まさかウェイパーにやられたのか？」
フォンが話しかけた相手はーエドワード・ベイルだ
エドワード「そうだよ。彼中々強かったから。」
フォン「もう大丈夫か？」
エドワード「なんとかね。」

「フォンってば速いのよ！」
フォン「お前がおせーんだろーが！アンジェル！」
アンジェル「うっさい！、、ゴホン、私はアメリカ軍事長のアンジェル・ベイツよ。宜しくね。」
誠也(綺麗な人だ。)
フォン「今この人綺麗って思ったろ？やめとけ、こいつ性格はまじわりーから。」
アンジェル「っ！」
フォン「ってぇ！」
アンジェルに足を思いっきり踏まれたフォン

フォン「おーい！速く来いって！」
フォンは誰もいない方へ喋る
誠也「え？」
アンジェル「見てれば分かるわ。」
すると、そこには光が現れ
顔に傷がついた男性がいた
「くだらん。お前たちだけで戦ってろ。」
フォン「まあそう言うなよジャック～。」
ジャック「うるさい。」
フォン「こいつはジャック。フランス軍事長さ。」
ジャック「、、、。」
フォン「零士、、やられたか。」
フォンは倒れた零士を見つける
フォン「さあみんな、暴れようぜ！」

ウェイパー「ぐあが！！」
ウェイパーは武器を10個ほど転移〈ワープ〉させこちらへ飛ばしてくる
ジャック「ほう、俺と同じ技か。」
そう言いジャックはウェイパーのように武器を転移させる
その数50は下らない
ジャック「転移VS転移か。面白い。」
ジャックは武器を発射する
最初は互いの武器は弾きあいだったが後々ジャックの武器40個がウェイパーを襲う
ウェイパー「ああがあ！！」
ウェイパーはゼルドゥラを転移させジャックの武器を全て弾ききる
ジャック「ほう。やるな狂人。」

ウェイパー「がああああああ！！」

ジャック「さあ、次はどうだ？」
ジャックはさっきより多くの武器を転移する
誠也「武器が多い、、。」
フォン「やつの国フランスでは数多くの武器があるんだ。そしてやつの武器の数は、、5000はある。」
誠也「ご、5000！？」
アンジェル「とても信じがたいですわね。」
エドワード「あまりの多さに地下に保管しているらしい。」
ウェイパーは最初は武器を弾いていたが、徐々に疲れ弾けなかった
武器が何本か体に刺さる

ジャック「雑魚は雑魚らしく死んでいろ。」