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第1章 狂人襲来
五国会議 2
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フォン「じゃあ、初めに一ついいか?」
フォンは零士に訪ねる
零士「はい。なんでしょうか?」
フォン「俺たち日本以外の軍事隊はあの怪物、、えっと、お前らは狂人って呼んでるのか。は、一体どこから現れたんだ?」
零士「狂人は○月×日に突如日本全国に飛来した謎の黄緑の粉状の物体に触れた人間が突如おかしくなり狂人と化しました。」
フォン「でもお前はなんで狂人になってないんだよ?」
零士「あの物体、、ウイルスと俺たちは呼んでいますが、ウイルスはある一定の年齢までなら感染しないのです。恐らくは二十代まんなかあたりまでかと。」
フォン「ふんふんなるほどな。」
「では次は俺が一つかな?」
そう口にしたのはイギリス軍事長のエドワード・ベイルだ
零士「はい。なんなりと。」
エドワード「そのウイルスってさ、なんで日本だけなの?他の国では飛来してないよね?」
零士「ウイルスは人間によって作られた物なのです。ウイルスを作った人間が日本にしか飛来させなかったのでしょう。」
エドワード「なるほど。ありがとう。」
零士「いえいえ。」
フォン「そのウイルス作者は誰か知っているのか?」
零士「はい。玄徳という男です。」
フォン「玄徳か、、」
アンジェル「ねぇ、私からも一ついい?」
アメリカ軍事長ーアンジェル・ベイツだ
零士「はい。」
アンジェル「日本ってどれくらいの人間が生きているの?」
零士「恐らくは、、100人程度かと。」
アンジェル「そっか。まあまあいるわね。」
フォン「そういや零士。前の軍事長のフラウド・ベルトラスはどこだ?」
零士「、、、病死しました。」
フォン「そ、そうか、、」
フォンは少し残念そうな表情だ
フォン「それで今日本の生きている人間はどこで何をしているんだ?」
零士「生存者はみな狂人と戦っています。」
フォン「全員が?」
零士「はい。生存者のほとんどは天郷麟という軍事組織のメンバーで、天郷麟以外の人間でも普通に戦えます。」
フォン「あの三人も生きているか?」
あの三人となれば、レグルス、アルス、ラウェンシェルのことでしかない
零士「もちろん生きています。今も戦ってくれていますよ。」
フォン「よし分かった。ありがとう。」
零士「いえいえ。」
フォンはお礼を言うと会議で唯一無言のフランス軍事長ージャック・ウェルヌに目を向ける
フォン「お前さんは何にも聞かないのか?」
ジャック「ああ。特に言うことはない。」
フォン「そうか。よし、じゃあ今後のことについてを話そうか。」
ー東京ー
レグルス「ほう、ここがあの剣使いの家か。中々に広いな。」
一同は今、長野から東京の桐生の家に帰ってきている
アルスとラウェンシェルも桐生家の広さに驚いている
アルス「普通の家でここまで広いとは。」
ラウェンシェル「贅沢だぜ。」
桐生(神童は大丈夫だろうか。流石に五か国の軍事長との会議は緊張しまくりだな。)
美都「きっと神童なら大丈夫よ。」
桐生「え?」
暗い顔をしている桐生に話しかけたのは美都だ
美都「あの歳だけど立派な日本の軍事長よ。きっと上手くいくわ。」
桐生「よく分かったな。俺が会議のこと考えてるって。」
美都「何年間一緒にいると思ってんの?結斗の考えくらい分かるっての。」
桐生「はは。そうだな。」
桐生(神童、何があってもお前なら大丈夫だ。頑張れよ。)
桐生はそう心の中で思った
フォンは零士に訪ねる
零士「はい。なんでしょうか?」
フォン「俺たち日本以外の軍事隊はあの怪物、、えっと、お前らは狂人って呼んでるのか。は、一体どこから現れたんだ?」
零士「狂人は○月×日に突如日本全国に飛来した謎の黄緑の粉状の物体に触れた人間が突如おかしくなり狂人と化しました。」
フォン「でもお前はなんで狂人になってないんだよ?」
零士「あの物体、、ウイルスと俺たちは呼んでいますが、ウイルスはある一定の年齢までなら感染しないのです。恐らくは二十代まんなかあたりまでかと。」
フォン「ふんふんなるほどな。」
「では次は俺が一つかな?」
そう口にしたのはイギリス軍事長のエドワード・ベイルだ
零士「はい。なんなりと。」
エドワード「そのウイルスってさ、なんで日本だけなの?他の国では飛来してないよね?」
零士「ウイルスは人間によって作られた物なのです。ウイルスを作った人間が日本にしか飛来させなかったのでしょう。」
エドワード「なるほど。ありがとう。」
零士「いえいえ。」
フォン「そのウイルス作者は誰か知っているのか?」
零士「はい。玄徳という男です。」
フォン「玄徳か、、」
アンジェル「ねぇ、私からも一ついい?」
アメリカ軍事長ーアンジェル・ベイツだ
零士「はい。」
アンジェル「日本ってどれくらいの人間が生きているの?」
零士「恐らくは、、100人程度かと。」
アンジェル「そっか。まあまあいるわね。」
フォン「そういや零士。前の軍事長のフラウド・ベルトラスはどこだ?」
零士「、、、病死しました。」
フォン「そ、そうか、、」
フォンは少し残念そうな表情だ
フォン「それで今日本の生きている人間はどこで何をしているんだ?」
零士「生存者はみな狂人と戦っています。」
フォン「全員が?」
零士「はい。生存者のほとんどは天郷麟という軍事組織のメンバーで、天郷麟以外の人間でも普通に戦えます。」
フォン「あの三人も生きているか?」
あの三人となれば、レグルス、アルス、ラウェンシェルのことでしかない
零士「もちろん生きています。今も戦ってくれていますよ。」
フォン「よし分かった。ありがとう。」
零士「いえいえ。」
フォンはお礼を言うと会議で唯一無言のフランス軍事長ージャック・ウェルヌに目を向ける
フォン「お前さんは何にも聞かないのか?」
ジャック「ああ。特に言うことはない。」
フォン「そうか。よし、じゃあ今後のことについてを話そうか。」
ー東京ー
レグルス「ほう、ここがあの剣使いの家か。中々に広いな。」
一同は今、長野から東京の桐生の家に帰ってきている
アルスとラウェンシェルも桐生家の広さに驚いている
アルス「普通の家でここまで広いとは。」
ラウェンシェル「贅沢だぜ。」
桐生(神童は大丈夫だろうか。流石に五か国の軍事長との会議は緊張しまくりだな。)
美都「きっと神童なら大丈夫よ。」
桐生「え?」
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桐生「よく分かったな。俺が会議のこと考えてるって。」
美都「何年間一緒にいると思ってんの?結斗の考えくらい分かるっての。」
桐生「はは。そうだな。」
桐生(神童、何があってもお前なら大丈夫だ。頑張れよ。)
桐生はそう心の中で思った
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