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16)打ち上げ。
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心地良い幸福感で、俺は将貴を抱き寄せる。将貴を巻き込む形でベッドにゴロリと倒れ込み、すりすりと将貴の胸元に頬を寄せた。
「はぁ。自分でココを扱くいやらしい将貴、ちょー可愛かった」
「うう。奏さんがやれって言ったのに……イジワル……」
「イジワルなことされるの、好きなくせにー?」
俺はニヤニヤと将貴をからかって遊ぶ。すると将貴は少しだけ考えるような表情で言った。
「そう言えば。奏さんはバイセクシャルで、その……リバなんでしょ?」
「え、あー……。ま、まぁな」
バイセクシャルであることは、確かに将貴にも伝えた。
けれども、タチネコ両方の経験があるなんて話は、した覚えがない。
犯人は明白だ。あのバカ……。
しかし、将貴の思惑は別のところにあったようだ。
「もしかして、僕も奏さんのお尻、慣らしたりしたほうが良かったのかな……?」
そう言って、将貴は俺の尻をサワサワと撫でる。
「ちょ、いや、いやいやいや、それは大丈夫っっ」
さすがの俺も、将貴に突っ込まれるのは想定していない。慌てて否定しながら、撫でられた尻を少しだけ将貴から離す。
「俺は相手の属性に合わせてタチネコが変わるってだけで、必ずしも俺は将貴と両方がやりたい訳じゃないよ。中にはそういうカップルも勿論いるけどな」
「ふーん、そうなんですか?」
将貴は俺の話に首を傾げる。
「え。まさか……ソッチがやりたい……とか?」
俺はそう問いながら、俺は変な汗をかいてしまった。
「いえ。それなら大丈夫です。僕、こういうの奏さんと以外経験がなくて、何も出来なくて。でも奏さんはすごく上手で、とても気持ちよくして貰ったから……その」
ああ、そう言う心配ね。俺はホッとして将貴の側に戻り、頬にキスを落とした。
「俺が将貴にしたくてしてることだから、いいんだよ。それに、そういうのは徐々に俺が教えるから、焦らなくていいよ。そのうち嫌ってほどしてもらうし?」
ニヤリと笑みを浮かべた俺は、赤面する将貴を尻目にベットから起き上がる。
「さて。名残惜しいけど、遊眞が帰ってくる前にシャワーを浴びるか」
ローションでぬるぬるになってしまった将貴をタオルで拭いてやりながら、風呂場へ連れて行く。
こんな時、まるで見ているかのようなタイミングで
『そろそろ帰っても大丈夫? まだかかるようなら、夕飯食べて帰るけど』
なんてメールを寄越すのが、蒼井遊眞という男だ。
***
「かんっぱーい!」
ここは駅から少し離れた昔馴染みの居酒屋だ。相席しているのは、豪快にジョッキビールを掲げる華奢な女性、佐川舞と、ノリノリで応じる遊眞だ。
俺はそれを生暖かい目で見守りつつ、付き合い程度にコチンとビールのグラスを二人のジョッキにぶつける。
「いやー、久しぶり! 舞ちゃん変わんないね! むしろ子供産んでから若返ったんじゃない?!」
数年ぶりに舞に会う遊眞が、舞の顔を覗き込みながらハイテンションでそう言った。
「まーたそうやって、遊眞は調子いいんだからさ! 遊眞こそ、変わんないねー! むしろ、そのムキムキ具合はパワーアップしてるんじゃないの?!」
そんな事を言って、舞はバチンと遊眞の立派な三角筋を叩く。
舞はフォーマルな黒いストライプのスーツに、黒髪のセミロングヘア。よく似合っている銀縁の眼鏡は、いかにも『仕事ができる女』風だ。
だが、舞はそんななりで顔の大きさほどもあるジョッキのビールを半分ほど一気飲みし、豪快に焼き鳥を一口で半分ほど頬張る。
彼女の中身は大学時代とあまり変わっていないらしい。
遊眞のおかげで難航していた翻訳の仕事がなんとか終わり、多少の修正はあったものの、何とか期日内に納める事ができた。
ホッと胸をなでおろしていた所に、久しぶりに舞から連絡があり『遊眞が帰って来ているなら、三人で打ち上げがてら飲もう!』という話になったのである。
「奏一郎も。ホラ、飲んで飲んで! 奏一郎も変わんないねー? 若干小綺麗になって、顔色も良くなった気がするけど」
「はー? 気のせいだろ」
俺は笑ってごまかした。舞は遊眞ほどではないが、なかなかにカンが鋭い。これが女のカンと言うやつなのだろうか。
「あー、奏一郎は今恋してるからなー。ウンウン」
刺身を頬張りながら、遊眞が舞に言った。
「えっ!? マジ!? 今度は男? 女??」
「う。男、だけど……」
動揺した俺は、箸ですくって口に運びかけたたこわさを、ポトリと小鉢の中に落とす。そんな俺の肩をゆさゆさ揺すり、舞は超ハイテンションで言った。
「ひゃー、恋! いいなー! 恋かあ!! ねぇねぇ、どんな子?! かわいい!? 今度アタシにも紹介してよー」
舞は俺の性癖を知る数少ない友人だ。小学校の頃から遊眞が大学を中退して留学するまでほぼ毎日つるんでいた腐れ縁で、俺達に対して遠慮を知らない。
「俺、この間会ったよ! 家に来てたよね」
遊眞がそう自慢すれば、
「家に?! わー、じゃあもう両思いな感じ? 良かったねぇ、良かったねぇ奏一郎! あ、店長ビールおかわりぃ!」
と舞が返す。すかさず遊眞はニヤニヤしながら、
「奏一郎は分かりやすくてカワイイよね。あ、店長ー! 俺も生おかわり!」
と、注文ついでに俺をからかう。
こんな調子で、居酒屋に着いて三十分も経たずに二人は完全に酔っ払っていた。
二時間の飲み放題コースを終える頃には、遊眞も舞もどう考えても一人で帰れる状態ではなくなっている。
ヒールの高い靴でフラフラと二、三歩歩いてはよろけたり座り込むような状態の舞と、完全に小上がりの畳で寝てしまっている遊眞。
「はー、久しぶりだな。こういうの」
唯一ほろ酔い程度の俺が、二人を無事に家に帰す係なのは、昔も今も変わらない役目らしい。
「店長、ごめんねーいっつも」
俺は昔馴染みの店長に謝って、ポケットから財布を取り出して代金を支払おうとする。
「いやいや。今日のお代はもう舞ちゃんから貰ってるから。舞ちゃんと奏一郎はともかく、遊眞は久しぶりだもんなぁ。お前らほんと変わんねーなぁ。まあ、もう閉店だし、遊眞はあそこに転がしときゃー朝までには起きるだろ」
店長はガハハ! と豪快に笑って、いびきをかいて寝ている遊眞にタオルケットをかけてくれる。
この店長は俺たちが大学生の頃からの顔馴染みで、当時から俺たち三人にとても良くしてくれていた。
「こいつら、変わらな過ぎるんですよ。中身は未だに学生で止まってて、人の迷惑なんてつゆほどにも考えてない」
はぁ、とため息をつくと、小上がりに座り込んでいる酔っぱらいの舞に肩を貸す。
「さすがにコッチはここに転がしとくわけにはいかないので、俺が家まで送っていきます。店長、ホントにすみません。じゃ、また。……ほら! 舞、帰るよ! 立てる?」
「えへへ、立てるよぉ。あー、てんちょぉー! じゃたまた来るからねぇ~。えへへへ!」
舞が回らぬ舌で店長に挨拶し、手を振った。
俺は酔って力が入っていない舞の身体を支えながら、少し離れた大通りに出てタクシーを探す。
時刻は既に日付をまたいだ深夜帯で、駅からも離れた場所とあってなかなかタクシーが通る気配はない。
俺は仕方なく、タクシー会社に電話をして、配車の手配をしてもらう。とっくに終バスが終わったバス停のベンチに舞を下ろし、自分も隣に座った。
「うう、夜はさすがに冷えるな……」
一人つぶやきながら隣の舞を見れば、舞は胸元の大きく開いた薄手のブラウスを着ていた。
さすがにこれでは寒そうなので、俺は自分の着ていた薄手の上着を脱ぐと、そっと舞に羽織らせてやる。
週末のせいか、タクシーが来たのはそれから三十分程経った深夜一時過ぎだった。
「やれやれ」
ベンチで眠りこけていた舞を抱き上げ、何とかタクシーに押し込むと、俺は疲労困憊で家路につくべく、タクシーとほ反対方向へと歩き出したのだった。
「はぁ。自分でココを扱くいやらしい将貴、ちょー可愛かった」
「うう。奏さんがやれって言ったのに……イジワル……」
「イジワルなことされるの、好きなくせにー?」
俺はニヤニヤと将貴をからかって遊ぶ。すると将貴は少しだけ考えるような表情で言った。
「そう言えば。奏さんはバイセクシャルで、その……リバなんでしょ?」
「え、あー……。ま、まぁな」
バイセクシャルであることは、確かに将貴にも伝えた。
けれども、タチネコ両方の経験があるなんて話は、した覚えがない。
犯人は明白だ。あのバカ……。
しかし、将貴の思惑は別のところにあったようだ。
「もしかして、僕も奏さんのお尻、慣らしたりしたほうが良かったのかな……?」
そう言って、将貴は俺の尻をサワサワと撫でる。
「ちょ、いや、いやいやいや、それは大丈夫っっ」
さすがの俺も、将貴に突っ込まれるのは想定していない。慌てて否定しながら、撫でられた尻を少しだけ将貴から離す。
「俺は相手の属性に合わせてタチネコが変わるってだけで、必ずしも俺は将貴と両方がやりたい訳じゃないよ。中にはそういうカップルも勿論いるけどな」
「ふーん、そうなんですか?」
将貴は俺の話に首を傾げる。
「え。まさか……ソッチがやりたい……とか?」
俺はそう問いながら、俺は変な汗をかいてしまった。
「いえ。それなら大丈夫です。僕、こういうの奏さんと以外経験がなくて、何も出来なくて。でも奏さんはすごく上手で、とても気持ちよくして貰ったから……その」
ああ、そう言う心配ね。俺はホッとして将貴の側に戻り、頬にキスを落とした。
「俺が将貴にしたくてしてることだから、いいんだよ。それに、そういうのは徐々に俺が教えるから、焦らなくていいよ。そのうち嫌ってほどしてもらうし?」
ニヤリと笑みを浮かべた俺は、赤面する将貴を尻目にベットから起き上がる。
「さて。名残惜しいけど、遊眞が帰ってくる前にシャワーを浴びるか」
ローションでぬるぬるになってしまった将貴をタオルで拭いてやりながら、風呂場へ連れて行く。
こんな時、まるで見ているかのようなタイミングで
『そろそろ帰っても大丈夫? まだかかるようなら、夕飯食べて帰るけど』
なんてメールを寄越すのが、蒼井遊眞という男だ。
***
「かんっぱーい!」
ここは駅から少し離れた昔馴染みの居酒屋だ。相席しているのは、豪快にジョッキビールを掲げる華奢な女性、佐川舞と、ノリノリで応じる遊眞だ。
俺はそれを生暖かい目で見守りつつ、付き合い程度にコチンとビールのグラスを二人のジョッキにぶつける。
「いやー、久しぶり! 舞ちゃん変わんないね! むしろ子供産んでから若返ったんじゃない?!」
数年ぶりに舞に会う遊眞が、舞の顔を覗き込みながらハイテンションでそう言った。
「まーたそうやって、遊眞は調子いいんだからさ! 遊眞こそ、変わんないねー! むしろ、そのムキムキ具合はパワーアップしてるんじゃないの?!」
そんな事を言って、舞はバチンと遊眞の立派な三角筋を叩く。
舞はフォーマルな黒いストライプのスーツに、黒髪のセミロングヘア。よく似合っている銀縁の眼鏡は、いかにも『仕事ができる女』風だ。
だが、舞はそんななりで顔の大きさほどもあるジョッキのビールを半分ほど一気飲みし、豪快に焼き鳥を一口で半分ほど頬張る。
彼女の中身は大学時代とあまり変わっていないらしい。
遊眞のおかげで難航していた翻訳の仕事がなんとか終わり、多少の修正はあったものの、何とか期日内に納める事ができた。
ホッと胸をなでおろしていた所に、久しぶりに舞から連絡があり『遊眞が帰って来ているなら、三人で打ち上げがてら飲もう!』という話になったのである。
「奏一郎も。ホラ、飲んで飲んで! 奏一郎も変わんないねー? 若干小綺麗になって、顔色も良くなった気がするけど」
「はー? 気のせいだろ」
俺は笑ってごまかした。舞は遊眞ほどではないが、なかなかにカンが鋭い。これが女のカンと言うやつなのだろうか。
「あー、奏一郎は今恋してるからなー。ウンウン」
刺身を頬張りながら、遊眞が舞に言った。
「えっ!? マジ!? 今度は男? 女??」
「う。男、だけど……」
動揺した俺は、箸ですくって口に運びかけたたこわさを、ポトリと小鉢の中に落とす。そんな俺の肩をゆさゆさ揺すり、舞は超ハイテンションで言った。
「ひゃー、恋! いいなー! 恋かあ!! ねぇねぇ、どんな子?! かわいい!? 今度アタシにも紹介してよー」
舞は俺の性癖を知る数少ない友人だ。小学校の頃から遊眞が大学を中退して留学するまでほぼ毎日つるんでいた腐れ縁で、俺達に対して遠慮を知らない。
「俺、この間会ったよ! 家に来てたよね」
遊眞がそう自慢すれば、
「家に?! わー、じゃあもう両思いな感じ? 良かったねぇ、良かったねぇ奏一郎! あ、店長ビールおかわりぃ!」
と舞が返す。すかさず遊眞はニヤニヤしながら、
「奏一郎は分かりやすくてカワイイよね。あ、店長ー! 俺も生おかわり!」
と、注文ついでに俺をからかう。
こんな調子で、居酒屋に着いて三十分も経たずに二人は完全に酔っ払っていた。
二時間の飲み放題コースを終える頃には、遊眞も舞もどう考えても一人で帰れる状態ではなくなっている。
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「いやいや。今日のお代はもう舞ちゃんから貰ってるから。舞ちゃんと奏一郎はともかく、遊眞は久しぶりだもんなぁ。お前らほんと変わんねーなぁ。まあ、もう閉店だし、遊眞はあそこに転がしときゃー朝までには起きるだろ」
店長はガハハ! と豪快に笑って、いびきをかいて寝ている遊眞にタオルケットをかけてくれる。
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「こいつら、変わらな過ぎるんですよ。中身は未だに学生で止まってて、人の迷惑なんてつゆほどにも考えてない」
はぁ、とため息をつくと、小上がりに座り込んでいる酔っぱらいの舞に肩を貸す。
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「えへへ、立てるよぉ。あー、てんちょぉー! じゃたまた来るからねぇ~。えへへへ!」
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俺は酔って力が入っていない舞の身体を支えながら、少し離れた大通りに出てタクシーを探す。
時刻は既に日付をまたいだ深夜帯で、駅からも離れた場所とあってなかなかタクシーが通る気配はない。
俺は仕方なく、タクシー会社に電話をして、配車の手配をしてもらう。とっくに終バスが終わったバス停のベンチに舞を下ろし、自分も隣に座った。
「うう、夜はさすがに冷えるな……」
一人つぶやきながら隣の舞を見れば、舞は胸元の大きく開いた薄手のブラウスを着ていた。
さすがにこれでは寒そうなので、俺は自分の着ていた薄手の上着を脱ぐと、そっと舞に羽織らせてやる。
週末のせいか、タクシーが来たのはそれから三十分程経った深夜一時過ぎだった。
「やれやれ」
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