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冬弥の思い出
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今年も冬がやってきた。
冬弥は雪の降りそうな空を仰ぎ見た。
はっきり言って冬は苦手だ。
愛しい君を思い出して僕を苦しめるから。
君は冬が好きだったね。
雪が降るとはしゃいでいたことを思い出した。
君との思い出を思い出す度僕の心は軋むんだ。
でも僕はこの思い出を手放す気はないんだよ。
僕は瞳を閉じた。
そして瞳を開いた。
そしたら雪がちらついていた。
僕はその雪を掌に乗せ溶けていく様子を見ていた。
気が付くと周りはカップルで溢れていた。
そう。
今日はクリスマスだ。
君とサヨナラした日でもある日だ。
僕の瞳には君の姿しか映らないよ。
新しい恋人を作ろうとしても駄目だった。
僕の心は永遠に君のものだ。
あの日、全て持っていかれてしまった・・・。
君と過ごした楽しい時間も、僕の心も。
どうして君は隠していたの?
辛かっただろう?
苦しかっただろう?
相談してほしかったよ。
気が付かなかった自分を悔いても、もう遅い。
君はもう戻ってはこない。
君に残された時間が少ないと知ったって僕の気持ちは変わらなかったのにー・・・。
どうして信じてくれなかったんだい?
こんなにも深く愛したのは君だけなのに。
その時だった。
人混みの中に君の姿を見た気ががした。
僕が贈ったお気に入りのマフラーを巻き通り過ぎていった。
僕はその姿を必死で追いかけた。
こんなに走ったのはいつぶりだろう。
辿り着いたのは君とよく来た人気のない公園。
「まゆ」
僕は声を震わせながら名を呼んだ。
そこには彼女が立っていた。
彼女は振り返り笑った。
僕は抱きしめたくて彼女に手を伸ばした。
すると寸での所で彼女の姿は透け、消えてしまった。
君と触れ合う事はもうないのだと思い知る。
何故ならまゆは2年前に病気で亡くなっているからー・・・。
これは君が見せた君のsnow magicだ。
冬弥は雪の降りそうな空を仰ぎ見た。
はっきり言って冬は苦手だ。
愛しい君を思い出して僕を苦しめるから。
君は冬が好きだったね。
雪が降るとはしゃいでいたことを思い出した。
君との思い出を思い出す度僕の心は軋むんだ。
でも僕はこの思い出を手放す気はないんだよ。
僕は瞳を閉じた。
そして瞳を開いた。
そしたら雪がちらついていた。
僕はその雪を掌に乗せ溶けていく様子を見ていた。
気が付くと周りはカップルで溢れていた。
そう。
今日はクリスマスだ。
君とサヨナラした日でもある日だ。
僕の瞳には君の姿しか映らないよ。
新しい恋人を作ろうとしても駄目だった。
僕の心は永遠に君のものだ。
あの日、全て持っていかれてしまった・・・。
君と過ごした楽しい時間も、僕の心も。
どうして君は隠していたの?
辛かっただろう?
苦しかっただろう?
相談してほしかったよ。
気が付かなかった自分を悔いても、もう遅い。
君はもう戻ってはこない。
君に残された時間が少ないと知ったって僕の気持ちは変わらなかったのにー・・・。
どうして信じてくれなかったんだい?
こんなにも深く愛したのは君だけなのに。
その時だった。
人混みの中に君の姿を見た気ががした。
僕が贈ったお気に入りのマフラーを巻き通り過ぎていった。
僕はその姿を必死で追いかけた。
こんなに走ったのはいつぶりだろう。
辿り着いたのは君とよく来た人気のない公園。
「まゆ」
僕は声を震わせながら名を呼んだ。
そこには彼女が立っていた。
彼女は振り返り笑った。
僕は抱きしめたくて彼女に手を伸ばした。
すると寸での所で彼女の姿は透け、消えてしまった。
君と触れ合う事はもうないのだと思い知る。
何故ならまゆは2年前に病気で亡くなっているからー・・・。
これは君が見せた君のsnow magicだ。
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