男装令嬢と女装王子 〜菫色の令嬢は病弱王子の騎士になる〜


サンセール家の侯爵令嬢、ヴィオレット・サンセールは男装が好きな女性騎士だ。

凛とした表情に優雅な立ち振る舞い、女性でありながらも常に紳士的な彼女を慕う女性は数多くいた。
そんな彼女を気に入らないのは、彼女の婚約者であるネグロ・トリフォリウム第一王子。

婚約者でありながら、今後妻になる女性らしからぬ振る舞いに嫌気が刺し、パーティーの場で愛らしい女性である子爵令嬢ローズ・フォルシュットを迎え、ヴィオレットとは婚約破棄すると告げた。

ヴィオレットはそれをすんなりと受け入れその場を立ち去ろうとするーーーーその時、パーティー会場の入り口に現れたのは……?




ゆるゆるご都合主義な設定です。
王族や貴族に関しては間違っている部分もあるかもしれません。

さくっと読み終えることのできる短編小説です。
一応ざまぁを予定していますが緩めかも。

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