8 / 10
第2章 暗闇、そしてその後に
3話 殺人
しおりを挟む
私は、あのメス豚の帰宅ルートと監視カメラを調べた。そうすると、ある住宅地の十字路で、監視カメラはなく、薄暗い場所を見つけたの。あの女は、そこを曲がっていく。
私は、その十字路の角にレンタカーを置き、彼女が来るのを待っていた。そして、彼女がその角を通ったとき、前から近寄り、ナイフで下からお腹を刺して、ぐるっと一回転させた。そして、刃が上を向いた時に、ぐっと上にあげた。倒れた体に馬乗りになり、ナイフを上から振り落とし、心臓を一刺しにした。
私の方を見たけど、体が痙攣して声を出せないみたい。そう、あんたは豚なんだからしゃべれなくていいのよ。でも、自業自得ね。どれだけ、悪いことしたかわかっている? あなたが悪いのよ。1分ぐらい経つと、動きも止まった。
車まで引きずり、ブルーシートを敷いた後部座席に引き入れた。くだらない女なのに重いわね。迷惑かけないでよ。そして、ポリタンクで持ってきた水を道路にまき、血を流した。
そして、血がついたシャツを着替えて山奥に車を走らせた。数日間かけて掘ってあった穴に、彼女と、さっき脱いだシャツを放り込み、ガソリンで焼いて、その上から土をかぶせたわ。そのときに、私の学生証を、近くの木の下に忍ばせておいたの。
焼く前に、身分証明書とかスマホとかは全て取っておいたから、発見されても、この女に辿りつかないと思う。普通は、私の学生証があるんだから、私と思うでしょ。しかも、その女、両親はすでに交通事故で亡くなっているって言ってたから、探す人もいないと思うわ。
これで、隆一さんをたぶらかす、あのメス豚を駆除できた。世の中も、その分だけ良くなったと思う。
そして、私は、次の日、整形外科に行って、一香の顔に整形してもらった。お金は、私の貯金を現金で引き出しておいたので、そこから出して、余ったお金は、あの女の口座に入れておいた。
お金はそこそこ出したから、医者は、整形の理由は聞かなかった。そして私もびっくりするぐらい彼女と同じ顔になったの。髪型も彼女と同じにしたら、誰がみても見分けがつかない。あの女は胸も大きかったから豊胸手術もした。
スマホは顔認証で入れた。そして、その女が暮らしていたワンルームマンションに、死体のポケットに入っていた鍵で入った。だらしない女ね。物が床とかに散乱しているじゃないの。私は綺麗好きなの。片付けないと。
部屋の中には、隆一との2ショットもあったけど、この顔は今は私のものなんだから、私との2ショットよね。それは残しておくわ。それ以外は、下着とか、気持ち悪いからみんな捨てちゃった。水商売の女みたい。いや、水商売もしていたかもね。
でも、隆一の好きな料理Bookとかがあった。なんだ、あんな汚れた女でも料理、作れるんだ。隆一は、玉子焼きは甘い派なんだって、知らなかった。
その時、荷物を預かっているって大家さんが来たけど、私が一香だって、全く疑っていなかったわ。やっぱり、一香でやっていけるわね。
ところで、父親は、私が突然失踪したので、だいぶ騒いだらしい。何かの事件に巻き込まれたんじゃないかと警察に訴えたけど、家出じゃないかって本気にしてもらえなかったらしい。
私は、手術前、大学に、一香の名前で休学届けを出して、1年留学することにした。手術で、しばらく籠らなくちゃならないもんね。そして、卒業後、ネットショップの会社に入り、ホームページ制作とかの仕事を始めた。
そして、2年ぐらいが経った。そろそろ、隆一と再会するタイミングね。隆一は前と同じマンションに暮らしていたので、すぐに所在は分かった。そして、隆一の動きを調べてみたわ。
隆一は、忙しいのか、大体は家から新宿の会社に往復する毎日で、2週間に1回ぐらい、友達と渋谷で飲んでいた。それなら、渋谷で再会することにするのがいいわね。
数日後、隆一が渋谷のスクランブル交差点を通るときに、チラッと気づくように顔を見せて、静かに消えた。だって、少しぐらい焦らした方が本当っぽいでしょ。また、隆一が私を探すのが分かっていたから。だって、私たちって、生まれる前から一緒になるって決まっているだもん。
また、隆一には、私のことを考える時間をいっぱい使って欲しかった。それだけ、愛されてるってことでしょう。
隆一が私を探し始めて1ヶ月ぐらいがいいと思い、隆一が渋谷駅のホームにいるとき、横を通った。そしたら、隆一から声をかけてきた。やっぱり、運命だったのね。
声が違うので、どう対応しようかと思ったけど、私の話しを信じてくれたみたい。そして、ドキドキしちゃったから、いっぱい話せなかったけど、昔、見てきた光景を話したら、私のこと一香って信じてくれたみたい。
隆一は、堰を切るように話し始めた。やっぱり、あんなゲスな女よりも、私の方がいいのよ。また付き合おうって。当然でしょ。運命なんだから。
私は、ずっと、一生懸命に話す隆一の顔を見つめていた。私の憧れの人が、横で、私を見ながらずっと話している。私に嫌われたくないって。好きだって。ずっと、大切にするって。そう、そういう言葉を待っていたの。
ずっと汚い女に騙されていたのね。その束縛から解放されて、そんなに饒舌になっているのね。この時間がずっと続けばいいのに。
でも、今日は終わっても、明日からもずっと一緒なんだからいいわ。もう、あんな女に邪魔されることはない。あのメス豚はもう、この世にいないんだから、私の勝ちね。
それからの毎日は、本当に幸せの日々だった。そう、夢が実現したの。
私は、その十字路の角にレンタカーを置き、彼女が来るのを待っていた。そして、彼女がその角を通ったとき、前から近寄り、ナイフで下からお腹を刺して、ぐるっと一回転させた。そして、刃が上を向いた時に、ぐっと上にあげた。倒れた体に馬乗りになり、ナイフを上から振り落とし、心臓を一刺しにした。
私の方を見たけど、体が痙攣して声を出せないみたい。そう、あんたは豚なんだからしゃべれなくていいのよ。でも、自業自得ね。どれだけ、悪いことしたかわかっている? あなたが悪いのよ。1分ぐらい経つと、動きも止まった。
車まで引きずり、ブルーシートを敷いた後部座席に引き入れた。くだらない女なのに重いわね。迷惑かけないでよ。そして、ポリタンクで持ってきた水を道路にまき、血を流した。
そして、血がついたシャツを着替えて山奥に車を走らせた。数日間かけて掘ってあった穴に、彼女と、さっき脱いだシャツを放り込み、ガソリンで焼いて、その上から土をかぶせたわ。そのときに、私の学生証を、近くの木の下に忍ばせておいたの。
焼く前に、身分証明書とかスマホとかは全て取っておいたから、発見されても、この女に辿りつかないと思う。普通は、私の学生証があるんだから、私と思うでしょ。しかも、その女、両親はすでに交通事故で亡くなっているって言ってたから、探す人もいないと思うわ。
これで、隆一さんをたぶらかす、あのメス豚を駆除できた。世の中も、その分だけ良くなったと思う。
そして、私は、次の日、整形外科に行って、一香の顔に整形してもらった。お金は、私の貯金を現金で引き出しておいたので、そこから出して、余ったお金は、あの女の口座に入れておいた。
お金はそこそこ出したから、医者は、整形の理由は聞かなかった。そして私もびっくりするぐらい彼女と同じ顔になったの。髪型も彼女と同じにしたら、誰がみても見分けがつかない。あの女は胸も大きかったから豊胸手術もした。
スマホは顔認証で入れた。そして、その女が暮らしていたワンルームマンションに、死体のポケットに入っていた鍵で入った。だらしない女ね。物が床とかに散乱しているじゃないの。私は綺麗好きなの。片付けないと。
部屋の中には、隆一との2ショットもあったけど、この顔は今は私のものなんだから、私との2ショットよね。それは残しておくわ。それ以外は、下着とか、気持ち悪いからみんな捨てちゃった。水商売の女みたい。いや、水商売もしていたかもね。
でも、隆一の好きな料理Bookとかがあった。なんだ、あんな汚れた女でも料理、作れるんだ。隆一は、玉子焼きは甘い派なんだって、知らなかった。
その時、荷物を預かっているって大家さんが来たけど、私が一香だって、全く疑っていなかったわ。やっぱり、一香でやっていけるわね。
ところで、父親は、私が突然失踪したので、だいぶ騒いだらしい。何かの事件に巻き込まれたんじゃないかと警察に訴えたけど、家出じゃないかって本気にしてもらえなかったらしい。
私は、手術前、大学に、一香の名前で休学届けを出して、1年留学することにした。手術で、しばらく籠らなくちゃならないもんね。そして、卒業後、ネットショップの会社に入り、ホームページ制作とかの仕事を始めた。
そして、2年ぐらいが経った。そろそろ、隆一と再会するタイミングね。隆一は前と同じマンションに暮らしていたので、すぐに所在は分かった。そして、隆一の動きを調べてみたわ。
隆一は、忙しいのか、大体は家から新宿の会社に往復する毎日で、2週間に1回ぐらい、友達と渋谷で飲んでいた。それなら、渋谷で再会することにするのがいいわね。
数日後、隆一が渋谷のスクランブル交差点を通るときに、チラッと気づくように顔を見せて、静かに消えた。だって、少しぐらい焦らした方が本当っぽいでしょ。また、隆一が私を探すのが分かっていたから。だって、私たちって、生まれる前から一緒になるって決まっているだもん。
また、隆一には、私のことを考える時間をいっぱい使って欲しかった。それだけ、愛されてるってことでしょう。
隆一が私を探し始めて1ヶ月ぐらいがいいと思い、隆一が渋谷駅のホームにいるとき、横を通った。そしたら、隆一から声をかけてきた。やっぱり、運命だったのね。
声が違うので、どう対応しようかと思ったけど、私の話しを信じてくれたみたい。そして、ドキドキしちゃったから、いっぱい話せなかったけど、昔、見てきた光景を話したら、私のこと一香って信じてくれたみたい。
隆一は、堰を切るように話し始めた。やっぱり、あんなゲスな女よりも、私の方がいいのよ。また付き合おうって。当然でしょ。運命なんだから。
私は、ずっと、一生懸命に話す隆一の顔を見つめていた。私の憧れの人が、横で、私を見ながらずっと話している。私に嫌われたくないって。好きだって。ずっと、大切にするって。そう、そういう言葉を待っていたの。
ずっと汚い女に騙されていたのね。その束縛から解放されて、そんなに饒舌になっているのね。この時間がずっと続けばいいのに。
でも、今日は終わっても、明日からもずっと一緒なんだからいいわ。もう、あんな女に邪魔されることはない。あのメス豚はもう、この世にいないんだから、私の勝ちね。
それからの毎日は、本当に幸せの日々だった。そう、夢が実現したの。
1
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる