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No.56 アースケイム新聞社

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「皆んな!3日前の夜会に関する問い合わせも昨日やっと落ち着いた!本当にご苦労様。今日まで泊まり込みで対応していた奴もいるだろう。今日は一日休日にする!だから帰ってゆっくり身体を休めろ」

「やっと帰れる!」

「寝たい。硬い地面じゃなくてふかふかベッドで寝たい」

「やっとお風呂に入れるっ!水浴びだけ気持ち悪い!」

「キャーッ!!自慢の肌にニキビが!?目の下にクマもっ!」

「…やっと落ち着きましたね。代表はこれから如何するんですか?」

「簡単に書類を纏めたら俺も帰って寝る」

「手伝いますよ」

「おう、悪いな」

「でも、本当に大変でしたね。…そういえば、シャロンさんは?夜会の後から見てないですけど」

「あ~、シャロンはちょっと野暮用で出掛けてる」

「また仕事ですか?」

「いや、プライベート」

「僕、あの人のプライベートが想像出来ません」

「まぁ、アイツも秘密主義な所があるからなぁ」

「代表とは、結構付き合い長いですよね?」

「まぁな。…アイツとはガキの頃からの付き合いだ」

「本当に長いですね!それじゃあ、シャロンさんはいつ帰ってくるんですか?」

「多分、明日の昼頃には帰って来る。………今日は、アイツの両親の命日だからな」
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