十六夜誠也の奇妙な冒険

第1章 狂人襲来

戦いの後

零士「覇月、行くぞ。」
覇月「あ、ああ。」
二人は去る

誠也「何なんだよあいつら。」
武蔵「二人とも天郷麟のメンバーってところか。」

美都「結斗！」
美都は桐生の方へと走る
美都「結斗、大丈夫？」
桐生「ああ。大丈夫だ。」
桐生が立ち上がる
桐生「なんで玄徳さんが、、。暇潰しなんて絶対嘘だ。」
美都「ええそうね。何かしら理由があるはずよ。」
武蔵「一体二人とあのウェイ、、玄徳って人と何の繋がりがあるんだ。」

美都「玄徳さんはね、私たちを救ってくれたの。」
桐生「俺と美都は幼なじみで結構両家族一同で旅行に行ったりするんだ。だがある日旅行帰りに事故にあって助かったのは俺たちだけ。途方にくれたぜ。」
美都「そしてもう倒れそうってときに玄徳さんが現れたの。一緒に生活して戦い方も教えてくれたわ。」
桐生「玄徳流は剣や武術、色々あるからな。」
武蔵「玄徳流、、聞いたことがある。かなりの有名だ。」
桐生「ウイルス飛来の日、玄徳さんは買い物をしてくると行って帰ってこなかった。それが今に至る。」
美都「玄徳さんは研究もしていたから各地の研究室を見て回ったの。」
誠也「それであのとき俺らに出会ったのか。」
桐生「そういうことだ。」
加奈「なんか切ない、、、」
桐生「ま、玄徳さんがウェイパーだったって以上は俺らも覚悟決めて戦わないといけない。」
美都「本当はあなたたちを巻き込みたくなかったのよ。危ないから。」



誠也「別に巻き込んでくれて結構っすよ。俺だってあいつはぶっ倒したいし。」
武蔵「みんなで勝って帰るって決めたしな。」
颯「狂人上等！ぶっ倒してやんよ。」
伸一「俺の力、見せてやるぜ。」
加奈「桐生君も美都さんもなんにも心配しないでください。」
桐生「お前ら、、、」
美都「ありがとう。本当にありがとう。」

数分後、話し合いにより一同は桐生の家に帰ることにした




「くそ、神童零士ぃ、、、」
玄徳は零士に銃撃されたところを押さえる
玄徳「あいつら、、覚えていろ、、」
玄徳は新たな拠点に住んでいる
復讐するその時のために



北海道ー天郷麟本部ー

兵隊「ーーー以上が今回の結果です。」
零士「、、、」
兵隊「零士様？」
零士「あ、すまない。ぼーっとしていた。」
兵隊「お体の具合でも悪いのですか？お休みになられますか？」
零士「いや、大丈夫だ。それよりすまないがもう一度頼む。」
兵隊「はい。」
兵隊はもう一度言う
零士(さて、次はどうするかな。)

兵隊の報告を聞き終えた零士は本部の地下へと向かう
そこは牢屋
一人の人間が牢屋の中にいた
零士「久しいな。」
？？？「何のようだ？」
零士「お前をここから出してやる。」
？？？「何故に？」
零士「頼みがあるからだ。」
？？？「言ってみろ。」
零士「日本を統率するのにお前の力が必要だ。貸してくれるか？」
？？？「、、、ああ。いいぞ。」
零士「ありがとう。さあ出るんだ。」
零士はスイッチを押して牢屋を開ける

零士「さあ出番だ、、、ラウェンシェル。」