8 / 23
君、愛し 恋し 扉
ブライダルフェア
しおりを挟む
咲ちゃんが佐藤さんと藤臣さんを呼び戻し、四人で出かける。
ホテルのブライダルフェアに連れて来られた。
はしゃぐ佐藤さんと、落ち込み沈む藤臣さんが対照的だ。
咲ちゃんは式場の空き日チェックに余念が無い。
「咲、早く結婚するの~!」
嬉しい。可愛い過ぎる。
喫茶室のお姉さんがサービスの紅茶とチョコレートを持って来てくれる。
咲ちゃんには特別にスイーツが提供されていた。
なるほど。誰の目にも咲ちゃんは可愛いからね。
「もうすぐ男の子が産まれるの!」
佐藤さんが紅茶を噴いた。
藤臣さんは喉を詰まらせて咳き込んでいる。
多分僕の顔は真っ赤だ。
咲ちゃんがおねだりしてブライダル下着を一式、藤臣さんに買わせた。
結婚指輪を僕の指に似合うデザインにすると咲ちゃんが言い張る。
店員のお姉さんに色々試しに嵌めらて、僕は指輪の付け方を教わった。
「功君。結婚指輪はこれがイイの」
35万円が安いのか高いのか分からないが、僕の予算よりも遥かに安い。
僕の選んだ婚約指輪は、大きな石が咲ちゃんの指を折りそうに見えて恐いとみんなが言う。
仕方なく咲ちゃんの気に入った、小さな石の付いた可愛いデザインの指輪を買ってあげた。
「佐藤さんはぁ、ブーケとブートニアをお願いね。ヘアーはティアラにするから!」
「何でこんなパンツが見えそうなミニドレスがある?」
「ドレスはミニがイイの! ベールが長いから!」
試着室の咲ちゃんが藤臣さんと相談中。
咲ちゃんのブライダル計画が進む。
「功君、帰ったらいっぱいしようね!」
笑顔の咲ちゃんと、恋人繋ぎの手に可愛いデザインの婚約指輪が眩しい僕。
膝をついて崩れ落ちる藤臣さん。
佐藤さんは手を叩いて笑っていた。
ホテルのブライダルフェアに連れて来られた。
はしゃぐ佐藤さんと、落ち込み沈む藤臣さんが対照的だ。
咲ちゃんは式場の空き日チェックに余念が無い。
「咲、早く結婚するの~!」
嬉しい。可愛い過ぎる。
喫茶室のお姉さんがサービスの紅茶とチョコレートを持って来てくれる。
咲ちゃんには特別にスイーツが提供されていた。
なるほど。誰の目にも咲ちゃんは可愛いからね。
「もうすぐ男の子が産まれるの!」
佐藤さんが紅茶を噴いた。
藤臣さんは喉を詰まらせて咳き込んでいる。
多分僕の顔は真っ赤だ。
咲ちゃんがおねだりしてブライダル下着を一式、藤臣さんに買わせた。
結婚指輪を僕の指に似合うデザインにすると咲ちゃんが言い張る。
店員のお姉さんに色々試しに嵌めらて、僕は指輪の付け方を教わった。
「功君。結婚指輪はこれがイイの」
35万円が安いのか高いのか分からないが、僕の予算よりも遥かに安い。
僕の選んだ婚約指輪は、大きな石が咲ちゃんの指を折りそうに見えて恐いとみんなが言う。
仕方なく咲ちゃんの気に入った、小さな石の付いた可愛いデザインの指輪を買ってあげた。
「佐藤さんはぁ、ブーケとブートニアをお願いね。ヘアーはティアラにするから!」
「何でこんなパンツが見えそうなミニドレスがある?」
「ドレスはミニがイイの! ベールが長いから!」
試着室の咲ちゃんが藤臣さんと相談中。
咲ちゃんのブライダル計画が進む。
「功君、帰ったらいっぱいしようね!」
笑顔の咲ちゃんと、恋人繋ぎの手に可愛いデザインの婚約指輪が眩しい僕。
膝をついて崩れ落ちる藤臣さん。
佐藤さんは手を叩いて笑っていた。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。


会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました


甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる