(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当

文字の大きさ
58 / 77

58話 ライオス軍

しおりを挟む
俺は冒険者達にもてはやされていたのだった。

「さてクリードさん、どのクエストを受けられますか?」

「王都内でこなせるクエストを頼む。」

「王都内のクエストとなると。こちらになります。」

俺はクエスト表を見せてもらった。

「おい大変だぞ。」

「マジかよ。」

ギルド内の冒険者達がひそひそ話を始めたのだった。

俺は特に気にもせずクエストを確認していると、ギルドの外へどんどん冒険者達が移動していった。

俺の対応をしてくれていたリンゼも外に出て行ってしまったのだった。

すぐにギルドの中はもぬけの殻となってしまった。

「みんな、どこ行ったんだろう?」

「急に冒険者の人達どっか行っちゃったね。」

「なにかあったみたいだな。みんな冒険者達を探しに行こう。」

「うん。」

俺達は冒険者ギルドの外に出たのだった。

俺達は王都内を分かれて探す事にした。

俺は近い場所から順に探していったら、冒険者達を見つけたのだった。

冒険者達はライオス軍の詰め所の前で土下座させられていた。

軍団長のゴードがライオス軍の兵士達を後ろに控えて、怒鳴り散らしていた。

「おい、テメエらどういうつもりだ?ライオス軍の軍団長たるゴードが王都に戻ったっていうのに、出迎えも挨拶もしにこないとは!!」

「申し訳ありません。ゴード様、王都に戻られるのはまだ先だと聞いていたのです。ついさきほどゴード様が王都に戻られたと聞いて慌ててやってきました。」

「常にライオス様やこのゴードの情報を把握しておくのは当然のことだろうが!!いいかお前ら低ランク冒険者共はゴード様の為に常に時間を空けとかなければならんのだ!!このゴードの時間はとても貴重なんだ。お前らみたいな低ランク冒険者と違ってな!!」

「もうしわけありません。ゴード様。」

「ふん、まあいい。このゴードはとても寛大だから今回は許してやろう。」

「良かったな低ランク冒険者共。」

「よく聞け低ランク冒険者共、今日はこのゴード様がお前ら低ランク冒険者の為に時間を割いてやるからな。」

「ゴード様、この低ランク冒険者共の為に時間を割くというのは?」

「このゴードが低ランク冒険者共をいたぶって遊んでやろうと思ってな。」

「なるほど。」

ゴードが土下座をさせている冒険者に尋ねた。

「おい、低ランク冒険者!!このゴード様はなんだ?」

「えっと・・・。」

「ライオス様を支える価値ある御方ですに決まってるだろうが!!ほら言え!!」

「ライオス様を支える価値ある御方です!!私達無価値な人間はゴード様の命令に従って当然の存在です。ゴード様の命令はなんでもお聞きします。」

「ぎゃはっはっは!!そうだ!!その通りなのだ。」

「ゴード様、今日は冒険者共に何をやらせますかね、装備を取り上げてやりましょうか?」

「それは前にやっただろう。」

「だったらゴード様、こいつらに土を食わせたらどうでしょうか?」

「土を食わせるか、いいなあ。この薄汚い低ランク冒険者共にはピッタリだ。」

「おい低ランク冒険者共、このゴードが無価値なお前達に命令を出してやる。お前達は今から地面の土を食え!!」

「ええっ?」

「どうした、お前達の目の前に土があるだろう、それを味わってむしゃむしゃ食べるんだよ。」

「そんな事できません。」

「ゴード様、ご勘弁を。」

「ご勘弁だと、なめた事言ってんじゃねえぞ!!」

「ライオス様やこのゴードが残忍な魔王軍と戦ってやってるから、お前らみたいな無価値な連中が生きていけるんだろうが!!」

「俺達が魔王軍と戦わなければ、お前らとっくに死んでるんだぞ!!」

「ろくに魔王軍と戦う事すらできない連中が、俺達の命令を拒否できるとでも思ってやがるのか!!」

「拒否できません。」

「ライオス様は魔王クレスタを倒されようとしている英雄だ、このゴードもそのライオス様を支える英雄の一人と言えるだろう。一方のお前らはなんだ?ろくに魔王軍と戦う事もできない低ランク冒険者でしかないだろうが!!」

「その通りです。」

「だったらどうするんだ?」

「土を食べます。」

「そうだ、それでいいんだ。どうせ何の役にも立たない存在なんだから、せめて土を食って俺達を喜ばせろ!!お前にはそんな事しかできないんだからな!!」

「他の連中も何ぼさっとしてやがる!!はやく土を食いやがれ!!」

「ほら薄汚い魔物みたいに土を頬張れよ!!ぎゃはっはっは!!」

ゴードの奴がやりたい放題やっていたので、ゴードを問い詰める事にした。

「おいゴード、お前何しているんだ!!」

「ああ誰に向かって口を聞いてやがる!!俺はライオス軍の軍団長であるゴードなんだぞ!!テメエもはやく地面に座りやがれ!!」

「はん、座るわけないだろうが。」

「なんだと。」

ゴードは俺を睨みつけてきたが、俺の顔を確認したゴードは驚いていた。

「お。お前は!!あの時の底辺冒険者!!」

「やりたい放題やってるな。」

「おい底辺冒険者!!このゴードの目の前で座って地面の土をむしゃむしゃ食べろ、そうしたらこの前の事は水に流してやってもいいぞ。どうする?」

「ゴードお前馬鹿なのか、土なんか食うわけないだろうが!!土を食えとか何を考えてるんだ!!」

「ああ、このゴードを馬鹿だと?」

「ああゴードは馬鹿だろうが、土を食えっていう奴が頭がいいわけないだろう!!」

「底辺冒険者ごときが言いたい放題いいやがって!!底辺冒険者が調子こいてるんじゃねえぞ!!おいお前らこいつを八つ裂きにしろ。」

「はっ!!」

ライオス軍の兵士達が俺を取り囲んだのだった。

「馬鹿な奴だ。」

「ゴード様に喧嘩をうるとはな。」

「やれっ!!」

俺はすぐに詠唱を唱えた。

「鋭き風の刃よここに現れろ!ガスト!」

俺は風魔法のガストで俺を取り巻いたライオス軍の兵士達は吹き飛ばしてやった。

「底辺冒険者、テメエ何をしたんだ!!」

「ちょっと風魔法のガストを使ってお前の部下共を吹き飛ばしてやっただけだ。」

「つ、強えええ。」

「に、逃げろ。」

ライオス軍の兵士達はゴードを置いて逃げ出してしまった。

「お、おいお前ら勝手に逃げるんじゃない!!」

「さてゴードお前にも吹き飛んでもらおうか。」

「ひっ。」

俺は再びガストを詠唱した。

「鋭き風の刃よここに現れろ!ガスト!」

俺のガストの魔法によってゴードは吹き飛ばされ壁に叩きつけられた。

「がはっ!!」

ゴードは苦しそうに立ち上がると逃げ出そうとした。

「くそ、覚えてろ。」

「おい、待てよゴード。まだお前は土を食べてないだろう。」

俺はそう言うとゴードの手首を掴んだ。

「や、やめろ。離せ。」

「離すかよ。」

「貴様、我々にちょっかいを出して魔王軍との戦いに支障が出ても知らんぞ。」

「大丈夫だろう、お前らが魔王軍と戦ってないのは、俺はよく知ってるんでね。」

「ライオス軍軍団長のゴードにこんな事をしてただで済むと思ってるのか。」

「思ってるさ、ゴードお前じゃ俺には何もできやしない。」

「なんだと貴様!!」

「さあ土が大好きなんだろう。存分に食べさせてやる。」

「ええい!!離せ!!」

もちろん離すわけはなく、無理矢理ゴードを地面に座らせるとそのままゴードの頭を地面に押し付けた。

ゴードが苦しそうに、うめき声をあげていた。

「うがああ・・。」

「どうだ、ゴード土が食べれておいしいか?」

「うがあああ・・。」

ゴードの顔は土で真っ黒になって、苦しそうにうめき声をあげていた。

「ゴード、もう二度と冒険者ギルドにちょっかい出すんじゃないぞ!!」

「こ・・こ・」

「うん?」

「こ・・殺してやる、て、底辺冒険者が。・・必ず八つ裂きにしてやるからな。」

「そんな事は聞いてないんだ。」

俺はもう一度ゴードの顔を地面に押し付けた。

「うがあああ・・・。」

「いいか、もう二度と冒険者ギルドにちょっかい出すなと言ったんだ!!分かったか!!」

ゴードが苦しそうに言った。

「わ・・分かった、もう二度と・・冒険者ギルドには手を・・出さない。約束する。」

俺はゴードから手を放すと、ゴードも逃げていった。

「く、くそー。」

俺はすぐに土下座させられていた冒険者達を助けたのだった。

「いや助かったぜ!!ありがとな。」

「あんたやっぱり強ええな。ライオス軍を一ひねりだもんな。」

「さすがはSランクの実力者は違いますね!!」

「素敵です。強い人ってあこがれてしまいます。」

「クリードさん、ありがとうございました。」

「あっ、いや大した事はしてないから気にしなくていい。」

「ところでゴードやライオス軍はいつもあんな感じなのか?」

「ゴードはいつも無茶苦茶言ってくるんですよ。」

「ゴードの奴は王都でやりたい放題してますよ。ライオス軍にしても似たようなものです。」

「ああ、俺達がこなしたクエスト依頼料の100%を全てライオス軍に上納しろとか、お前の装備をよこせとか何かにつけて難癖をつけられてて本当に困っていたんです。」

「そこにクリード様がやってきてくれたんです。本当にありがとうございました。」

「そうだ、ちょっとごたついたけど、早速クエストを受けさせてもらっていいか?」

俺はリンゼにクエスト表を渡した。

「分かりました、こちらのクエストですね。」

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります

しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。 納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。 ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。 そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。 竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。

幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』 電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。 龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。 そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。 盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。 当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。 今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。 ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。 ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ 「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」 全員の目と口が弧を描いたのが見えた。 一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。 作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌() 15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

俺を凡の生産職だからと追放したS級パーティ、魔王が滅んで需要激減したけど大丈夫そ?〜誰でもダンジョン時代にクラフトスキルがバカ売れしてます~

風見 源一郎
ファンタジー
勇者が魔王を倒したことにより、強力な魔物が消滅。ダンジョン踏破の難易度が下がり、強力な武具さえあれば、誰でも魔石集めをしながら最奥のアイテムを取りに行けるようになった。かつてのS級パーティたちも護衛としての需要はあるもの、単価が高すぎて雇ってもらえず、値下げ合戦をせざるを得ない。そんな中、特殊能力や強い魔力を帯びた武具を作り出せる主人公のクラフトスキルは、誰からも求められるようになった。その後勇者がどうなったのかって? さぁ…

【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜

あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」 貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。 しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった! 失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する! 辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。 これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました

白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。 そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。 王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。 しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。 突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。 スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。 王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。 そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。 Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。 スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが―― なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。 スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。 スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。 この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります

世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~

aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」 勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......? お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

処理中です...