42 / 43
42話 クレシーの最期
しおりを挟む
それから4日後、俺はテリーゼ姫と一緒にホルキス王国の王都へと戻ってきたのだった。
その目的はもちろんクレシーがどう処罰されるかを見守るためであった。
ただその心配は不要だった。
クレシーが王都に戻ったその日の内にクレシーはギルドマスターを解任されて、多数の悪事を行ったとしてそのまま王城の地下牢に放り込まれたのだった。そしてすぐに裁判が開かれてクレシーの死罪が決定したのだった。
俺はそれからしばらくして王城の地下牢へとやってきていた。
やつれた顔のクレシーに俺は言ってやった。
「よおクレシー!久しぶりだな。」
やつれたクレシーは声のトーンが落ちていたのだった。
「ジャン・リヒターか、なぜここにいる?」
「クレシーお前の死刑執行を行う執行人に決まったからさ。」
クレシーが怯えた様子で聞き返してきた。
「この私を殺すだと、冗談だよな?」
「冗談じゃないぞ、俺はテメエだけは直接トドメを差したかったからな。クレシー、テメエの死刑執行人に名乗り出たんだよ。執行人としてだったらテメエに直接手を下せるからな。」
俺はクレシーの死刑執行人に自ら手を挙げたのだった。
俺は怯えているクレシーに言った。
「しかし因果なもんだよな、あの時は俺の方が罪人のようにホルキス王国を追われたっていうのに、今は追放したクレシーの方が罪人として断罪されようとしてるんだからな。」
するとクレシーは俺に謝り出したのだった。
「待て待て!!このクレシーがどうかしていた。ほらこの通りだ。いくらでも謝る、だから許してくれ。」
「今さら謝ったってもう遅い。もう今さら謝ったって意味ないんだよ。」
「待て!!よく考えろ!!この私を殺すなんて惜しすぎるだろう。この私を殺すことはホルキス王国いや世界にとって大きな損失になってしまうぞ。」
「馬鹿な事言ってるんじゃねえぞクレシー!!テメエががみんなに大きな損失を与えたんだろうが全く!!ああ、そういえばクレシーテメエ大嘘ついてやがったんだな。」
クレシーは何の話かは分からないようだった。
「なんの事だ?」
「お前らが自慢話として偉そうに話してた魔王討伐の話だよ。だがその倒されたはずの魔王バルモールが魔領ベスゴルドの最奥で目撃されたらしいじゃないか。」
「なんだと!!ベスゴルドの最奥から帰ってきた奴がいるのか?」
「ああ、その人の話だとまだ魔王バルモールは健在だって話じゃないか!みんな激怒してたぞ、魔王バルモールを倒したなんて大嘘つくなんて許せないってな。」
「くそう、まさかあそこから戻ってくる奴がいるとは。人類不毛の地だからバレないと考えたのに。」
「おかしいとは思ってた。ラズバーが弱かったのはクレシーの腰巾着だからだとも考えていたが、世界最強を自称しているお前までラズバー並みの弱さだったからな。この弱さで魔王討伐なんてとてもできるとは思えないからな。」
クレシーは痛い所を突かれて何も言い返せないようだった。
「くううううう。」
「いくら魔領ベスゴルドが不毛の地って言ったって、冒険者達の野営地もあるし今でも冒険者達が活動もしてるんだぞ。いずれはバレる嘘だったよ、それぐらい少し考えれば分かるだろうが。」
「くうううう。」
「まあ俺にとってはそこはどっちでもいい、俺にとってはクレシーをこの手で始末できるんだからな。これ以上のお返しはないだろう。」
するとクレシーが命乞いを始めたのだった。
「待ってくれ!!このクレーシが悪かった!命だけは助けてくれ!!」
そして手錠でつながれた手足を床につけて土下座を始めたのだった。
「ジャン様は本当にお強いです。このクレシーはまったく敵いませんでした。だからどうかご慈悲をください。許してくださいジャン様。」
イラっときた俺はクレシーに言ってやった。
「全部テメエの自業自得だろうが!!俺達を追放してやりたい放題やっておきながら、今さら許してくれだあ。そんな事俺もみんなも許すわけないだろうが!!俺に喧嘩を売ってきた時点でこうなる事は決まってたんだよ。」
そして俺はクレシーを処刑室にひきづっていった。
そして処刑台にクレシーをセットした。
クレシーは相変わらず命乞いを続けていた。
「ジャン様、お願いです、助けてください。」
「だから無理だって言ってるだろうが。」
「ではクレシー、これよりギロチンによる死刑を執行する。最後に言い残す事があれば聞いてやるぞ。」
するとクレシーはこんなことを言ってきたのだった。
「そうだ私のコレクションの中から一ついい装備をジャン様にやろう。ザリオンの鎧なんかどうだ。」
「いらない、何か言い残す事はないのか?」
「ならばマーディアの剣なんてどうだ。なかなか面白い効果を持った剣なのだぞ。」
「いらない、言い残す事はなしでいいのか?」
「ジャン様!私の装備もアイテムも全て差し上げます、だからこのクレーシの命だけは助けてください!!お願いします!」
「くどい!だから無理だって言ってるだろうが!!言い残す事はないみたいだからギロチン刑の執行を行う。」
「ジャン様!!どうかどうかお許しください。」
「全部テメエの自業自得なんだから、おとなしく自分の罪を受け入れろ。」
俺はギロチン台に横たわっているクレシーに言った。
「じゃあな、クレシー!!テメエにはお似合いの最期だ。テメエだけは直接手を下したかったから本当に良かったぜ。」
そして俺はギロチンのロープを強くひぱったのだった。
ギロチンの刃がクレシーを襲ったのだった。
そしてクレシーの処刑が完了した。
その目的はもちろんクレシーがどう処罰されるかを見守るためであった。
ただその心配は不要だった。
クレシーが王都に戻ったその日の内にクレシーはギルドマスターを解任されて、多数の悪事を行ったとしてそのまま王城の地下牢に放り込まれたのだった。そしてすぐに裁判が開かれてクレシーの死罪が決定したのだった。
俺はそれからしばらくして王城の地下牢へとやってきていた。
やつれた顔のクレシーに俺は言ってやった。
「よおクレシー!久しぶりだな。」
やつれたクレシーは声のトーンが落ちていたのだった。
「ジャン・リヒターか、なぜここにいる?」
「クレシーお前の死刑執行を行う執行人に決まったからさ。」
クレシーが怯えた様子で聞き返してきた。
「この私を殺すだと、冗談だよな?」
「冗談じゃないぞ、俺はテメエだけは直接トドメを差したかったからな。クレシー、テメエの死刑執行人に名乗り出たんだよ。執行人としてだったらテメエに直接手を下せるからな。」
俺はクレシーの死刑執行人に自ら手を挙げたのだった。
俺は怯えているクレシーに言った。
「しかし因果なもんだよな、あの時は俺の方が罪人のようにホルキス王国を追われたっていうのに、今は追放したクレシーの方が罪人として断罪されようとしてるんだからな。」
するとクレシーは俺に謝り出したのだった。
「待て待て!!このクレシーがどうかしていた。ほらこの通りだ。いくらでも謝る、だから許してくれ。」
「今さら謝ったってもう遅い。もう今さら謝ったって意味ないんだよ。」
「待て!!よく考えろ!!この私を殺すなんて惜しすぎるだろう。この私を殺すことはホルキス王国いや世界にとって大きな損失になってしまうぞ。」
「馬鹿な事言ってるんじゃねえぞクレシー!!テメエががみんなに大きな損失を与えたんだろうが全く!!ああ、そういえばクレシーテメエ大嘘ついてやがったんだな。」
クレシーは何の話かは分からないようだった。
「なんの事だ?」
「お前らが自慢話として偉そうに話してた魔王討伐の話だよ。だがその倒されたはずの魔王バルモールが魔領ベスゴルドの最奥で目撃されたらしいじゃないか。」
「なんだと!!ベスゴルドの最奥から帰ってきた奴がいるのか?」
「ああ、その人の話だとまだ魔王バルモールは健在だって話じゃないか!みんな激怒してたぞ、魔王バルモールを倒したなんて大嘘つくなんて許せないってな。」
「くそう、まさかあそこから戻ってくる奴がいるとは。人類不毛の地だからバレないと考えたのに。」
「おかしいとは思ってた。ラズバーが弱かったのはクレシーの腰巾着だからだとも考えていたが、世界最強を自称しているお前までラズバー並みの弱さだったからな。この弱さで魔王討伐なんてとてもできるとは思えないからな。」
クレシーは痛い所を突かれて何も言い返せないようだった。
「くううううう。」
「いくら魔領ベスゴルドが不毛の地って言ったって、冒険者達の野営地もあるし今でも冒険者達が活動もしてるんだぞ。いずれはバレる嘘だったよ、それぐらい少し考えれば分かるだろうが。」
「くうううう。」
「まあ俺にとってはそこはどっちでもいい、俺にとってはクレシーをこの手で始末できるんだからな。これ以上のお返しはないだろう。」
するとクレシーが命乞いを始めたのだった。
「待ってくれ!!このクレーシが悪かった!命だけは助けてくれ!!」
そして手錠でつながれた手足を床につけて土下座を始めたのだった。
「ジャン様は本当にお強いです。このクレシーはまったく敵いませんでした。だからどうかご慈悲をください。許してくださいジャン様。」
イラっときた俺はクレシーに言ってやった。
「全部テメエの自業自得だろうが!!俺達を追放してやりたい放題やっておきながら、今さら許してくれだあ。そんな事俺もみんなも許すわけないだろうが!!俺に喧嘩を売ってきた時点でこうなる事は決まってたんだよ。」
そして俺はクレシーを処刑室にひきづっていった。
そして処刑台にクレシーをセットした。
クレシーは相変わらず命乞いを続けていた。
「ジャン様、お願いです、助けてください。」
「だから無理だって言ってるだろうが。」
「ではクレシー、これよりギロチンによる死刑を執行する。最後に言い残す事があれば聞いてやるぞ。」
するとクレシーはこんなことを言ってきたのだった。
「そうだ私のコレクションの中から一ついい装備をジャン様にやろう。ザリオンの鎧なんかどうだ。」
「いらない、何か言い残す事はないのか?」
「ならばマーディアの剣なんてどうだ。なかなか面白い効果を持った剣なのだぞ。」
「いらない、言い残す事はなしでいいのか?」
「ジャン様!私の装備もアイテムも全て差し上げます、だからこのクレーシの命だけは助けてください!!お願いします!」
「くどい!だから無理だって言ってるだろうが!!言い残す事はないみたいだからギロチン刑の執行を行う。」
「ジャン様!!どうかどうかお許しください。」
「全部テメエの自業自得なんだから、おとなしく自分の罪を受け入れろ。」
俺はギロチン台に横たわっているクレシーに言った。
「じゃあな、クレシー!!テメエにはお似合いの最期だ。テメエだけは直接手を下したかったから本当に良かったぜ。」
そして俺はギロチンのロープを強くひぱったのだった。
ギロチンの刃がクレシーを襲ったのだった。
そしてクレシーの処刑が完了した。
5
お気に入りに追加
606
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

ギルドを追放された俺、傭兵ギルドのエリートに拾われる〜元ギルドは崩壊したらしい〜
ネリムZ
ファンタジー
唐突にギルドマスターから宣言される言葉。
「今すぐにこのギルドから去れ。俺の前に二度と顔を出さないように国も出て行け」
理解出来ない言葉だったが有無を言わせぬマスターに従った。
様々な気力を失って森の中を彷徨うと、賞金首にカツアゲされてしまった。
そこに助けようとする傭兵ギルドのA級、自称エリートのフィリア。
モヤモヤとした気持ちに駆られ、賞金首を気絶させる。
行く場所が無い事を素直に伝えるとフィリアは自分のギルドに招待してくれた。
俺は仕事が必要だったのでありがたく、その提案を受けた。
そして後に知る、元所属ギルドが⋯⋯。
新たな目標、新たな仲間と環境。
信念を持って行動する、一人の男の物語。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

追放されたギルドの書記ですが、落ちこぼれスキル《転写》が覚醒して何でも《コピー》出来るようになったので、魔法を極めることにしました
遥 かずら
ファンタジー
冒険者ギルドに所属しているエンジは剣と魔法の才能が無く、文字を書くことだけが取り柄であった。落ちこぼれスキル【転写】を使いギルド帳の筆記作業で生計を立てていた。そんなある日、立ち寄った勇者パーティーの貴重な古代書を間違って書き写してしまい、盗人扱いされ、勇者によってギルドから追放されてしまう。
追放されたエンジは、【転写】スキルが、物やスキル、ステータスや魔法に至るまで何でも【コピー】できるほどに極められていることに気が付く。
やがて彼は【コピー】マスターと呼ばれ、世界最強の冒険者となっていくのであった。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる