38 / 45
一章
三十八話 砂漠
しおりを挟む
「おはよう…」
私は、起きてガラガラな声でアズサに挨拶をした。けれども、アズサはベットですやすやと寝ていた。私は、アズサの寝顔を見ようとアズサのベットのほうに回り込む。
「かわいいなぁ…」
私は思わず、アズサの寝顔に対して言ってしまう。この独り言はアズサには聞こえてないはず…
私は、服を着替えてベットに座り込んで靴下をはいていると横からモゾモゾと音が聞こえる。私は、アズサが起きたのかと思いアズサのベットのほうを見てしまう。
けれども、アズサは起きていなかった。アズサはただ寝返りをしただけであった。
今日は、特に予定は…あった。
今日は、本来の目的でった砂漠の鷹の爪を採るのだった。
私は、大事なことを忘れてたなぁと頭を掻きながら思った。
なんだか…最近私周りでにおいがする。まず、自分の体を嗅ぐ。
「くっさ!!」
私は思わず声を出してしまった。その声で目が覚めたのかアズサが体を起こしていた。アズサは眠そうな目をこすりながら言った。
「朝から…うるさいわよ…」
「それどころじゃないんだよ!!」
私は、アズサのほうに近づいて行く。アズサの目の前に着いたときアズサの目がぱっちりと開いた。
アズサは反射的に言う。
「あんた…くさいわ!!外出れないじゃない!!」
アズサに言われてしまって私はなんだか心の中が傷ついた。私はしょんぼりしながら言う。
「昨日の…ゴブリンキングのせいかな…?」
「たぶんね…それにしても臭いわね」
アズサがどんどん追い打ちをかけてくる。私は心にダメージを被いながら言った。
「アズサ…一緒にお風呂行こ?」
アズサはベットから出て着替え始めていた。アズサは真剣なまなざしで言った。
「当たり前でしょ!!いかないほうがおかしいわ!」
「はい…」
私は背中を丸めてしょんぼりしながら小さな声で言った。
アズサの着替えが終わり私たちは部屋を出る。ジャンの部屋のドア前で言う。
「ジャン!!私たちお風呂行ってくるから…外行ってもいいし、中でのんびりしていてもいいわ」
「はーい」
部屋の中からは気の抜けた声が聞こえた。少し心配だったが…
「さぁ。エマ行きましょう?」
そういわれて私は頷いてアズサと一緒にお風呂に行くのだった。
お風呂に着くと、周りに人はいなかった。
なんだか、貴族の人は家にお風呂があるのか?と思うほどだった。
脱衣所から湯船のドアを開けるとそこには、とんでもなく広い空間が広がっていた。
私は、その空間を見て絶句していた。
すると、アズサは静かに洗い始めた。そして、私のほうを見て言った。
「来なさい!私がが洗ってあげるから」
そんなに、私は臭いのだろうと思ってしまった。私はアズサの隣の席に座りアズサに洗ってもらった。
けれども…
「あなた…どこ触ってるの…?」
私は、いつもとは違う声でアズサに言った。すると…アズサは洗うのをやめて言った。
「いや…エマの胸って…どんな干渉するんだろうって思ってね」
「だからって触らないの!!」
私が言うとアズサはニッコリ笑顔でこちらに近づいてくる。
「やめて…やめた…こっちにくるなぁーー!!」
そのあと、アズサに隅から隅まで洗われた。
脱衣所に戻り、私は服を着替えながら言った。
「もうやめてよ…私案外敏感なんだから…」
「いやー…エマのいい顔見れたわ~」
私は、今のアズサの発言を忘れないことにした。なんだか…おじさんみたいなことを言っていて気持ち悪いなと思った。
なんだか…私はアズサに対してイラついていた。私はアズサのほうを向いて言う。
「アズサ…」
「何?」
「お前の…生乳触らせろー!!」
私は、そう言いアズサが着ていた服を無理やり脱がして触った。
アズサは…戸惑いながらも…
「あっ…//」
アズサが急にいやらしい声を出すので私は驚いて手を放してしまう。すると、アズサが顔を赤らめながら言った。
「私…人の二倍の感度があって…触られると…感じるの…」
私は…うわぁと思いながらアズサを見る。アズサは数分間その状態でいた。
さっきのことは忘れようと思いながら私は宿に戻ったのだった。
宿に戻り私たちは、ジャンを呼んで砂漠に行くことを伝える。すると、ジャンは少し何か伸びえていた顔をしていた。私は気になり彼に聞いた。
「ジャン…どうしたの?そんな怯えた顔をして」
聞くと彼は俯いた顔を上げて言った。
「あの砂漠には…ワームがあるんだよ…」
「ワームって何?」
「簡単に言えば…見た目はミミズみたいな外見をしているんだけど…大きさが段違いなんだよ」
私は…そんなものが砂漠にいるのかと思ってしまった。アズサがジャンに聞いた。
「そのワームって…大きさどのくらいなの?」
「……平均で20メートル…大きい個体で40メートル」
私はそれを聞いてマジかと思ってしまった。
アズサは聞いて後悔したのか俯いていた。
やがて、私は立ち上がっていった。
「まぁとりあえず行きましょうか!」
二人は…こいつマジか見たいな顔をされたが私はそんなもの気にしないでいた。
私たちは、宿を出て砂漠へと向かった。
街の中心部から外れるとだんだん暑くなってくる。この街は砂漠と草原のはざまにあるから仕方がないと思った。
そして、砂漠のある門を通り過ぎて砂漠の入り口の場所に着く。
景色を見て私は言う。
「何もないわね…」
二人は、こちらを見て再び前を向いた。そんな、問題発言をしたのだろうか…
私は砂漠に対して仁王立ちで立つのだった。
私は、起きてガラガラな声でアズサに挨拶をした。けれども、アズサはベットですやすやと寝ていた。私は、アズサの寝顔を見ようとアズサのベットのほうに回り込む。
「かわいいなぁ…」
私は思わず、アズサの寝顔に対して言ってしまう。この独り言はアズサには聞こえてないはず…
私は、服を着替えてベットに座り込んで靴下をはいていると横からモゾモゾと音が聞こえる。私は、アズサが起きたのかと思いアズサのベットのほうを見てしまう。
けれども、アズサは起きていなかった。アズサはただ寝返りをしただけであった。
今日は、特に予定は…あった。
今日は、本来の目的でった砂漠の鷹の爪を採るのだった。
私は、大事なことを忘れてたなぁと頭を掻きながら思った。
なんだか…最近私周りでにおいがする。まず、自分の体を嗅ぐ。
「くっさ!!」
私は思わず声を出してしまった。その声で目が覚めたのかアズサが体を起こしていた。アズサは眠そうな目をこすりながら言った。
「朝から…うるさいわよ…」
「それどころじゃないんだよ!!」
私は、アズサのほうに近づいて行く。アズサの目の前に着いたときアズサの目がぱっちりと開いた。
アズサは反射的に言う。
「あんた…くさいわ!!外出れないじゃない!!」
アズサに言われてしまって私はなんだか心の中が傷ついた。私はしょんぼりしながら言う。
「昨日の…ゴブリンキングのせいかな…?」
「たぶんね…それにしても臭いわね」
アズサがどんどん追い打ちをかけてくる。私は心にダメージを被いながら言った。
「アズサ…一緒にお風呂行こ?」
アズサはベットから出て着替え始めていた。アズサは真剣なまなざしで言った。
「当たり前でしょ!!いかないほうがおかしいわ!」
「はい…」
私は背中を丸めてしょんぼりしながら小さな声で言った。
アズサの着替えが終わり私たちは部屋を出る。ジャンの部屋のドア前で言う。
「ジャン!!私たちお風呂行ってくるから…外行ってもいいし、中でのんびりしていてもいいわ」
「はーい」
部屋の中からは気の抜けた声が聞こえた。少し心配だったが…
「さぁ。エマ行きましょう?」
そういわれて私は頷いてアズサと一緒にお風呂に行くのだった。
お風呂に着くと、周りに人はいなかった。
なんだか、貴族の人は家にお風呂があるのか?と思うほどだった。
脱衣所から湯船のドアを開けるとそこには、とんでもなく広い空間が広がっていた。
私は、その空間を見て絶句していた。
すると、アズサは静かに洗い始めた。そして、私のほうを見て言った。
「来なさい!私がが洗ってあげるから」
そんなに、私は臭いのだろうと思ってしまった。私はアズサの隣の席に座りアズサに洗ってもらった。
けれども…
「あなた…どこ触ってるの…?」
私は、いつもとは違う声でアズサに言った。すると…アズサは洗うのをやめて言った。
「いや…エマの胸って…どんな干渉するんだろうって思ってね」
「だからって触らないの!!」
私が言うとアズサはニッコリ笑顔でこちらに近づいてくる。
「やめて…やめた…こっちにくるなぁーー!!」
そのあと、アズサに隅から隅まで洗われた。
脱衣所に戻り、私は服を着替えながら言った。
「もうやめてよ…私案外敏感なんだから…」
「いやー…エマのいい顔見れたわ~」
私は、今のアズサの発言を忘れないことにした。なんだか…おじさんみたいなことを言っていて気持ち悪いなと思った。
なんだか…私はアズサに対してイラついていた。私はアズサのほうを向いて言う。
「アズサ…」
「何?」
「お前の…生乳触らせろー!!」
私は、そう言いアズサが着ていた服を無理やり脱がして触った。
アズサは…戸惑いながらも…
「あっ…//」
アズサが急にいやらしい声を出すので私は驚いて手を放してしまう。すると、アズサが顔を赤らめながら言った。
「私…人の二倍の感度があって…触られると…感じるの…」
私は…うわぁと思いながらアズサを見る。アズサは数分間その状態でいた。
さっきのことは忘れようと思いながら私は宿に戻ったのだった。
宿に戻り私たちは、ジャンを呼んで砂漠に行くことを伝える。すると、ジャンは少し何か伸びえていた顔をしていた。私は気になり彼に聞いた。
「ジャン…どうしたの?そんな怯えた顔をして」
聞くと彼は俯いた顔を上げて言った。
「あの砂漠には…ワームがあるんだよ…」
「ワームって何?」
「簡単に言えば…見た目はミミズみたいな外見をしているんだけど…大きさが段違いなんだよ」
私は…そんなものが砂漠にいるのかと思ってしまった。アズサがジャンに聞いた。
「そのワームって…大きさどのくらいなの?」
「……平均で20メートル…大きい個体で40メートル」
私はそれを聞いてマジかと思ってしまった。
アズサは聞いて後悔したのか俯いていた。
やがて、私は立ち上がっていった。
「まぁとりあえず行きましょうか!」
二人は…こいつマジか見たいな顔をされたが私はそんなもの気にしないでいた。
私たちは、宿を出て砂漠へと向かった。
街の中心部から外れるとだんだん暑くなってくる。この街は砂漠と草原のはざまにあるから仕方がないと思った。
そして、砂漠のある門を通り過ぎて砂漠の入り口の場所に着く。
景色を見て私は言う。
「何もないわね…」
二人は、こちらを見て再び前を向いた。そんな、問題発言をしたのだろうか…
私は砂漠に対して仁王立ちで立つのだった。
0
お気に入りに追加
715
あなたにおすすめの小説

豊穣の巫女から追放されたただの村娘。しかし彼女の正体が予想外のものだったため、村は彼女が知らないうちに崩壊する。
下菊みこと
ファンタジー
豊穣の巫女に追い出された少女のお話。
豊穣の巫女に追い出された村娘、アンナ。彼女は村人達の善意で生かされていた孤児だったため、むしろお礼を言って笑顔で村を離れた。その感謝は本物だった。なにも持たない彼女は、果たしてどこに向かうのか…。
小説家になろう様でも投稿しています。


婚約破棄を目撃したら国家運営が破綻しました
ダイスケ
ファンタジー
「もう遅い」テンプレが流行っているので書いてみました。
王子の婚約破棄と醜聞を目撃した魔術師ビギナは王国から追放されてしまいます。
しかし王国首脳陣も本人も自覚はなかったのですが、彼女は王国の国家運営を左右する存在であったのです。

誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。

【完結】それはダメなやつと笑われましたが、どうやら最高級だったみたいです。
まりぃべる
ファンタジー
「あなたの石、屑石じゃないの!?魔力、入ってらっしゃるの?」
ええよく言われますわ…。
でもこんな見た目でも、よく働いてくれるのですわよ。
この国では、13歳になると学校へ入学する。
そして1年生は聖なる山へ登り、石場で自分にだけ煌めいたように見える石を一つ選ぶ。その石に魔力を使ってもらって生活に役立てるのだ。
☆この国での世界観です。

追放された薬師でしたが、特に気にもしていません
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、自身が所属していた冒険者パーティを追い出された薬師のメディ。
まぁ、どうでもいいので特に気にもせずに、会うつもりもないので別の国へ向かってしまった。
だが、密かに彼女を大事にしていた人たちの逆鱗に触れてしまったようであった‥‥‥
たまにやりたくなる短編。
ちょっと連載作品
「拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~」に登場している方が登場したりしますが、どうぞ読んでみてください。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる