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14)いやらしい遊び*
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俺はどうしていいか反応に困って、辛うじて「そんなに笑わなくったって……」と口の中でモゴモゴと呟く。
「すみません。翔李さんがとても純粋で可愛らしい方だってことが良く分かりました」
「え、いや……ひぁっ!?」
顔を上げた由岐は、笑い過ぎて滲んでしまったらしい涙を袖に拭って、ローションの染み込んだガーゼをおもむろに俺のペニスの先にあてがった。
不意打ちで来たひんやりとしたローションの冷たさに、俺は小さな悲鳴を上げる。
「この家を建てた主人の趣味で、この家は完全防音なんです。沢山鳴いても良いですよ」
そう言って由岐は、状況の飲み込めていない俺の先端にもう一度ローションで濡れたガーゼをあてがった。それを横にゆっくりと動かすと、包皮の間から顔を出していた鬼頭を思わせぶりに擦った。
「い゛っっっ!!?? っあ、あ、あ! あ゛あ゛ぁーーーー!!!」
ぬるり、と初めての感覚が俺を襲う。
ぬめりの中にわずかに残るガーゼのざらつき。それが敏感な鬼頭を擦る度、意識が飛ぶのではないかと思う程の容赦ない快楽が電撃のように走って、俺を苛んだ。ぬめる布が撫でるように優しくその先端を通る度、拷問に近い快楽が俺を襲う。
まるで、裸に剥かれた快楽の神経を直接擦られているかのようだ。
俺のあげた声は、喘ぎ声どころか悲鳴に近い。ガクガクと体が勝手に震えて、ぞわぞわとした自我を蝕むような快楽に体中が支配される。
「あ゛ーーーッッッ、ゆっ、そ、それ無理ッ、無理ぃ、やめっ……ひっ、ああーーーーッッッ!!!」
何が起きたのか分からず全力で逃れようとする俺のペニスへ、二度目のガーゼの刺激がゆっくりと与えられる。
俺は再び嬌声と言うには程遠い悲鳴に近い声を上げて、ガーゼが擦れるたびに与えられるとてつもない鋭い快楽に絶叫した。
「ふふ、叫ぶほど気持ちいいですか?」
「あ、ぐぅ…っ、うぁ……!! まっ、待って……!! 由岐、これマジで駄目なやつ……!! 駄っ、あ゛あ゛ぁぁッッ!!!」
「ふふ、待ちません」
ゆっくりと、ぬめるガーゼが一定のリズムで鬼頭を滑る。ぬるり、ぬるりとガーゼが往復する度、残酷な程強烈な快楽が与えられて、俺は叫びながら涙を溢す。
とてつもなく強い快感なのは間違いないのに、鬼頭ばかりを擦られると不思議と射精への欲求へは繋がらない。
それは裏を返せば射精というゴールのない快楽を腹の中に飼い殺す、さながら地獄のような感覚だった。
「とても気持ちいいのに、イケないでしょう?」
「あっ……、あ……、もうやめ……」
「イキたいですか?」
由岐はそう言って手を止めると、生理的にこぼれた涙で濡れる俺の頬をペロリと舐める。
不意に止んだ拷問にくたりと脱力した俺は、ハァハァと肩で息をしながらその場に座り込んだ。
「い、イキ、たい……も、コレ無理ぃ……」
「そうですか。では、いいモノをあげましょう」
弛緩した両足の間に、何かを持った由岐の手が差し込まれる。変わった形の比較的小さなその器具は、ローションを絡めた後ツプリと秘蕾に差し込まれた。
指より少し太い程度のそれは、持ち手を残してほとんど抵抗なく俺の中へと飲み込まれる。
「な、なにを……、ッッッああーーっ!!」
再びガーゼの刺激が再開され、俺は再び絶叫した。力んだ瞬間にきゅっと締まった蕾が、由岐の差し込んだ謎の道具を俺の意思に関係なく締め付ける。
「エネマグラって、聞いたことあります?」
由岐が何か言っているけれど、俺はもはや限界を振り切って鳴きながら悶えていた。
尻に力が入るたび、腹の内側に快楽が溜まる。俺が少しでも力むと、この間覚えたばかりの弱い部分に絶妙にこの器具が当たるようになっているらしい。
「ひ、知らな……、ひぐっ……も、やだっ、抜いてくれ……ッ、やめっ、ゆっ、……あ゛あ゛っ」
嗚咽でうまく言葉が紡げない。漏れ出た先走りの蜜がポタポタと防水シーツの上に垂れた。それでも由岐は責めの手を緩めてはくれなくて、シーツの上の水溜りはどんどん大きな染みになっていく。
「ああ、こんなに濡れてる。翔李さんは本当にエッチで可愛いです。もっともっと、気持ちいいことを教えてあげたくなる」
由岐はふわりと微笑みを浮かべて、ぬめるガーゼで今度は円を描くように鬼頭を撫で回す。
涙とよだれでぐちゃぐちゃになった俺の顔に何度もキスをすると、おもむろに服のポケットから小さなコントローラーを取り出した。
「次は、内側からの気持ちよさも覚えてくださいね」
小さなコントローラーを操作しながら、由岐は笑って俺にそう言った。
ビィィィン、と小さな電子音が室内に響く。それは言うまでもなく俺の中にある小さな玩具から発せられる振動の音で、前ばかりに意識が向いていた俺にその場所の存在を主張する。
「エネマグラは、直腸側から前立腺を刺激するための道具です。こっちが気持ちよくないと、僕とのセックスが気持ちよくないかなと思うので、覚えて下さいね」
「…………ッ! やっ、やめ……、っむ、りっ、も……それもう、むりっ、だぁ……ッ」
ゆっくりと前への刺激を再開されて、俺は泣きながら悶えた。先程よりも更にゆっくりとしたスピードで擦られると、射精への欲求と別の、あの感覚が再び俺を襲う。
「で、出そう、だから……っ」
「何が出ちゃうんですか?」
「わ、わかんな……っ、うう……っ」
ヒクヒクと震える喉で嗚咽を漏らしながら答える俺は、何とかそう言って子供のようにいやいやをする。けれども由岐は微笑みを絶やさぬまま、赤い舌でペロリと俺の胸元を舐め、そのままチュッと吸い上げてキスマークを付けた。
「ふふふ。分からないなら、何が出るのか試してみなきゃいけませんね? 楽しみだな」
「や、やめ……っ、駄目だって……!」
由岐はガーゼを再びローションに浸すと、ぬめりの増したそれで再びペニスをいじめる。
そうなれば俺はもはや会話すらままならなくて、再び悲鳴に近い嬌声を上げながら耐えるより他ない。
「可愛いです、翔李さん。大好きですよ」
「っ、あっ、駄目だ……出るっ……! で……るっ、……ああっ!! ひっ……!!」
由岐がそう囁くのと同時に、俺の性器の先端から勢い良く透明の液体がほとばしった。射精感とは明らかに違う感覚に、俺はぎゅっと目を瞑る。
瞼の裏に小さな閃光が走って、へなへなと力が抜けた。
ビュクビュクと小刻みに震えながら潮を吹く性器は、吹いた後もじんじんと快楽の熱を宿して、余韻と言うにはいささか強すぎる疼きを俺の中へ残す。
それと同時に、今度は体の中からくる振動に意識が向いて、俺は再び目を開けた。
由岐は俺が出してしまったらしい液体で濡れた上着を脱ぎながら、俺と目が合うとニコリと微笑んだ。
「すみません。翔李さんがとても純粋で可愛らしい方だってことが良く分かりました」
「え、いや……ひぁっ!?」
顔を上げた由岐は、笑い過ぎて滲んでしまったらしい涙を袖に拭って、ローションの染み込んだガーゼをおもむろに俺のペニスの先にあてがった。
不意打ちで来たひんやりとしたローションの冷たさに、俺は小さな悲鳴を上げる。
「この家を建てた主人の趣味で、この家は完全防音なんです。沢山鳴いても良いですよ」
そう言って由岐は、状況の飲み込めていない俺の先端にもう一度ローションで濡れたガーゼをあてがった。それを横にゆっくりと動かすと、包皮の間から顔を出していた鬼頭を思わせぶりに擦った。
「い゛っっっ!!?? っあ、あ、あ! あ゛あ゛ぁーーーー!!!」
ぬるり、と初めての感覚が俺を襲う。
ぬめりの中にわずかに残るガーゼのざらつき。それが敏感な鬼頭を擦る度、意識が飛ぶのではないかと思う程の容赦ない快楽が電撃のように走って、俺を苛んだ。ぬめる布が撫でるように優しくその先端を通る度、拷問に近い快楽が俺を襲う。
まるで、裸に剥かれた快楽の神経を直接擦られているかのようだ。
俺のあげた声は、喘ぎ声どころか悲鳴に近い。ガクガクと体が勝手に震えて、ぞわぞわとした自我を蝕むような快楽に体中が支配される。
「あ゛ーーーッッッ、ゆっ、そ、それ無理ッ、無理ぃ、やめっ……ひっ、ああーーーーッッッ!!!」
何が起きたのか分からず全力で逃れようとする俺のペニスへ、二度目のガーゼの刺激がゆっくりと与えられる。
俺は再び嬌声と言うには程遠い悲鳴に近い声を上げて、ガーゼが擦れるたびに与えられるとてつもない鋭い快楽に絶叫した。
「ふふ、叫ぶほど気持ちいいですか?」
「あ、ぐぅ…っ、うぁ……!! まっ、待って……!! 由岐、これマジで駄目なやつ……!! 駄っ、あ゛あ゛ぁぁッッ!!!」
「ふふ、待ちません」
ゆっくりと、ぬめるガーゼが一定のリズムで鬼頭を滑る。ぬるり、ぬるりとガーゼが往復する度、残酷な程強烈な快楽が与えられて、俺は叫びながら涙を溢す。
とてつもなく強い快感なのは間違いないのに、鬼頭ばかりを擦られると不思議と射精への欲求へは繋がらない。
それは裏を返せば射精というゴールのない快楽を腹の中に飼い殺す、さながら地獄のような感覚だった。
「とても気持ちいいのに、イケないでしょう?」
「あっ……、あ……、もうやめ……」
「イキたいですか?」
由岐はそう言って手を止めると、生理的にこぼれた涙で濡れる俺の頬をペロリと舐める。
不意に止んだ拷問にくたりと脱力した俺は、ハァハァと肩で息をしながらその場に座り込んだ。
「い、イキ、たい……も、コレ無理ぃ……」
「そうですか。では、いいモノをあげましょう」
弛緩した両足の間に、何かを持った由岐の手が差し込まれる。変わった形の比較的小さなその器具は、ローションを絡めた後ツプリと秘蕾に差し込まれた。
指より少し太い程度のそれは、持ち手を残してほとんど抵抗なく俺の中へと飲み込まれる。
「な、なにを……、ッッッああーーっ!!」
再びガーゼの刺激が再開され、俺は再び絶叫した。力んだ瞬間にきゅっと締まった蕾が、由岐の差し込んだ謎の道具を俺の意思に関係なく締め付ける。
「エネマグラって、聞いたことあります?」
由岐が何か言っているけれど、俺はもはや限界を振り切って鳴きながら悶えていた。
尻に力が入るたび、腹の内側に快楽が溜まる。俺が少しでも力むと、この間覚えたばかりの弱い部分に絶妙にこの器具が当たるようになっているらしい。
「ひ、知らな……、ひぐっ……も、やだっ、抜いてくれ……ッ、やめっ、ゆっ、……あ゛あ゛っ」
嗚咽でうまく言葉が紡げない。漏れ出た先走りの蜜がポタポタと防水シーツの上に垂れた。それでも由岐は責めの手を緩めてはくれなくて、シーツの上の水溜りはどんどん大きな染みになっていく。
「ああ、こんなに濡れてる。翔李さんは本当にエッチで可愛いです。もっともっと、気持ちいいことを教えてあげたくなる」
由岐はふわりと微笑みを浮かべて、ぬめるガーゼで今度は円を描くように鬼頭を撫で回す。
涙とよだれでぐちゃぐちゃになった俺の顔に何度もキスをすると、おもむろに服のポケットから小さなコントローラーを取り出した。
「次は、内側からの気持ちよさも覚えてくださいね」
小さなコントローラーを操作しながら、由岐は笑って俺にそう言った。
ビィィィン、と小さな電子音が室内に響く。それは言うまでもなく俺の中にある小さな玩具から発せられる振動の音で、前ばかりに意識が向いていた俺にその場所の存在を主張する。
「エネマグラは、直腸側から前立腺を刺激するための道具です。こっちが気持ちよくないと、僕とのセックスが気持ちよくないかなと思うので、覚えて下さいね」
「…………ッ! やっ、やめ……、っむ、りっ、も……それもう、むりっ、だぁ……ッ」
ゆっくりと前への刺激を再開されて、俺は泣きながら悶えた。先程よりも更にゆっくりとしたスピードで擦られると、射精への欲求と別の、あの感覚が再び俺を襲う。
「で、出そう、だから……っ」
「何が出ちゃうんですか?」
「わ、わかんな……っ、うう……っ」
ヒクヒクと震える喉で嗚咽を漏らしながら答える俺は、何とかそう言って子供のようにいやいやをする。けれども由岐は微笑みを絶やさぬまま、赤い舌でペロリと俺の胸元を舐め、そのままチュッと吸い上げてキスマークを付けた。
「ふふふ。分からないなら、何が出るのか試してみなきゃいけませんね? 楽しみだな」
「や、やめ……っ、駄目だって……!」
由岐はガーゼを再びローションに浸すと、ぬめりの増したそれで再びペニスをいじめる。
そうなれば俺はもはや会話すらままならなくて、再び悲鳴に近い嬌声を上げながら耐えるより他ない。
「可愛いです、翔李さん。大好きですよ」
「っ、あっ、駄目だ……出るっ……! で……るっ、……ああっ!! ひっ……!!」
由岐がそう囁くのと同時に、俺の性器の先端から勢い良く透明の液体がほとばしった。射精感とは明らかに違う感覚に、俺はぎゅっと目を瞑る。
瞼の裏に小さな閃光が走って、へなへなと力が抜けた。
ビュクビュクと小刻みに震えながら潮を吹く性器は、吹いた後もじんじんと快楽の熱を宿して、余韻と言うにはいささか強すぎる疼きを俺の中へ残す。
それと同時に、今度は体の中からくる振動に意識が向いて、俺は再び目を開けた。
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