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第二章 夏目と雪平編
17)お仕置き。*(雪平視点)
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「ちょ、んんっ……。ちょ、ほ……んと、駄目……スって……!」
喘ぎを押し殺したように掠れた声でそう呟いた夏目は、僕が唇でピストンを繰り返す度に、甘い声を上げながら耐えるように背を反らせた。
「はぁ……っ、はっ……んんっ……! れいさぁ……ん……、だめっすよぉ……!」
夏目が懇願するようにそう言って、ついに頭の上で組んでいた手を下ろして僕の頭に添えた。
けれども優しい夏目には、無理矢理僕の頭を引き剥がすような無体は勿論できない。
僕は射精を促すようにチュッと性器の先を吸って、限界を訴えてブルブルと震えだした裏すじを舌の腹を使って擦った。
「あっ……あッ……ほんとに、ほんと……にもう……ッ……! ぁっ、ああッッ……!!」
僕の頭に添えられた夏目の指先が、小刻みに震えている。じわりと先端から蜜が溢れ始めた瞬間、僕は唇を離して目を閉じ、その先端に顔を近付けた。
軽く竿を手のひらで包んで擦ると、限界を迎えた夏目の欲望の先端から勢いよく白濁が迸る。
僕の額や頬に勢いよくかかる濃ゆいその蜜を、僕は構わずに顔面や唇、舌の上で全て受け止めた。
夏目が全ての精を吐き出したあと、僕はゆっくりと目を開けて夏目を見た。夏目は相当イクのを我慢していたのだろう。はぁはぁと乱した呼吸を整えながら、潤んだ瞳で俺を見つめ返した。
「だ、ダメって言ったのに……」
「気持ちよかった? 何だか凄く可愛い顔をしているけど」
僕はそう言って、頬から垂れたてきた夏目の精を指ですくい取り、見せつけるようにぺろりと舐めてみせた。
「……!! ちょっ、待っ……!!」
夏目が真っ赤な顔で跳ね起きて、慌ててティッシュを取って僕の顔を拭く。僕は目を閉じてされるがままになりながら、予想通り過ぎる夏目の行動があまりに可愛くて、頬を緩ませた。
「ううっ……怜さん、なんで笑ってるんスかぁ……。こんなの、駄目ですって……こんなに汚れちゃって……」
「ふふっ。夏目が可愛いからに決まってる。『駄目です』って言いながら、耳まで真っ赤になって興奮してる」
「……っ……! そ、それは……っ」
夏目は目をそらしながら、モニョモニョと口の中で言い訳を考えている様子だ。
「僕の目を見て、正直に答えるんだよね?」
「うあっ……!」
僕はそう言って、夏目の両の胸の飾りを指先できゅっと摘んだ。すぐに尖ったそこをくにくにと刺激してやると、夏目は困ったような表情で赤面したまま、こちらを見て言った。
「かっ……、顔にかけられた怜さんは……その、すごーくエッチで……。駄目だって分かってるっスけど……俺、興奮しちゃって……」
薄っすらと涙を浮かべてそう告白する夏目は、そこまで言うと羞恥を振り払うように頭を左右に振った。
「良く言えたね。恋人に興奮するのが駄目な訳、無いよ。修一は僕に遠慮しすぎ。僕はもっと、修一とエッチな事がしたいんだけどな……」
「あ……、怜さん……っ!!」
夏目は頬を赤くしたまま僕の体をぎゅっと抱きしめて、スリスリと頬を擦り寄せる。
今日一日僕が避け続けてきた、夏目のハグ。
僕は両腕で夏目の背を抱き返し、ハグに飢えた夏目の背をよしよしするように優しく撫でた。
夏目は噛み付くように僕に激しいキスをして、ベッドに押し倒した。
骨まで食べられてしまうのではないかと錯覚するほど激しい夏目の愛撫は、まさしく狼を思わせる。
「怜……さんっ、れいさっ………んんっ!」
夏目の乱れた熱い呼吸と声が、僕の耳や唇を犯す。それは夏目の熱い想いが、僕の中に侵入して己に溶け混じるような、ゾクゾクとした興奮を僕にもたらした。
もどかしそうに何度も僕の唇を貪った夏目は、僕の両腿の間に膝を立てて足を割り、間に息づいた熱を布越しに揉んだ。
「あっ……んん、修一……っ、も少しっ……ゆっくり……っ!」
夏目はもどかしそうに僕のパジャマのウエストを掴むと、ズルリと膝まで引き下ろす。
唐突に外気に晒された僕の性器は、ひんやりとした空気を感じる隙も与えられないまま、夏目の熱い手のひらに包み込まれた。夏目は手の中のものを上下に擦り立てて、僕の中から無理矢理欲望を引き出す。あっという間に固く質量を増した僕の半身は、先走りを塗り込められるように先端をぐりぐりと刺激されて、ビクビクと震えた。
「ゆっくり……できないっス……! さっきの怜さん、すごくエロくて……思い出したら俺っ……早く怜さんが全部ほしくて……っ!」
そう言って、夏目が僕の性器に、再び滾り始めた自身のそれを擦り付けるように示す。擦り付けられる度に互いに質量が増していくそれらに、僕は徐々に思考がとろけていくのを感じた。
「いいよ、修一……。お仕置きはおしまい……っ。だから早くっ……僕の中に来て……」
「怜さん……っ、怜さん…………、好きです……すきぃ……!」
夏目が焦れたような表情で、ベッドサイドに置いてあったローションを引っ掴む。歯に引っ掛けるようにしてローションのキャップを開けると、僕の股間に中身をたっぷりと零した。じれったそうにチューブをベッド脇に放って、ローションを絡めた指で僕の秘孔を撫でた。
「んんっ……修一、ちょっと怖い……あっ……!」
あまりにがっついた様子の夏目に、僕は小さく恐怖を訴えた。けれど僕の心配をよそに、夏目の指先は繊細な動きで固く閉じた入り口をほぐし始める。
そうだ。夏目はいつだって、僕に無体なんて働けないのだ。
「あ……っん、んん……修一ぃ……っ、そこ、ダメ……っ、気持ちいい」
夏目は慣れた手付きで僕の腹の中を探り、弱いところを的確に指の腹でこすりあげた。
付き合い始めてそう経っていないにも関わらず、夏目は覚えが良くて困る。
僕が好きな酒の名前、好きなピアノの曲、好きな匂い、好む食べ物。ーーーー……そして、僕が攻められるとたまらなくなってしまう場所まで。
「怜さんはココが弱いっスよね……それから、ここも」
夏目の指や舌が、思考のとろけだした僕の体を這う。こうなってしまえば、もう僕はされるがままになるより他ない。
僕は意志に反して漏れ出る甘い喘ぎを止めることも出来ず、ただただ夏目にしがみついた。
「修一……も、挿入れて……っ。も、イッちゃう……修一と、一緒にっ、イキたい……!」
僕が淫らな言葉でそうねだると、夏目の熱い欲望の楔が入り口にあてがわれる。そのままローションのぬめりを使って僕の内部に侵入してきた夏目のそれは、じんじんと熱く熱を持って、僕の中と馴染んでいく。
「怜さん……好きです……!」
「僕も、修一が好き……っ、んっ……気持ちぃ……っ!」
夏目に抱き返されながら、突かれる度徐々に体の境目までがとろけるような恍惚とした感覚に、僕は酔いしれていくのだった。
◇◆◇◆◇◆
「そういえば、夏目はいつもその赤いピアスを片方だけしているね? 何かいわれがあるものなの?」
情事を終えた僕は、夏目の隣に寄り添うように寝転びながら、目の前で光る赤い石を見つめて言った。
「あー、それこないだハルさんにも聞かれたんスよね」
夏目はそう言いながらピアスに触れて、そっとそれをピアスホールから外してみせた。
「これ、ガーネットっていう必勝祈願の石らしいっス。昔試合の前に人に貰って、その大会で優勝してからは、つい外すタイミングを見失ってしまって」
そう言って、夏目はビアスについた石を光に透かすように掲げてみせた。
「それをくれたの、もしかして元カノ?」
「えっ!?」
夏目がギクリと身体を奮わせて、ぎこちなく僕の方を見た。
「えーっと……それはっスね……」
明らかに目が泳いでいる夏目を見て、僕は笑いを堪えながら目いっぱいのクールな表情を作って言った。
「修一。これから、お仕置きテイクツーにしようか?」
僕の隣で青ざめている夏目を尻目に、僕は夏目のほっぺたを引っ張って、笑みを浮かべながらそう言った。
喘ぎを押し殺したように掠れた声でそう呟いた夏目は、僕が唇でピストンを繰り返す度に、甘い声を上げながら耐えるように背を反らせた。
「はぁ……っ、はっ……んんっ……! れいさぁ……ん……、だめっすよぉ……!」
夏目が懇願するようにそう言って、ついに頭の上で組んでいた手を下ろして僕の頭に添えた。
けれども優しい夏目には、無理矢理僕の頭を引き剥がすような無体は勿論できない。
僕は射精を促すようにチュッと性器の先を吸って、限界を訴えてブルブルと震えだした裏すじを舌の腹を使って擦った。
「あっ……あッ……ほんとに、ほんと……にもう……ッ……! ぁっ、ああッッ……!!」
僕の頭に添えられた夏目の指先が、小刻みに震えている。じわりと先端から蜜が溢れ始めた瞬間、僕は唇を離して目を閉じ、その先端に顔を近付けた。
軽く竿を手のひらで包んで擦ると、限界を迎えた夏目の欲望の先端から勢いよく白濁が迸る。
僕の額や頬に勢いよくかかる濃ゆいその蜜を、僕は構わずに顔面や唇、舌の上で全て受け止めた。
夏目が全ての精を吐き出したあと、僕はゆっくりと目を開けて夏目を見た。夏目は相当イクのを我慢していたのだろう。はぁはぁと乱した呼吸を整えながら、潤んだ瞳で俺を見つめ返した。
「だ、ダメって言ったのに……」
「気持ちよかった? 何だか凄く可愛い顔をしているけど」
僕はそう言って、頬から垂れたてきた夏目の精を指ですくい取り、見せつけるようにぺろりと舐めてみせた。
「……!! ちょっ、待っ……!!」
夏目が真っ赤な顔で跳ね起きて、慌ててティッシュを取って僕の顔を拭く。僕は目を閉じてされるがままになりながら、予想通り過ぎる夏目の行動があまりに可愛くて、頬を緩ませた。
「ううっ……怜さん、なんで笑ってるんスかぁ……。こんなの、駄目ですって……こんなに汚れちゃって……」
「ふふっ。夏目が可愛いからに決まってる。『駄目です』って言いながら、耳まで真っ赤になって興奮してる」
「……っ……! そ、それは……っ」
夏目は目をそらしながら、モニョモニョと口の中で言い訳を考えている様子だ。
「僕の目を見て、正直に答えるんだよね?」
「うあっ……!」
僕はそう言って、夏目の両の胸の飾りを指先できゅっと摘んだ。すぐに尖ったそこをくにくにと刺激してやると、夏目は困ったような表情で赤面したまま、こちらを見て言った。
「かっ……、顔にかけられた怜さんは……その、すごーくエッチで……。駄目だって分かってるっスけど……俺、興奮しちゃって……」
薄っすらと涙を浮かべてそう告白する夏目は、そこまで言うと羞恥を振り払うように頭を左右に振った。
「良く言えたね。恋人に興奮するのが駄目な訳、無いよ。修一は僕に遠慮しすぎ。僕はもっと、修一とエッチな事がしたいんだけどな……」
「あ……、怜さん……っ!!」
夏目は頬を赤くしたまま僕の体をぎゅっと抱きしめて、スリスリと頬を擦り寄せる。
今日一日僕が避け続けてきた、夏目のハグ。
僕は両腕で夏目の背を抱き返し、ハグに飢えた夏目の背をよしよしするように優しく撫でた。
夏目は噛み付くように僕に激しいキスをして、ベッドに押し倒した。
骨まで食べられてしまうのではないかと錯覚するほど激しい夏目の愛撫は、まさしく狼を思わせる。
「怜……さんっ、れいさっ………んんっ!」
夏目の乱れた熱い呼吸と声が、僕の耳や唇を犯す。それは夏目の熱い想いが、僕の中に侵入して己に溶け混じるような、ゾクゾクとした興奮を僕にもたらした。
もどかしそうに何度も僕の唇を貪った夏目は、僕の両腿の間に膝を立てて足を割り、間に息づいた熱を布越しに揉んだ。
「あっ……んん、修一……っ、も少しっ……ゆっくり……っ!」
夏目はもどかしそうに僕のパジャマのウエストを掴むと、ズルリと膝まで引き下ろす。
唐突に外気に晒された僕の性器は、ひんやりとした空気を感じる隙も与えられないまま、夏目の熱い手のひらに包み込まれた。夏目は手の中のものを上下に擦り立てて、僕の中から無理矢理欲望を引き出す。あっという間に固く質量を増した僕の半身は、先走りを塗り込められるように先端をぐりぐりと刺激されて、ビクビクと震えた。
「ゆっくり……できないっス……! さっきの怜さん、すごくエロくて……思い出したら俺っ……早く怜さんが全部ほしくて……っ!」
そう言って、夏目が僕の性器に、再び滾り始めた自身のそれを擦り付けるように示す。擦り付けられる度に互いに質量が増していくそれらに、僕は徐々に思考がとろけていくのを感じた。
「いいよ、修一……。お仕置きはおしまい……っ。だから早くっ……僕の中に来て……」
「怜さん……っ、怜さん…………、好きです……すきぃ……!」
夏目が焦れたような表情で、ベッドサイドに置いてあったローションを引っ掴む。歯に引っ掛けるようにしてローションのキャップを開けると、僕の股間に中身をたっぷりと零した。じれったそうにチューブをベッド脇に放って、ローションを絡めた指で僕の秘孔を撫でた。
「んんっ……修一、ちょっと怖い……あっ……!」
あまりにがっついた様子の夏目に、僕は小さく恐怖を訴えた。けれど僕の心配をよそに、夏目の指先は繊細な動きで固く閉じた入り口をほぐし始める。
そうだ。夏目はいつだって、僕に無体なんて働けないのだ。
「あ……っん、んん……修一ぃ……っ、そこ、ダメ……っ、気持ちいい」
夏目は慣れた手付きで僕の腹の中を探り、弱いところを的確に指の腹でこすりあげた。
付き合い始めてそう経っていないにも関わらず、夏目は覚えが良くて困る。
僕が好きな酒の名前、好きなピアノの曲、好きな匂い、好む食べ物。ーーーー……そして、僕が攻められるとたまらなくなってしまう場所まで。
「怜さんはココが弱いっスよね……それから、ここも」
夏目の指や舌が、思考のとろけだした僕の体を這う。こうなってしまえば、もう僕はされるがままになるより他ない。
僕は意志に反して漏れ出る甘い喘ぎを止めることも出来ず、ただただ夏目にしがみついた。
「修一……も、挿入れて……っ。も、イッちゃう……修一と、一緒にっ、イキたい……!」
僕が淫らな言葉でそうねだると、夏目の熱い欲望の楔が入り口にあてがわれる。そのままローションのぬめりを使って僕の内部に侵入してきた夏目のそれは、じんじんと熱く熱を持って、僕の中と馴染んでいく。
「怜さん……好きです……!」
「僕も、修一が好き……っ、んっ……気持ちぃ……っ!」
夏目に抱き返されながら、突かれる度徐々に体の境目までがとろけるような恍惚とした感覚に、僕は酔いしれていくのだった。
◇◆◇◆◇◆
「そういえば、夏目はいつもその赤いピアスを片方だけしているね? 何かいわれがあるものなの?」
情事を終えた僕は、夏目の隣に寄り添うように寝転びながら、目の前で光る赤い石を見つめて言った。
「あー、それこないだハルさんにも聞かれたんスよね」
夏目はそう言いながらピアスに触れて、そっとそれをピアスホールから外してみせた。
「これ、ガーネットっていう必勝祈願の石らしいっス。昔試合の前に人に貰って、その大会で優勝してからは、つい外すタイミングを見失ってしまって」
そう言って、夏目はビアスについた石を光に透かすように掲げてみせた。
「それをくれたの、もしかして元カノ?」
「えっ!?」
夏目がギクリと身体を奮わせて、ぎこちなく僕の方を見た。
「えーっと……それはっスね……」
明らかに目が泳いでいる夏目を見て、僕は笑いを堪えながら目いっぱいのクールな表情を作って言った。
「修一。これから、お仕置きテイクツーにしようか?」
僕の隣で青ざめている夏目を尻目に、僕は夏目のほっぺたを引っ張って、笑みを浮かべながらそう言った。
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