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第11話

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 鬱蒼とした森のような山を散策する事3日にしてついにやや拓けた山の麓、遠くに海と小さく町も見渡せる街道に出た。

 先日立ち寄った自衛都市ダンディケルから次の町まで続くメインの街道が、今まさに合流した馬車も通れそうなやや舗装されたこの街道との事だが、徒歩で森と山の中を歩いた方がショートカットになるので道程は険しかったが、1日半は後れを取り戻せた計算らしい。
 オレを保護したせいで余計に予定に遅れが出ているのでヴィルヘルムに遅れないようキビキビと歩くのみだった。

 ここ数日で変わった事といえば依然効果は分からないが魔法の練習が捗った事だ。
 胸の辺りで種火をイメージした熱を作って焚き火まで育てて両手の指の先まで持って来て発動する。上手くいくと疲労感だけはあるので“なにかをやった!”感じはあるのだが依然として魔法の発動後は周囲には何の変化もなく、漫画のように“シーン”と耳に痛いような静寂が聞こえてくるのみだった。
 ヴィルヘルムも遠慮してくれているのか横目で危なくないように様子を見ていてはくれるが、魔法の発動中もその後も特に何か声を掛けてくれる訳ではないから余計居たたまれない。いや決して慰めてほしい訳ではないのだが。

 周囲の草に燃えた後はないか竜巻のような風が起きていて木の枝等が落ちてきていないか、はたまたそこまでは望んでいないが天候が変わってはいないかと、必死に木の隙間から空の色を確認するがやはり何も変わった様子は無い。
 そんなこんなで魔法の練習は確実に進んでいるが、目に見える成果は上げられていない。

「ここから街道沿いを町に向かうが、ホルン殿曰く精霊の泉はこの街道から向こうの山の麓の森に入った所だそうだ」
「なるほどじゃあ一旦町に行ってからここまで戻って来てそれから向かう訳か」
 確かにすぐに泉を目指した方が随分早そうではあるが、1日で往復出来る距離ではない事は明白だった。
 明日は次の町で書簡を届ける約束があるからこちらが最優先との事だ。泉のある方向を見てしばし立ち止まったヴィルヘルムの肩を励ますようにコツコツと叩いた。
 ちょっと格好をつけたせいか肩当てを叩いてしまい普通に手の甲が痛い。

 先に立って街道を町の方へ歩き出すと森の中と比べて随分歩きやすい事に気付く。
 このまま順調に行けば今日の夕方にはきっと次の町、貿易都市カールフォントに辿り着ける筈だ。
「贅沢は言わないから大きな風呂だけあったら良いなぁ」
 思わず口に出していた願望にヴィルヘルムが“風呂なら先日入っただろう”という顔をする。
「うーんあの宿はすごく良かったけどオレの国でのお風呂っていうのは、浴槽にお湯を沢山溜めて身体を温める為にその中でしばらく浸かるんだ」
 大人でもゆったり横になれる長方形の浴槽で水を貯める為に栓が付いていて、高さは腰までないくらいだけど浸かると疲れの取れ方が違うんだと説明すると、ヴィルヘルムが興味深そうに頷いた。

「浴槽を満たす湯を部屋まで運び込ませるとは贅沢な話だが、確かに浄化石を入れておけば湯が冷める前に何人か交代で入る事も可能かもしれないな」
 よく分からない言葉も出てきたがイメージは共有出来たようなので良しとしておく。
「急いで交代で入っても良いけど浴槽が大きければ大きい程、銭湯とか温泉って言うんだけど一緒に入る事も出来るからお湯は1回で済むかな?」
 オレの言葉を聞いて黙ってしまったヴィルヘルムが次第にギュッと眉間に皺を寄せたので、この国には同じ風呂に同時に浸かる大浴場のような文化は無さそうだ。

 ヴィルヘルムとは徐々に打ち解けてきて世間話というか、してもしなくても良いような話も色々するようになった。でもこの世界で生きていくに当たりこういった世間話から自分の常識と、世間とのギャップを確認して擦り合わせをしておく事が大切だと思うのだ、本当は大体が面白がって色々話を聞いているだけだが。


 微かに潮の香りがして海が近付いてきた事が分かる。
 弱い海風を感じながら歩いていると日が傾き始めた頃、やっと目的地である貿易都市カールフォントが見えてきた。先日立ち寄った町とは違い町全体を囲む壁のような物は無い代わりに、堀のような水路が町を囲んでいるようだが左右どちらを見てもこの水路の終点は見えない。
 いくつかある石造りや木造りの大小の橋を渡ればそれだけで町に入れるから出入りは自由のようだ。町の規模は一見しただけで大きくここまで近寄ってしまってからではその全容は確認出来ない。

「イツキこの町は名前の通り貿易を中心に栄えた町だが、王都から離れている事もあり治安はあまり良くない。地区によって随分様子が変わるから気を付けてほしい。私の傍を離れないでくれ」
「分かった、気を付けるよ」
 やがて見えてきた大きな石造りのアーチ型の橋を越えると、既にもう一歩町の中に足を踏み入れていた。大通りらしき道を辻馬車が所狭しとすれ違って行く、道の端に寄っていないと簡単に轢かれてしまいそうだ。
 前方を進むヴィルヘルムのマントにぴったりと張り付く位の距離感で歩く。
 確かに前の町と違って町中からなんとも言えない視線を感じる。じっとりと人を値踏みするような視線の1つを辿って道向こうに立っていた男達を観察する。
 下品な笑いを浮かべこちらを見ながら隣の男とジェスチャーで会話をしているようだ、ナイフを振り上げて踏み付けて……みたいな動きに見えるのは気のせいだと思いたい。
 思わず頬に触れていたマントを握りしめ手の形が付きそうな程強く握った。


 表通りとは思えないような恐怖の入り口を抜けて小さな橋を2つ渡ると、やっと普通に出歩けそうな一般的な町並みに出てきた。
 橋を渡る毎に町の雰囲気も違う為これが地区によって様子が変わるという事だろう。
 この区画には橋の横や町のあちこちに警察の派出所のような小さな詰め所が置かれていたり、自警団のような揃いの制服を着た人が頻繁に見回りをする事で治安を維持しているようだ。

 1軒の古い洋館のような建物の前に立ち止まりヴィルヘルムがその扉に付いている金具を掴み扉をノックした。
 叩き方と回数で意味が変わるようで先程のノックで、今夜の宿泊客が到着した事が正確に建物の中に伝わったようだ。大きく開かれた扉から中に入ると初老の男性がにこやかに出迎えてくれた。
 簡単にこの宿の設備の説明を受けて早速部屋へ通された。

「はぁもう今日は歩きたくない……」
 ソファーに倒れるように座り込むとヴィルヘルムには行儀が悪いと言われてしまった、ベッドに倒れ込むのは汚いって言われるだろうから我慢したのに……。部屋の鍵と窓のカーテンが閉まっている事を確認して窮屈なベストと帽子を脱いだ。
「またすぐ夕食を持って人が来るぞ」
「ドアがノックされたら……帽子を被るよ」
 急激な眠気を感じたが外したマントを壁のフックに掛けて胴当て等を外して軽装になったヴィルヘルムが肩を何度も軽く叩くので眠れない。

 この晩の夕食は豪勢だった。
 流石海が近いだけあってパエリアのような海鮮を乗せた米の料理と、脂の乗ったマグロのような魚のソテー、芋のポタージュと今までで一番美味しい食事にテンションが上がってしまった。
 これで風呂もあれば言う事はなかったがやはり浸かる為の浴槽はないようで、濡らしたタオルで身体をよく拭いて辛うじて数回頭から被る分だけの湯が用意されていた。もう少し暖かい日であれば川で良いから思い切り飛び込みたい……。

 やっと一息ついてベッドに倒れ込むとその軟らかな感触に今度こそ本格的な眠気が襲ってくる。ヴィルヘルムが浴室から出てきたら明日の予定を立てて、書簡を無事に渡したら……すぐに……。軟らかいベッドに抗えずオレは早々に意識を手放した。



「イツキ……もうそろそろ起きないと不味いぞ」
 目を閉じていても目蓋に感じる朝日の眩しさで目が覚めた。窓から差し込む朝日も眩しいが起こしてくれたヴィルヘルムの鈍い金髪が光を反射するのも眩しくて思わず目を細めた。
「ごめんすぐに準備する」
 寝ぼけた頭で立ち上がりすぐに出掛けられるよう着替えて身支度を整えた。
 ヴィルヘルムがベッドサイドまで持って来てくれた朝食を平らげながら今日の予定を聞く。
「書簡はこの町の貴族街にある屋敷まで届けるが、訪問の約束は昼からなのでそれまで近くの食料品店で携帯食料を補給しようと思う。午後はイツキには一足先にこの部屋に戻ってもらい私は何件か聞き込みをする予定だ」
「その聞き込みはオレも手分けして出来ないのかな?」

「そうだな昨日見た通りこの町の治安は良くない。町中で君の帽子でも盗られようものならその場にいる人間が全員血眼になって君を捕まえるだろう。最初に君を連れ去ろうとした男達も目的地はここだったろうからな」
「あー……確かに違和感無いかも」
 あの汚い辻馬車のボロボロのマントの男達が、この町の入り口のようなスラム街でくだを巻く姿を想像して寒気がした。つまりそういった人種も少なくない町だから気を引き締めろという事だろう。

 お互いの予定を再度確認してから洋館を出た。
 昨日の町の入り口の印象が強過ぎて少々身構えてしまうが道行く人も町の様子もそこまで荒れた印象は無い。
 隣の区画とを繋ぐ小さな橋の方を見ていると詰め所に立つ自警団の制服を着た男性が、1人1人橋を出入りする人をチェックして挙動の怪しい人間はその場で足止めをしているようだった。これでこの区画の治安をある程度守っているようだ。

 前を歩くヴィルヘルムのすぐ後ろを歩く、流石に朝の明るい町中では子どもの様に彼のマントを握る事はしない。
 程なくして足元が舗装された土の道から煉瓦造りの道に変わった、一見して高級住宅街と分かるエリアだ。
 色とりどりの食材が描かれた大きな看板がある、可愛らしい鱗屋根の小さな店の前でヴィルヘルムが振り返った。はい、遅れずちゃんとついて来ていますよという意味を込めて頷き、彼に続いて一緒に店内へ入った。

 甘い香りをさせた果物や新鮮な魚、綺麗な色をした肉に色とりどりの美味しそうな野菜、様々な生鮮食品と見た事もないような香辛料が所狭しと商品棚に並んでいる。
 中には食品かどうかも分からないが玉子のような球体が沢山詰まった麻袋もあった。少しだが調理器具も置いているようだ。見慣れない物が多く目移りしてしまう。
 店長さんは大きな身体の陽気な男性で鼻歌まじりに丸太のような腕を振って、嘘みたいに大きな肉の塊を綺麗に切り分けていた。

「これなんかどうだろう?」
 壁に掛かっていた一番小さなサイズの小鍋を手に取ると、店長さんの鼻歌を邪魔しないように小声でヴィルヘルムと相談をする。
 昨日までの旅の中でやはり道中冷たい携帯食料だけでは味気無い為、簡単な食事なら作ってみたいとお願いしたのだ。朝に温かいベーコンと温めたスープ、夜も別の味のスープがあればオレはもっと頑張れる……と必死の説得だった。
「そのサイズなら持ち運びにも便利だろう」
 手にしていた小鍋といくつかの携帯食料と液体スープの素を買って店を出た。

 思いの外長居してしまったようで店を出ると太陽が随分高い位置まで上がっていた。すぐに懐中時計の時刻を確認すると時計は11時半を少し過ぎていた。書簡を届ける約束は12時なのでヴィルヘルムは態度には出さないものの少し焦った様子だった。
「荷物はオレが持てる量だしヴィルヘルムはこのまま書簡を届けに行ってくれ」
「しかし……」
 少し迷っている様子の彼から今買ったばかりの食料を受け取り、小鍋と食料で両手が一杯になった。

「遅れたら不味いんだろ?というかほぼオレの寝坊のせいだし……」
「いや、やはり部屋まで送り届けてから」
「いやいや!もう宿見えてるし、すぐそこだから大丈夫。部屋に着いたらちゃんと鍵かけて夜まで大人しくしてるって」
 本当に店から目と鼻の先にある宿に無事に1人で戻れるかどうか本気で心配している彼に苦笑しながら、大丈夫だから気にせず行ってくれと言って宿に向かって歩き出した。角を曲がるまで何度か振り返った様子のヴィルヘルムに、本当に心の底から子ども扱いされているのかもな……と不安になりつつ、つい先程歩いたばかりの道を引き返していた。

 思ったより多かった荷物を抱え直して宿の前まで戻ると、宿の扉の横では荷車に色々な花を積んで移動販売をするお姉さんが愛想よく笑っていた。
 この辺りでもどちらかと言えば高級な宿のようなので中から出てくる宿泊客によく売れるのかもしれない。
 見た事のあるような花から今までの人生で全く見た事のないような色や形の花まで種類は様々だ。その中に見慣れた一際大きな白い花を見付けてオレは思わず声を上げた。
「あっこの花……」
「リーヴァルの花ですね数が少ないので、こうやって売っているのは珍しいんですよ」
「そうなんですか」
 先日と同じくしているであろう甘い蜂蜜の香りは、他の花の香りに負けて今は感じられない。この花の意味をオレに伝える時の気不味そうなヴィルヘルムが思い出されて思わずニヤニヤしてしまう。
 オレもこの花を飾る意味を聞いた時は流石に驚いたが、あの女将さんが親切心でしてくれた事ならその好意が嬉しかったし、サービスでこんな綺麗な花を飾ってくれたなら喜ぶしかないだろう。
 宿を発つ際にも花のお礼を女将さんにちゃんと伝えて出て来たが、最後まであらぬ誤解に納得のいっていない様子のヴィルヘルムを見て、こういう妙な所で子どもっぽいというか大人気ない所があるなと笑ったものだ。

 尚も白い花を見てニヤついていたオレはいつの間にかすぐ横に人が立っていた事を、その人物から声を掛けられるまで全く気が付かなかった。


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