64 / 77
64話 宮廷魔術師ダルカン
しおりを挟む
俺達が王宮に戻って夕暮れ時になっていた。
俺はみんなにせがまれて、厨房を借りて料理を作っていた。
「お兄ちゃん、ルーファはまだ?」
「あと少しでできるから待ってて。」
ルーファというのはスープ料理の一種で人気のある定番料理であった。
俺はルーファを完成させると、大広間にそれを運んだ。
そして大広間のテーブルにお皿を並べてよそっていった。
「みんなできたよ。」
待ってましたといわんばかりにみんなが席についた。
「いただきます!!」
「クリード、おいしいよ。」
「クリード先生、とってもおいしいです。」
「クリードって本当になんでもできるよね。戦闘も強いし、魔法もエキスパートだし、料理はとっても美味しいし。」
「あー、ちょっとマリーそれ私の分だよ。」
「お兄ちゃんの料理は美味しいからどれだけでも食べたいの、だから譲ってお姉ちゃん。」
「そんなのダメよ。」
「はは、大丈夫。まだまだたくさん作ってあるからいっぱい食べていいよ。」
みんなはおいしそうに料理に頬張っていた。
さらには王宮の人達もルーファの匂いにつられて集まってきていた。
そんな時大きな悲鳴が大広間に響いてきたのだった。
「うぎゃあああ・・・・。」
「何?」
みんなが困惑している所に再び悲鳴が響いた。
「うああああ・・・ああああ・・・。」
この声には聞き覚えがあった。
「これはゴードの声だな。」
「ゴードが悲鳴をあげてるみたいだな。」
ゴードの悲鳴が続いたのだった。
「く・・苦しい・・!!し・・死ぬ!!・・たすけて・・!!」
すると衛兵が慌てて食堂に入ってきた。
「大変です、ゴードやライオス軍の兵士達が地下牢の中で苦しんでいるようです。」
「大変すぐに地下牢に行かないと。」
「待った!!みんなはすぐに謁見の間に移動してくれ。」
「えっ、でも。」
「頼むからみんなは謁見の間に移動してくれ。」
「うん、分かった。」
「ルーテシア、衛兵や王宮のみんなを集めて待機していてくれ。あと全員に絶対に地下牢に降りて行かないように伝えておいてほしい。」
「それはいいけど。クリードはどうするの気?」
「俺は地下牢の様子を見てくる。」
「分かった、クリードお願いね。」
「ああ。」
俺は地下牢への階段までやってくると階段を少し降りたところで立ち止まった。
「さてとそれじゃあ設置探知(せっちたんち)」
俺はスキルの一つである設置探知(せっちたんち)を使って設置されている魔法を探した。
俺はすぐに設置されている魔法を発見した。
「即死魔法のマーダルをこんなに設置してあるのか。さっさとこの即死魔法マーダルを解除しないとな。」
俺はキャンセリアの魔法を使う事にした。
「この地の魔をすべて打ち消せ!!キャンセリア!!」
キャンセリアの魔法は設置されている魔法を打ち消して消滅させる事ができる魔法だ。
俺のキャンセリアの魔法で設置されていた即死魔法のマーダルの魔法を全て打ち消したのだった。
「さてと、これで確認できるな。」
俺は地下牢の中を確認していった。
そこには地下牢の中で横たわっているライオス軍の兵士達だった。
「どのライオス軍の兵士達も毒魔法のポイズンを掛けられて殺されているな。」
更に奥の牢屋にいるゴードも確認しにいった。
「ゴードも死んでいるか。」
ゴードがいる地下牢の中にはゴードの亡骸が転がっていた。
ゴードも同様に毒魔法のポイズンをかけられて苦しんで死んだようだった。
「地下牢にいるゴード達にポイズンをかけて、悲鳴を出させたうえで設置した即死魔法のマーダルで駆けつけた衛兵達を殺そうって罠か、なかなか悪辣だな。」
「さてと確認は済んだから国王様に報告に行くか。」
俺はルーテシア達がいる謁見の間にやってきた。
謁見の間やその周囲には王宮の人々が集まっていたのだった。
国王様が俺を見つけて声を掛けてきた。
「おおクリード殿、一体どうしたというのだ?」
「国王様、地下牢にいたライオス軍の兵士達がポイズンの魔法で殺されていました。そのうえで地下牢に降りていくルートに即死魔法のマーダルが設置されていました。囚人達にポイズンをかけて悲鳴をあげさせて、それを聞きつけた衛兵達を設置した即死魔法マーダルで始末しようとしていたと思われます。」
「なんと!!そんな事になっておったのか?」
「ですがご安心を、即死魔法のマーダルはすべて解除しておきましたので、もう大丈夫です。」
「そうなのか、クリード殿この危機を察知してくださり感謝いたします。」
「だけど誰がこんなことをしたんだろう。」
「たぶん王宮魔導士のダルカンかと。」
「なんとダルカンがか。」
「クリード、どうしてダルカンだって分かるの?」
「ダルカンはこの場にいないからだ。今は王宮中の人達がここに集まっているのにダルカンだけ姿が見えないからな。ゴードやライオス軍の兵士達以外は地下牢で巻き込まれた人間はいなかったから、それも踏まえるとダルカンが犯人である可能性が高いだろう。」
「おいダルカンはどこにいる?」
「実は先ほどからダルカン殿の姿が見えないのです。」
「なんだと!!すぐにダルカンを探すのだ!!」
「はっ!!」
「でもダルカンがどうしてこんな事を。」
「恐らくダルカンもライオスの息のかかった奴だったんだろう。だけどゴード達が捕まって自分も同じように捕まるのは時間の問題だと考えてこの事件を仕組んだってところだろうな。」
「なるほどね。」
「本当にクリードの洞察力ってすごいよね。」
「本当です、クリード先生は本当にすごいです。」
「うむクリード殿がいるのは本当に頼もしい。」
「ありがとうございます。」
俺はみんなにせがまれて、厨房を借りて料理を作っていた。
「お兄ちゃん、ルーファはまだ?」
「あと少しでできるから待ってて。」
ルーファというのはスープ料理の一種で人気のある定番料理であった。
俺はルーファを完成させると、大広間にそれを運んだ。
そして大広間のテーブルにお皿を並べてよそっていった。
「みんなできたよ。」
待ってましたといわんばかりにみんなが席についた。
「いただきます!!」
「クリード、おいしいよ。」
「クリード先生、とってもおいしいです。」
「クリードって本当になんでもできるよね。戦闘も強いし、魔法もエキスパートだし、料理はとっても美味しいし。」
「あー、ちょっとマリーそれ私の分だよ。」
「お兄ちゃんの料理は美味しいからどれだけでも食べたいの、だから譲ってお姉ちゃん。」
「そんなのダメよ。」
「はは、大丈夫。まだまだたくさん作ってあるからいっぱい食べていいよ。」
みんなはおいしそうに料理に頬張っていた。
さらには王宮の人達もルーファの匂いにつられて集まってきていた。
そんな時大きな悲鳴が大広間に響いてきたのだった。
「うぎゃあああ・・・・。」
「何?」
みんなが困惑している所に再び悲鳴が響いた。
「うああああ・・・ああああ・・・。」
この声には聞き覚えがあった。
「これはゴードの声だな。」
「ゴードが悲鳴をあげてるみたいだな。」
ゴードの悲鳴が続いたのだった。
「く・・苦しい・・!!し・・死ぬ!!・・たすけて・・!!」
すると衛兵が慌てて食堂に入ってきた。
「大変です、ゴードやライオス軍の兵士達が地下牢の中で苦しんでいるようです。」
「大変すぐに地下牢に行かないと。」
「待った!!みんなはすぐに謁見の間に移動してくれ。」
「えっ、でも。」
「頼むからみんなは謁見の間に移動してくれ。」
「うん、分かった。」
「ルーテシア、衛兵や王宮のみんなを集めて待機していてくれ。あと全員に絶対に地下牢に降りて行かないように伝えておいてほしい。」
「それはいいけど。クリードはどうするの気?」
「俺は地下牢の様子を見てくる。」
「分かった、クリードお願いね。」
「ああ。」
俺は地下牢への階段までやってくると階段を少し降りたところで立ち止まった。
「さてとそれじゃあ設置探知(せっちたんち)」
俺はスキルの一つである設置探知(せっちたんち)を使って設置されている魔法を探した。
俺はすぐに設置されている魔法を発見した。
「即死魔法のマーダルをこんなに設置してあるのか。さっさとこの即死魔法マーダルを解除しないとな。」
俺はキャンセリアの魔法を使う事にした。
「この地の魔をすべて打ち消せ!!キャンセリア!!」
キャンセリアの魔法は設置されている魔法を打ち消して消滅させる事ができる魔法だ。
俺のキャンセリアの魔法で設置されていた即死魔法のマーダルの魔法を全て打ち消したのだった。
「さてと、これで確認できるな。」
俺は地下牢の中を確認していった。
そこには地下牢の中で横たわっているライオス軍の兵士達だった。
「どのライオス軍の兵士達も毒魔法のポイズンを掛けられて殺されているな。」
更に奥の牢屋にいるゴードも確認しにいった。
「ゴードも死んでいるか。」
ゴードがいる地下牢の中にはゴードの亡骸が転がっていた。
ゴードも同様に毒魔法のポイズンをかけられて苦しんで死んだようだった。
「地下牢にいるゴード達にポイズンをかけて、悲鳴を出させたうえで設置した即死魔法のマーダルで駆けつけた衛兵達を殺そうって罠か、なかなか悪辣だな。」
「さてと確認は済んだから国王様に報告に行くか。」
俺はルーテシア達がいる謁見の間にやってきた。
謁見の間やその周囲には王宮の人々が集まっていたのだった。
国王様が俺を見つけて声を掛けてきた。
「おおクリード殿、一体どうしたというのだ?」
「国王様、地下牢にいたライオス軍の兵士達がポイズンの魔法で殺されていました。そのうえで地下牢に降りていくルートに即死魔法のマーダルが設置されていました。囚人達にポイズンをかけて悲鳴をあげさせて、それを聞きつけた衛兵達を設置した即死魔法マーダルで始末しようとしていたと思われます。」
「なんと!!そんな事になっておったのか?」
「ですがご安心を、即死魔法のマーダルはすべて解除しておきましたので、もう大丈夫です。」
「そうなのか、クリード殿この危機を察知してくださり感謝いたします。」
「だけど誰がこんなことをしたんだろう。」
「たぶん王宮魔導士のダルカンかと。」
「なんとダルカンがか。」
「クリード、どうしてダルカンだって分かるの?」
「ダルカンはこの場にいないからだ。今は王宮中の人達がここに集まっているのにダルカンだけ姿が見えないからな。ゴードやライオス軍の兵士達以外は地下牢で巻き込まれた人間はいなかったから、それも踏まえるとダルカンが犯人である可能性が高いだろう。」
「おいダルカンはどこにいる?」
「実は先ほどからダルカン殿の姿が見えないのです。」
「なんだと!!すぐにダルカンを探すのだ!!」
「はっ!!」
「でもダルカンがどうしてこんな事を。」
「恐らくダルカンもライオスの息のかかった奴だったんだろう。だけどゴード達が捕まって自分も同じように捕まるのは時間の問題だと考えてこの事件を仕組んだってところだろうな。」
「なるほどね。」
「本当にクリードの洞察力ってすごいよね。」
「本当です、クリード先生は本当にすごいです。」
「うむクリード殿がいるのは本当に頼もしい。」
「ありがとうございます。」
24
あなたにおすすめの小説
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
俺を凡の生産職だからと追放したS級パーティ、魔王が滅んで需要激減したけど大丈夫そ?〜誰でもダンジョン時代にクラフトスキルがバカ売れしてます~
風見 源一郎
ファンタジー
勇者が魔王を倒したことにより、強力な魔物が消滅。ダンジョン踏破の難易度が下がり、強力な武具さえあれば、誰でも魔石集めをしながら最奥のアイテムを取りに行けるようになった。かつてのS級パーティたちも護衛としての需要はあるもの、単価が高すぎて雇ってもらえず、値下げ合戦をせざるを得ない。そんな中、特殊能力や強い魔力を帯びた武具を作り出せる主人公のクラフトスキルは、誰からも求められるようになった。その後勇者がどうなったのかって? さぁ…
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる