38 / 38
第二章:ライバルギルドバトル編
37.グランロードの正体
しおりを挟む
「どうやら多少はレベルアップしたようだが、戦闘の技術、魔力の使い方なんかはまだまだのようだな?これなら簡単に復讐が果たせそうだ。それに、この身体を気遣ってか、パワーも出せないようだしな?」
……今ので結構見破られてた。
なるほど、前回と違って僕をしっかり分析しながら戦うってわけだ。
これは、普通の二戦目と思わないほうがいいね。
深呼吸を二回してから前回買勝ったという気持ちをリセットして……挑戦者の気持ちになる。
「オーケー……もう再戦とは思わないよ。こっからは初戦のきぶぉ!」
キメ台詞を言ってるときに突然、ヴァノに横っ腹をドス!っとやられた。
こ、これは無防備でやられるとマジで痛いんですけど……?
ひ、人がかっこつけてるときに邪魔してくるとは……!
あ、獣"人"だけど人じゃないか。
「ググ……な、なにすんのさ!」
「だーかーら、お前は何もすんなって言ってんだろ」
「言ってないし!共同戦線するって言ったじゃん!」
「そうだったか?なら、それはナシな。だいたい、この俺がなぜお前みたいな子供と手を組まにゃならない?」
この……!自分の都合がいいように記憶を書き換えてるのか?
だめだ。いくらヴァンの兄とはいえ、共同戦線どころか、最悪僕にまで攻撃しそうだ。
仕方ない……
「僕と戦いたかったらコイツと戦って勝てたらね?」
「な……!?俺は今すぐお前を……」
「このままだと戦いの邪魔されそうだし、それどころか僕にまで容赦なく攻撃してくる……でしょ?」
チラッとヴァノを見れば、フッと鼻で笑った。
うわ、クッソムカつく!
「よくわかってるじゃないか。俺には手助けなんざいらないんだ」
ほら、やっぱり。
でも、みんなが天才天才言うから、こういうことを言うようになったんじゃないかという可能性もあるんだよねぇ。
っていうか、あんなのと一緒にいたら僕の心まで歪んじゃいそうで怖いわ。
「だ、そうだから」
「チッ!まぁいいだろう。貴様からやってやる。いざとなったら必要になるだろうからな」
「それはない。お前は俺の手によって消えるのだから……な!」
ヴァノが先に動き出し、さっきとは比べ物にならない速さでジャドー攻撃していき、ジャドーはそれを防ぐことで手一杯で攻撃に移すことができないようだ。
もちろん隙あらば打撃攻撃や魔法で攻撃しようとしているけど、それはすぐに流されたり他方向に弾かれたりでダメージを与えられてはいない。
アレを見て思う。たしかに戦闘に関して"だけ"は天才的だと。
チラッと他のみんなを見れば、マスターといえど大苦戦している。一匹ならまだしも、数えきれないほどたくさんとなると、やっぱりマスターでもキツイか。
待つだけなのはアレだし、あのドラゴン達を操るグランロード……か。あいつと戦っておいたほうがいいか。聞きたいこともあるし、なぜかチラチラとこっちを見てるし。
とはいえ、相手は空を飛んでいる。ヴァンみたく風を使って飛べないから、《ドラゴン化》で戦うしかない。……んだけど、僕は特訓で飛べるようになっただけで、まだドラゴンの姿で戦えるようにはなってないんだよね。
まずは近づいて……グランヴァルツに交代するしかないかな。
っと、その前に……
《フェンリル呼び》を乗せて指笛を鳴らす。
みんなの戦いに加勢してほしいんだけど……これでまた来てくれるのかな?
そう思っていたら、コロシアムの外の方からドドドドドドドドドという地響きがありそうな地を蹴る音が聞こえる。
そして、たくさんのフェンリルがステージの前に並ぶ。
まさに圧巻だよ。
「呼んだか、主よ」
「うん、たくさんのドラゴンがいるでしょ?僕はその大将と戦うから、仲間の加勢をしてほしいんだ」
「これは……なかなか壮観だな」
だよねぇ。
こんなの、向こうの世界じゃ絶対見れない光景だしね。異世界ならではって感じ。
「まかせろ。魔王クラスでなければ、以前のようにはならん」
「うん、お願いね」
フェンリル達は遠吠えした後、ドラゴン達に向かって、そのするどい牙を向ける。
さて、僕も行かないと。
ドラゴンに変化してから自分の身体を見てみる。
赤い鱗に包まれた大きいトカゲのようなタイプ……坑道で見たグランヴァルツが子供になったような姿だ。
うん、やっぱりドラゴンってかっこいいよね。最初は直面したら怖いだろうけど。
っと、そんなこと考えてる場合じゃないや。
子供ながら大きな翼で羽ばたき、文字通り高みの見物をしているグランロードに近づく。
「おや、私の相手は君かな?見ていたが、獣人がドラゴンになれるとはすばらしい」
「……戦う前に聞きたいんだけど」
「冥土の土産にかな?言ってみなさい」
僕が子供だからって余裕じゃないか……
まぁいい。今聞きたいのは……
「なんで人間に近い姿をしてんの?この世界に人間はいないって聞いてるんだけど?」
「ほぅ、人間の存在を知ってるような質問ですね?答えは簡単。私は元・人間だから」
……はい?
今、元は人間だと?
「ちょ、どういうこと!?異世界から転移でもしてきたとでもいうの!?」
「……ふ。浅はかな考えだ」
「え?」
「今のお前達獣人にどのように伝わってるのかは知らないが、昔は人間と獣人は共存していたのだ。そして、私は人間から魔族に生まれ変わったのだ」
人間と獣人が共存していた?
たしか、ヴァンから聞いたときは人間は昔話っていうかおとぎ話の存在……つまり、向こうの世界でいえば二次元の存在だったはず。
そんなの、近い過去なら今も伝わってるはず……てことは、歴史が歪むくらいの大昔の話ってことになる。
でも、それだとかなりの長寿ってことになるよ?
「フフフ、信じられないって顔をしてますね。では、なぜ人間だった私が魔族になったかわかるかな?」
「え?し、死んだから?」
「ふ、自ら望んだからだ」
自ら望んだ!?
それって……人間に対する裏切り行為なんじゃ?
っていうか、なんで獣人じゃなくて魔族なんだろ?
「なんで獣人じゃなくて魔族なの?なんで人間や獣人を裏切ってまで敵である魔族に!?」
「だって美しいじゃないか」
「美しい?」
「人間や獣人には到底手に入れられない高い魔力や明らかに長生きできる長寿、多種多様の種族と姿がある。その中でもドラゴンは素晴らしい!力強さがあるのに魔力も高い。空も飛べ、知能も高い!ハーッハッハッハ!!」
お、おおう……ものすごい熱く語ってくるな……
魔族となったからには、家族とも別れるどころか絶縁、死に別れをしてるはずなのに……後悔を一片も悔やまないとは……
なんだか、元人間としてはコイツ、嫌いだな。魔族とか以前に。
「こっちは答えた。こっちの質問にも答えてもらおうか」
「なに?」
「君は人間という種族を知っているようだが、どこまで知っている?」
「……この世界の人間の事は全く知らない。僕は異世界の人間からの転生者だからね」
「ほう?」
な、なに?急に怪しい笑いをしだして……
「なんだかんだ言っても君も人間をやめた……人間の裏切り者じゃないか」
「な……!?」
「そうだろう?親が授けた身体を捨て、獣人になったのだから。しかも生まれた世界さえも捨てているのだから」
グ……言い方はムカつくけど、意味的には合ってるから反論できない……!
「いわば、我々は同士!どうだ?くだらない獣人ではなく、我々魔族の仲間にならな……」
「あ、そっちの仲間とか絶対にないない」
真顔で手を横にして振る。
どーしてそうなんのかわけわかんない。
「僕は今の仲間に助けられて、みんなのために強くなるって決めたんだ。誘われてわかったっていうと思う?」
「……フ、どうやら戦うしかなさそうだな」
「僕は最初からそのつもりだけど。……いや、戦うのは僕じゃないか」
「なに?」
《二心一体》のスキルを発動させる。
体毛の色が変化し、僕の意識はどこかへ飛ばされるのを感じながら願う。
グランヴァルツ……頼んだよ。
……今ので結構見破られてた。
なるほど、前回と違って僕をしっかり分析しながら戦うってわけだ。
これは、普通の二戦目と思わないほうがいいね。
深呼吸を二回してから前回買勝ったという気持ちをリセットして……挑戦者の気持ちになる。
「オーケー……もう再戦とは思わないよ。こっからは初戦のきぶぉ!」
キメ台詞を言ってるときに突然、ヴァノに横っ腹をドス!っとやられた。
こ、これは無防備でやられるとマジで痛いんですけど……?
ひ、人がかっこつけてるときに邪魔してくるとは……!
あ、獣"人"だけど人じゃないか。
「ググ……な、なにすんのさ!」
「だーかーら、お前は何もすんなって言ってんだろ」
「言ってないし!共同戦線するって言ったじゃん!」
「そうだったか?なら、それはナシな。だいたい、この俺がなぜお前みたいな子供と手を組まにゃならない?」
この……!自分の都合がいいように記憶を書き換えてるのか?
だめだ。いくらヴァンの兄とはいえ、共同戦線どころか、最悪僕にまで攻撃しそうだ。
仕方ない……
「僕と戦いたかったらコイツと戦って勝てたらね?」
「な……!?俺は今すぐお前を……」
「このままだと戦いの邪魔されそうだし、それどころか僕にまで容赦なく攻撃してくる……でしょ?」
チラッとヴァノを見れば、フッと鼻で笑った。
うわ、クッソムカつく!
「よくわかってるじゃないか。俺には手助けなんざいらないんだ」
ほら、やっぱり。
でも、みんなが天才天才言うから、こういうことを言うようになったんじゃないかという可能性もあるんだよねぇ。
っていうか、あんなのと一緒にいたら僕の心まで歪んじゃいそうで怖いわ。
「だ、そうだから」
「チッ!まぁいいだろう。貴様からやってやる。いざとなったら必要になるだろうからな」
「それはない。お前は俺の手によって消えるのだから……な!」
ヴァノが先に動き出し、さっきとは比べ物にならない速さでジャドー攻撃していき、ジャドーはそれを防ぐことで手一杯で攻撃に移すことができないようだ。
もちろん隙あらば打撃攻撃や魔法で攻撃しようとしているけど、それはすぐに流されたり他方向に弾かれたりでダメージを与えられてはいない。
アレを見て思う。たしかに戦闘に関して"だけ"は天才的だと。
チラッと他のみんなを見れば、マスターといえど大苦戦している。一匹ならまだしも、数えきれないほどたくさんとなると、やっぱりマスターでもキツイか。
待つだけなのはアレだし、あのドラゴン達を操るグランロード……か。あいつと戦っておいたほうがいいか。聞きたいこともあるし、なぜかチラチラとこっちを見てるし。
とはいえ、相手は空を飛んでいる。ヴァンみたく風を使って飛べないから、《ドラゴン化》で戦うしかない。……んだけど、僕は特訓で飛べるようになっただけで、まだドラゴンの姿で戦えるようにはなってないんだよね。
まずは近づいて……グランヴァルツに交代するしかないかな。
っと、その前に……
《フェンリル呼び》を乗せて指笛を鳴らす。
みんなの戦いに加勢してほしいんだけど……これでまた来てくれるのかな?
そう思っていたら、コロシアムの外の方からドドドドドドドドドという地響きがありそうな地を蹴る音が聞こえる。
そして、たくさんのフェンリルがステージの前に並ぶ。
まさに圧巻だよ。
「呼んだか、主よ」
「うん、たくさんのドラゴンがいるでしょ?僕はその大将と戦うから、仲間の加勢をしてほしいんだ」
「これは……なかなか壮観だな」
だよねぇ。
こんなの、向こうの世界じゃ絶対見れない光景だしね。異世界ならではって感じ。
「まかせろ。魔王クラスでなければ、以前のようにはならん」
「うん、お願いね」
フェンリル達は遠吠えした後、ドラゴン達に向かって、そのするどい牙を向ける。
さて、僕も行かないと。
ドラゴンに変化してから自分の身体を見てみる。
赤い鱗に包まれた大きいトカゲのようなタイプ……坑道で見たグランヴァルツが子供になったような姿だ。
うん、やっぱりドラゴンってかっこいいよね。最初は直面したら怖いだろうけど。
っと、そんなこと考えてる場合じゃないや。
子供ながら大きな翼で羽ばたき、文字通り高みの見物をしているグランロードに近づく。
「おや、私の相手は君かな?見ていたが、獣人がドラゴンになれるとはすばらしい」
「……戦う前に聞きたいんだけど」
「冥土の土産にかな?言ってみなさい」
僕が子供だからって余裕じゃないか……
まぁいい。今聞きたいのは……
「なんで人間に近い姿をしてんの?この世界に人間はいないって聞いてるんだけど?」
「ほぅ、人間の存在を知ってるような質問ですね?答えは簡単。私は元・人間だから」
……はい?
今、元は人間だと?
「ちょ、どういうこと!?異世界から転移でもしてきたとでもいうの!?」
「……ふ。浅はかな考えだ」
「え?」
「今のお前達獣人にどのように伝わってるのかは知らないが、昔は人間と獣人は共存していたのだ。そして、私は人間から魔族に生まれ変わったのだ」
人間と獣人が共存していた?
たしか、ヴァンから聞いたときは人間は昔話っていうかおとぎ話の存在……つまり、向こうの世界でいえば二次元の存在だったはず。
そんなの、近い過去なら今も伝わってるはず……てことは、歴史が歪むくらいの大昔の話ってことになる。
でも、それだとかなりの長寿ってことになるよ?
「フフフ、信じられないって顔をしてますね。では、なぜ人間だった私が魔族になったかわかるかな?」
「え?し、死んだから?」
「ふ、自ら望んだからだ」
自ら望んだ!?
それって……人間に対する裏切り行為なんじゃ?
っていうか、なんで獣人じゃなくて魔族なんだろ?
「なんで獣人じゃなくて魔族なの?なんで人間や獣人を裏切ってまで敵である魔族に!?」
「だって美しいじゃないか」
「美しい?」
「人間や獣人には到底手に入れられない高い魔力や明らかに長生きできる長寿、多種多様の種族と姿がある。その中でもドラゴンは素晴らしい!力強さがあるのに魔力も高い。空も飛べ、知能も高い!ハーッハッハッハ!!」
お、おおう……ものすごい熱く語ってくるな……
魔族となったからには、家族とも別れるどころか絶縁、死に別れをしてるはずなのに……後悔を一片も悔やまないとは……
なんだか、元人間としてはコイツ、嫌いだな。魔族とか以前に。
「こっちは答えた。こっちの質問にも答えてもらおうか」
「なに?」
「君は人間という種族を知っているようだが、どこまで知っている?」
「……この世界の人間の事は全く知らない。僕は異世界の人間からの転生者だからね」
「ほう?」
な、なに?急に怪しい笑いをしだして……
「なんだかんだ言っても君も人間をやめた……人間の裏切り者じゃないか」
「な……!?」
「そうだろう?親が授けた身体を捨て、獣人になったのだから。しかも生まれた世界さえも捨てているのだから」
グ……言い方はムカつくけど、意味的には合ってるから反論できない……!
「いわば、我々は同士!どうだ?くだらない獣人ではなく、我々魔族の仲間にならな……」
「あ、そっちの仲間とか絶対にないない」
真顔で手を横にして振る。
どーしてそうなんのかわけわかんない。
「僕は今の仲間に助けられて、みんなのために強くなるって決めたんだ。誘われてわかったっていうと思う?」
「……フ、どうやら戦うしかなさそうだな」
「僕は最初からそのつもりだけど。……いや、戦うのは僕じゃないか」
「なに?」
《二心一体》のスキルを発動させる。
体毛の色が変化し、僕の意識はどこかへ飛ばされるのを感じながら願う。
グランヴァルツ……頼んだよ。
0
お気に入りに追加
11
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
追放された武闘派令嬢の異世界生活
新川キナ
ファンタジー
異世界の記憶を有し、転生者であるがゆえに幼少の頃より文武に秀でた令嬢が居た。
名をエレスティーナという。そんな彼女には婚約者が居た。
気乗りのしない十五歳のデビュタントで初めて婚約者に会ったエレスティーナだったが、そこで素行の悪い婚約者をぶん殴る。
追放された彼女だったが、逆に清々したと言わんばかりに自由を謳歌。冒険者家業に邁進する。
ダンジョンに潜ったり護衛をしたり恋をしたり。仲間と酒を飲み歌って踊る毎日。気が向くままに生きていたが冒険者は若い間だけの仕事だ。そこで将来を考えて錬金術師の道へ進むことに。
一流の錬金術師になるべく頑張るのだった
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚
役立たずと言われた王子、最強のもふもふ国家を再建する~ハズレスキル【料理】のレシピは実は万能でした~
延野 正行
ファンタジー
第七王子ルヴィンは王族で唯一7つのギフトを授かりながら、謙虚に過ごしていた。
ある時、国王の代わりに受けた呪いによって【料理】のギフトしか使えなくなる。
人心は離れ、国王からも見限られたルヴィンの前に現れたのは、獣人国の女王だった。
「君は今日から女王陛下《ボク》の料理番だ」
温かく迎えられるルヴィンだったが、獣人国は軍事力こそ最強でも、周辺国からは馬鹿にされるほど未開の国だった。
しかし【料理】のギフトを極めたルヴィンは、能力を使い『農業のレシピ』『牧畜のレシピ』『おもてなしのレシピ』を生み出し、獣人国を一流の国へと導いていく。
「僕には見えます。この国が大陸一の国になっていくレシピが!」
これは獣人国のちいさな料理番が、地元食材を使った料理をふるい、もふもふ女王を支え、大国へと成長させていく物語である。
異世界居酒屋「陽羽南」~異世界から人外が迷い込んできました~
八百十三
ファンタジー
東京都新宿区、歌舞伎町。
世界有数の繁華街に新しくオープンした居酒屋「陽羽南(ひばな)」の店員は、エルフ、獣人、竜人!?
異世界から迷い込んできた冒険者パーティーを率いる犬獣人の魔法使い・マウロは、何の因果か出会った青年実業家に丸め込まれて居酒屋で店員として働くことに。
仲間と共に働くにつれてこちらの世界にも馴染んできたところで、彼は「故郷の世界が直面する危機」を知る――
●コンテスト・小説大賞選考結果記録
第10回ネット小説大賞一次選考通過
※小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、エブリスタにも並行して投稿しています
https://ncode.syosetu.com/n5744eu/
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886816699
https://novelup.plus/story/630860754
https://estar.jp/novels/25628712
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
恋愛
公爵家の末娘として生まれた8歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと時分の正体が明らかに。
普通に恋愛して幸せな毎日を送りたい!
救世の魔法使い
菅原
ファンタジー
賢者に憧れる少年が、大魔法使いを目指し頑張るお話です。
今後の為に感想、ご意見お待ちしています。
作品について―
この作品は、『臆病者の弓使い』と同じ世界観で書いたシリーズ物となります。
あちらを読んでいなくても問題ないように書いたつもりですが、そちらも読んで頂けたら嬉しいです。
※主人公が不当な扱いを受けます。
苦手な人はご注意ください。
※全編シリアスでお送りしております。ギャグ回といった物は皆無ですのでご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる