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『キャー!レオンカッコいい。この断罪スチルほんと綺麗!レオンのこの堂々とした姿最高~!』
『こらエミ!ゲームばっかりしてないで降りて来なさい。ご飯冷めるよ!』
『はーい!今日は此処までにしよう。セーブセーブっと…』
ブツッ!
「はいカートッ!今日は此処まで」
監督の声に微動だにしなかった人々が動き出した。
「お疲れさまでしたー!」
周りの皆さんに聞こえるように挨拶をする。
「お疲れさま」
「お疲れー」
「次も頑張ろうね」
色んな人に声をかけて貰いながら夜会の会場を出る。
「アナ!」
「あっレオンお疲れ~」
私の名前を呼んで此方に向かってくる金の髪に緑の目をしたイケメン。
「お疲れ様。今日はスチルのシーンまで進んだね」
「そうだね。まさかもうスチルが出るシーンまでプレイするとは…。モテますなーレオン王子?」
ニヤつきながら彼を見る。
「やめてくれ恥ずかしい」
「さっき堂々と私を断罪したのは何処の誰よ」
「仕方ないだろ?そう言う設定なんだから」
「まぁね~。シナリオ通りに演じてプレイヤーを楽しませる。それが私達の仕事だからね」
『こらエミ!ゲームばっかりしてないで降りて来なさい。ご飯冷めるよ!』
『はーい!今日は此処までにしよう。セーブセーブっと…』
ブツッ!
「はいカートッ!今日は此処まで」
監督の声に微動だにしなかった人々が動き出した。
「お疲れさまでしたー!」
周りの皆さんに聞こえるように挨拶をする。
「お疲れさま」
「お疲れー」
「次も頑張ろうね」
色んな人に声をかけて貰いながら夜会の会場を出る。
「アナ!」
「あっレオンお疲れ~」
私の名前を呼んで此方に向かってくる金の髪に緑の目をしたイケメン。
「お疲れ様。今日はスチルのシーンまで進んだね」
「そうだね。まさかもうスチルが出るシーンまでプレイするとは…。モテますなーレオン王子?」
ニヤつきながら彼を見る。
「やめてくれ恥ずかしい」
「さっき堂々と私を断罪したのは何処の誰よ」
「仕方ないだろ?そう言う設定なんだから」
「まぁね~。シナリオ通りに演じてプレイヤーを楽しませる。それが私達の仕事だからね」
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