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目覚めてから
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目覚めるとそこには和樹の姿はなかった。
和樹が傍にいるのが当たり前になっていたので一人にされ少し不安を感じた。
しかし、今回の事に唯奈は怒っている。
あんなに乱暴に抱かれたのは初めてだった。
いつもはもっと穏やかに抱いてくれるのに・・・。
脱がされた下着とドレスを身につけポケットに入っていた手紙に目を通した。
その手紙は魔王からのものだった。
”人間界に帰りたいのなら帰してやる。王の間まで1人で来い”と書かれていた。
1人で来いという事は和樹に知られずに行かなければいけない。
それは今しかチャンスが無いという事だ。
調度、和樹は傍にいない。
それにこのままここにいたらもっと酷い目に合うかもしれない。
そう思い使用人に王の間まで案内してもらった。
王の間の戸をノックし名乗った。
「唯奈です」
「入れ」
すると短い返事が返ってきた。
「はい。失礼します」
「よく1人で来たな。本当に1人で来ると思わなかったぞ」
「それよりここに人間界へ帰してくれると書かれていますが本当に帰せるんですか?」
「・・・帰せない」
「え?」
魔王は今”帰せない”と言った。
聞き間違えたのだろうか?
「今、お茶を用意させている暫く待っていろ」
「魔王様。お茶をお持ちしました」
使用人がお茶を持ってきてくれた。
目の前にお茶とお菓子が置かれた。
「あの・・・帰せないなら何故こんな手紙をくれたんですか?」
「それについてはお茶でも飲みながら話そうではないか」
「・・・はい」
(一体何の用で呼び出したのだろう?)
用意されたお茶を口に含むと今までに飲んだことのない味のお茶だった。
「変わった味のお茶ですね」
「ああ、そのお茶にはー・・・媚薬が入っているからな」
「え!?」
「すぐに効いてくるはずだ」
「どうして・・・」
「私もユイナが欲しいからだ」
「酷い・・・騙したんですね」
「悪魔をそう簡単に信じてはいけない。我々は嘘つきなんだ」
ソファの上で体が動かなくなった。
体が熱を帯びてくる。
下腹部が熱い。
和樹に飲まされた媚薬の比ではない。
一口飲んだだけでこんな風になるなんて・・・。
じわりと秘部が蜜をたらし始めた。
「ははははっ、ユイナ。気分はどうだ」
「~っ!!」
魔王は唯奈を担ぎ上げ王の間の奥にある扉を開けた。
そこは魔王専用の部屋になっていた。
豪華な調度品などが置いてあった。
ベッド、ソファ、机に椅子。
すべて揃っていた。
豪華で広いベッドに放り投げられた。
柔らかいベッドだったので体は痛くなかった。
「私の花嫁にならないか?贅を尽くした生活をさせてやる」
「私は・・・そんなもの望んでません!!」
「そうか、ではそういう暗示をかけさせてもらおうか」
「暗示?」
「ユイナは内側からしか魔術が効かないから抱くしかないだろう」
唯奈は今から自分が抱かれることを把握した。
逃げようにも体が動かない。
「嫌・・・!」
ドレスを乱暴に剥ぎ取られあっという間に下着姿にされた。
いつの間にか魔王も上着を脱いでいた。
下着越しに唯奈の胸の頂に触れ始めた。
秘部も下着越しに触れてくる。
「下着が濡れていて気持ち悪いだろう」
そう言い魔王は唯奈のショーツを脱がせた。
そして両膝裏を持ち上げ少しベッドから腰を浮かせる姿勢を取らされた。
「いやぁ、見ないでぇ・・・」
泣きながら懇願したが聞き入れる様子は見受けられない。
「赤くなっているな。カズキが無茶な抱き方をしたようだな」
足を閉じようと何とか力を入れようとするが全然体に力が入らない。
「指を入れるぞ」
「やぁ!!」
ぐぷっと濡れそぼった蜜壺の中に指を入れられた。
「んぅ!」
「痛むのか?」
「・・・」
唯奈は無言のまま首を横に振った。
「これほど潤っていれば私のものも受け入れられるだろう」
そう言い、魔王は自身のものをあてがい一気に貫こうとした。
しかし次の瞬間、和樹が魔王の部屋に突入してきて唯奈の上に覆いかぶさっていた魔王を魔剣で斬りつけようとした。
魔王はバリアを張り、息子の攻撃を回避した。
それから2人は戦闘態勢に入った。
「せっかくあと少しでユイナを私の花嫁に出来たものを」
「唯奈は俺のものだ。父上には渡さない」
(違うわ・・・私は誰のものでもないわ)
「はぁー、興が冷めた」
「父上?」
「早く自分たちの部屋へ戻れ。私の気が変わらないうちにな」
「・・・唯奈、戻るぞ」
「ああ、その娘に媚薬を盛った。自力では動けないし早く媚薬を抜いてやらないと死んでしまうぞ」
「媚薬を抜く方法はいつもと一緒でしょうね。父上」
「何度か抱けば抜けるはずだ」
和樹はシーツに唯奈を包み込み唯奈の部屋へ戻った。
和樹が傍にいるのが当たり前になっていたので一人にされ少し不安を感じた。
しかし、今回の事に唯奈は怒っている。
あんなに乱暴に抱かれたのは初めてだった。
いつもはもっと穏やかに抱いてくれるのに・・・。
脱がされた下着とドレスを身につけポケットに入っていた手紙に目を通した。
その手紙は魔王からのものだった。
”人間界に帰りたいのなら帰してやる。王の間まで1人で来い”と書かれていた。
1人で来いという事は和樹に知られずに行かなければいけない。
それは今しかチャンスが無いという事だ。
調度、和樹は傍にいない。
それにこのままここにいたらもっと酷い目に合うかもしれない。
そう思い使用人に王の間まで案内してもらった。
王の間の戸をノックし名乗った。
「唯奈です」
「入れ」
すると短い返事が返ってきた。
「はい。失礼します」
「よく1人で来たな。本当に1人で来ると思わなかったぞ」
「それよりここに人間界へ帰してくれると書かれていますが本当に帰せるんですか?」
「・・・帰せない」
「え?」
魔王は今”帰せない”と言った。
聞き間違えたのだろうか?
「今、お茶を用意させている暫く待っていろ」
「魔王様。お茶をお持ちしました」
使用人がお茶を持ってきてくれた。
目の前にお茶とお菓子が置かれた。
「あの・・・帰せないなら何故こんな手紙をくれたんですか?」
「それについてはお茶でも飲みながら話そうではないか」
「・・・はい」
(一体何の用で呼び出したのだろう?)
用意されたお茶を口に含むと今までに飲んだことのない味のお茶だった。
「変わった味のお茶ですね」
「ああ、そのお茶にはー・・・媚薬が入っているからな」
「え!?」
「すぐに効いてくるはずだ」
「どうして・・・」
「私もユイナが欲しいからだ」
「酷い・・・騙したんですね」
「悪魔をそう簡単に信じてはいけない。我々は嘘つきなんだ」
ソファの上で体が動かなくなった。
体が熱を帯びてくる。
下腹部が熱い。
和樹に飲まされた媚薬の比ではない。
一口飲んだだけでこんな風になるなんて・・・。
じわりと秘部が蜜をたらし始めた。
「ははははっ、ユイナ。気分はどうだ」
「~っ!!」
魔王は唯奈を担ぎ上げ王の間の奥にある扉を開けた。
そこは魔王専用の部屋になっていた。
豪華な調度品などが置いてあった。
ベッド、ソファ、机に椅子。
すべて揃っていた。
豪華で広いベッドに放り投げられた。
柔らかいベッドだったので体は痛くなかった。
「私の花嫁にならないか?贅を尽くした生活をさせてやる」
「私は・・・そんなもの望んでません!!」
「そうか、ではそういう暗示をかけさせてもらおうか」
「暗示?」
「ユイナは内側からしか魔術が効かないから抱くしかないだろう」
唯奈は今から自分が抱かれることを把握した。
逃げようにも体が動かない。
「嫌・・・!」
ドレスを乱暴に剥ぎ取られあっという間に下着姿にされた。
いつの間にか魔王も上着を脱いでいた。
下着越しに唯奈の胸の頂に触れ始めた。
秘部も下着越しに触れてくる。
「下着が濡れていて気持ち悪いだろう」
そう言い魔王は唯奈のショーツを脱がせた。
そして両膝裏を持ち上げ少しベッドから腰を浮かせる姿勢を取らされた。
「いやぁ、見ないでぇ・・・」
泣きながら懇願したが聞き入れる様子は見受けられない。
「赤くなっているな。カズキが無茶な抱き方をしたようだな」
足を閉じようと何とか力を入れようとするが全然体に力が入らない。
「指を入れるぞ」
「やぁ!!」
ぐぷっと濡れそぼった蜜壺の中に指を入れられた。
「んぅ!」
「痛むのか?」
「・・・」
唯奈は無言のまま首を横に振った。
「これほど潤っていれば私のものも受け入れられるだろう」
そう言い、魔王は自身のものをあてがい一気に貫こうとした。
しかし次の瞬間、和樹が魔王の部屋に突入してきて唯奈の上に覆いかぶさっていた魔王を魔剣で斬りつけようとした。
魔王はバリアを張り、息子の攻撃を回避した。
それから2人は戦闘態勢に入った。
「せっかくあと少しでユイナを私の花嫁に出来たものを」
「唯奈は俺のものだ。父上には渡さない」
(違うわ・・・私は誰のものでもないわ)
「はぁー、興が冷めた」
「父上?」
「早く自分たちの部屋へ戻れ。私の気が変わらないうちにな」
「・・・唯奈、戻るぞ」
「ああ、その娘に媚薬を盛った。自力では動けないし早く媚薬を抜いてやらないと死んでしまうぞ」
「媚薬を抜く方法はいつもと一緒でしょうね。父上」
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