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女帝、友とお昼を食べる
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それから授業を受け気付けばお昼休みになっていた。
「麗ちゃん!一緒に食堂に行こう?オススメのメニューがあるの!」
萌は茶色の肩まである緩く波打った髪を揺らしながらこちらに歩いて来た。
「いいよ。初めてだから分からないことばかりだし萌に教えてもらおうかな。」
そう言って廊下に出ると、すかさず萌が私の右腕にくっ付いて来た。165センチある私に対して萌は150センチ位しか無い。なんだか妹が出来たみたいだ。
そうしているうちに食堂に着いた。流石、お金持ち学園なだけあってかなりの広さだ。席にメニュー表があり呼び鈴を鳴らしてウェイターを呼び料理の注文をする仕組みになっているらしい。この学園では食費や購買で購入した物全てのお金は家に請求されるらしい。
(何をいつ購入したのかわかるシステムは親にしたら安心だろうな。)
「麗ちゃん、この日替わりランチがすっごく美味しいんだよ!」
「じゃあ、それにする。」
萌が呼び鈴でウェイターを呼ぶ。注文している最中、ウェイターは顔をほんのり赤く染めていた。
「今のウェイター見た?麗ちゃんに見惚れて顔を赤くしてたの。麗ちゃんは私のだからね!」
プリプリ怒りながら喋っている萌はとても可愛かった。その後すぐに運ばれて来た料理を食べる。
「このスープとても美味しい!サラダのドレッシングもサッパリしてるし。」
「でしょう?ここのご飯すごく美味しいんだよね。」
美味しいご飯をゆっくり噛み締めて味わった。
「麗ちゃん!一緒に食堂に行こう?オススメのメニューがあるの!」
萌は茶色の肩まである緩く波打った髪を揺らしながらこちらに歩いて来た。
「いいよ。初めてだから分からないことばかりだし萌に教えてもらおうかな。」
そう言って廊下に出ると、すかさず萌が私の右腕にくっ付いて来た。165センチある私に対して萌は150センチ位しか無い。なんだか妹が出来たみたいだ。
そうしているうちに食堂に着いた。流石、お金持ち学園なだけあってかなりの広さだ。席にメニュー表があり呼び鈴を鳴らしてウェイターを呼び料理の注文をする仕組みになっているらしい。この学園では食費や購買で購入した物全てのお金は家に請求されるらしい。
(何をいつ購入したのかわかるシステムは親にしたら安心だろうな。)
「麗ちゃん、この日替わりランチがすっごく美味しいんだよ!」
「じゃあ、それにする。」
萌が呼び鈴でウェイターを呼ぶ。注文している最中、ウェイターは顔をほんのり赤く染めていた。
「今のウェイター見た?麗ちゃんに見惚れて顔を赤くしてたの。麗ちゃんは私のだからね!」
プリプリ怒りながら喋っている萌はとても可愛かった。その後すぐに運ばれて来た料理を食べる。
「このスープとても美味しい!サラダのドレッシングもサッパリしてるし。」
「でしょう?ここのご飯すごく美味しいんだよね。」
美味しいご飯をゆっくり噛み締めて味わった。
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