ぼっちの詩

目

僕は右下を恐れる

いつものものがそこにいつもあれば、いつも不幸だから

僕は２秒先を恐れる

いつもの２秒前ならいつもの不幸が訪れるから

通り過ぎる神社を恐れる

何もしてないから

あの人を恐れる

僕の間違いが解らないから

明日が怖い

死んだ祖母がずっとみている

神様が僕をずっとずっと見ている

何が間違いで何が正しいのか

つくられる罪が怖い

与えられる罰が怖い

いつも聞こえる笑い声が怖い

誰の為になんで笑うのかわからない

誰かの為に何かを好きになる事がとても怖い

でもそうじゃなければ

僕の好きには何も無い

音が怖い

命が怖い

誰かの為に費やす時間が怖い

きょうがいつも僕をずっとずっと見ている

ねぇ、教えてください

僕をずっとみているのは一体誰なんだ