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32話 いっぽうその頃勇者ライオスは
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ここは世界の二大国の一つルスタニア法国内にあるライオスの大宮殿である。
華やかで広大なライオスの大宮殿にはたくさんのライオス軍の人間達が集められていた。
大広間ではライオスが玉座に座っていた。
「ライオス陛下お喜びください。クラーケンが貿易都市ペンドラゴを襲い町は灰に帰したとの事です。モニカとマリーは石になってございます。」
「よしペンドラゴは片付いたか。最近は悪い知らせばかりだからな。よくやったナベルーガ!!」
「ははっ!!」
「ペンドラゴの人間達は絶望のどん底に叩き落されたでしょうな。」
「うむすばらしい知らせだ。ペンドラゴの連中が悶え苦しむ姿を見れなかった残念だがな。」
「よしベルーガ、お前をこの勇者皇帝ライオス様の幹部にしてやる。以後も頼むぞ。」
「ははっ、お任せください。これからもライオス陛下のお役に立ってみせます。」
「ベルーガいい知らせを持ってきたのはお前だけだ。最近はどいつもこいつもいい知らせを持ってこないからな。」
「それでは計画準備は進んでいないのですか?」
「ああすさまじく遅延している。」
すると大広間にライオス軍の兵士がやってきたのだった。
ライオスがその兵士を睨みつける。
「おい!!アイテムの準備は完了したんだろうな、それを報告しにきたんだろうな?」
「いえそれがまだ終わっていません。」
「なんだと準備を命令してから一体何日経過していると思っているんだ!!」
「毎回、まだ準備ができていませんと報告しやがって。」
「申し訳ありません。」
「いいか!!お前に任せているのは防具やアイテムを揃えるだけの簡単な仕事だろうが!!アイテムの管理なんざFランクでもできた簡単な仕事だぞ!!Fランクでもこれぐらいの仕事かんたんにこなしていたんだぞ!!なんでそれができないんだ!!」
「恐れながらライオス陛下、アイテムの管理ってすごく大変なんですよ。その人はすごい優秀な人だと思いますよ。」
「馬鹿野郎!!アイテムの管理なんざ最底辺のFランクでもできた簡単な仕事だろうが!!」
「ライオス陛下がそうお考えになっているだけで、実際はすごく大変な仕事なんですよ。そのライオス陛下の言われている方は本当にすごいと思います。」
「ええいFランクなんかを持ち上げるんじゃねえ!!」
「いえでも実際にその人すごいと思いますから。アイテム切れを起こさないってだけでも本当にすごいと思います。そんな事ができる人がいるなんて信じられませんから。」
「だからFランクを持ち上げるんじゃねえ!!」
「いいかよーく聞け!アイテム管理っていうのはアイテムを近くの村にあるアイテムショップで買ってくるだけの簡単な仕事だろうが!!エリクサーなんてどこの町のアイテムショップでも売ってるんだからな!!つまりお前は買い物一つできないって事なんだよ!!」
「あのうライオス陛下、そもそもエリクサーはとても貴重なレアアイテムなんですよ。そんなレアアイテムはアイテムショップに売ってません。」
「嘘をつけ!!エリクサーぐらい始まりの町でも買えるわ!!」
「それに1000ゴールドでエリクサー100個を買ってくるなんてできるわけありません。一番安い回復アイテムのポーションですら一個30ゴールドで100個買うには3000ゴールドかかるんですよ?」
「エリクサーは激安アイテムに決まってるだろうが!!きっと1個10ゴールドで売っているに決まっている!!」
「いえですからライオス陛下、本当にエクリサーって普通のアイテムショップじゃ売ってないです。売ってたとしても1個1万ゴールドは絶対に超えます。」
「そんなわけないだろうが!!エリクサーは1個10ゴールドで始まりの町でも買えるんだよ!!」
「ですからライオス陛下そんな事はありません。」
「ええい、らちがあかん。このライオスが準備作業をする!!お前は別の事をしていろ!!」
「はっ!!」
「まったく使えない奴め、エリクサーなどどこの村のアイテムショップでも10ゴールドで売っているに決まってるだろうが。」
「おいベルーガお前もついてこい。」
「はっ、承知しました。それでライオス陛下どちらに?」
「近くの村に行ってエリクサーを買いに行ってくるに決まってるだろうが!!」
ライオスとベルーガはエリクサーを買うために近くのハーベス村へとやってきたのだった。
「ライオス陛下、どうしますか?」
「よしこのアイテムショップでエリクサーを調達しよう。」
ライオスとベルーガはアイテムショップの中へと入っていった。
店の主人がライオスに応対したのだった。
「いらっしゃい。ああこれはライオス様、どうかされましたか?」
「うむこのライオス様必要なアイテムがあってな。それを買いにきた。」
「何が必要ですか?」
「エリクサーが100個欲しい、1000ゴールドで売ってくれ。」
「えっ、エリクサーですか?」
店主が驚いて聞き返した。
「ああそうだ、エリクサー100個だ。」
「いやライオス様、エリクサーはちょっとないんですけど。」
「なに、売り切れてるのか。」
「あっいえそうではなくて、そもそもうちでは取り扱いしてないんですよ。」
「なんだとエリクサーの取り扱いもしてないのか?始まりの町でもエリクサーぐらい10ゴールドで売ってるだろうが!!」
「いえ絶対に売ってないです。エリクサーが売ってるアイテムショップなんて聞いた事がありません。売ってたとしても10ゴールドなんてありえませんよたぶん1万ゴールドは超えるはずです。」
「なんだとそんな馬鹿な。」
「すいませんね、ライオス様。」
ライオスは失意のうちにアイテムショップを出たのだった。
「馬鹿な、本当にエリクサーは店では買えないアイテムなのか。しかも10ゴールドですらないとは。」
「どうもそれっぽいですね。」
「いやそんなはずはない。きっとこの店のオーナーが勘違いをしているだけだ。次の村に行くぞ!!」
ライオスはあきらめずに次の村のアイテムショップに向かったのだった。
だが次の村のアイテムショップでも同様の結果になったのだった。
「悪いけどうちじゃエリクサーは置いてないよ。」
「今たまたま売り切れてるだけだよな、いつもならエリクサーを10ゴールドで売っているよな?」
「エリクサーみたいな貴重なアイテムをうちみたいなアイテムショップで取り扱えるわけないだろう。仮に取り扱ってても1万ゴールドは超えると思うよ。」
ライオスはまたしても失意のままアイテムショップを後にしたのだった。
ライオスがショックを受けていたのだった。
「なんという事だ。まさかエリクサーがアイテムショップで買えないアイテムだったなんて。」
するとベルーガが遅れて店から出てきた。
「おいベルーガ、エリクサーはアイテムショップでは買えないアイテムだったのだな?」
「ええどうやらそのようですな。」
「だったらFランクはどうやってエリクサーを手に入れていたというんだ。Fランクはエリクサーをいつも潤沢に用意していたんだぞ。アイテムショップで買っていないならどこで用意していたというのだ。」
「うーんそうですな。断定はできませんが店の主人に聞いたところだと、どうもエリクサーは錬成というスキルで作るのが普通らしいです。最もその錬成(れんせい)というスキルもかなり技術のいるスキルとの事です。仮に錬成に必要なアイテムを揃えたとしても錬成のスキルでエリクサーを錬成するのはとても難しいようです。」
「ではFランクはその錬成というスキルを使ってエリクサーを作っていたという事か。」
「そのようですな。すくなくとも錬成に関しては相当に高いスキルを持っていると思われます。」
「なんという事だ、Fランクは雑用もできないゴミだと考えていたのに。」
「ライオス陛下、この後はいかがいたします?」
「どうすればいい?アイテムショップで買えばいいと思っていたのだ。」
「ライオス陛下はその錬成というスキルは覚えていないのですか?」
「このライオス様がそんなに役に立たないスキルを覚えているわけないだろうが。」
「ふーむ、であれば冒険者達を使ってみてはどうです?」
「なんだと?」
「エリクサーの錬成に必要なアイテムはエレノアの聖水と神秘の雫というアイテムだそうです。エリクサーを手に入れるにはその二つのアイテムを入手したうえで錬成を行う必要があるそうですから。」
「そのアイテムはどこにあるんだ?」
「あっしにもさっき聞いた話以外は分かりません。盗賊だったあっしには冒険者の専門知識なんてそもそも持ってませんから。いっそナスタークを呼び戻したらどうですか?」
「ナスタークには別の仕事を任せているから今は動かせん。」
「いいかこのライオス様はSSランクの冒険者なんだぞ!!そのライオス様がなんで冒険者を頼らなきゃならんだ!!」
「ですが冒険者達を使わなければエリクサーを諦めるしかありませんよ。」
「ええい仕方ない。しゃくにさわるが冒険者共に頼るか。よし聖都の冒険者ギルドに向かうぞ。」
華やかで広大なライオスの大宮殿にはたくさんのライオス軍の人間達が集められていた。
大広間ではライオスが玉座に座っていた。
「ライオス陛下お喜びください。クラーケンが貿易都市ペンドラゴを襲い町は灰に帰したとの事です。モニカとマリーは石になってございます。」
「よしペンドラゴは片付いたか。最近は悪い知らせばかりだからな。よくやったナベルーガ!!」
「ははっ!!」
「ペンドラゴの人間達は絶望のどん底に叩き落されたでしょうな。」
「うむすばらしい知らせだ。ペンドラゴの連中が悶え苦しむ姿を見れなかった残念だがな。」
「よしベルーガ、お前をこの勇者皇帝ライオス様の幹部にしてやる。以後も頼むぞ。」
「ははっ、お任せください。これからもライオス陛下のお役に立ってみせます。」
「ベルーガいい知らせを持ってきたのはお前だけだ。最近はどいつもこいつもいい知らせを持ってこないからな。」
「それでは計画準備は進んでいないのですか?」
「ああすさまじく遅延している。」
すると大広間にライオス軍の兵士がやってきたのだった。
ライオスがその兵士を睨みつける。
「おい!!アイテムの準備は完了したんだろうな、それを報告しにきたんだろうな?」
「いえそれがまだ終わっていません。」
「なんだと準備を命令してから一体何日経過していると思っているんだ!!」
「毎回、まだ準備ができていませんと報告しやがって。」
「申し訳ありません。」
「いいか!!お前に任せているのは防具やアイテムを揃えるだけの簡単な仕事だろうが!!アイテムの管理なんざFランクでもできた簡単な仕事だぞ!!Fランクでもこれぐらいの仕事かんたんにこなしていたんだぞ!!なんでそれができないんだ!!」
「恐れながらライオス陛下、アイテムの管理ってすごく大変なんですよ。その人はすごい優秀な人だと思いますよ。」
「馬鹿野郎!!アイテムの管理なんざ最底辺のFランクでもできた簡単な仕事だろうが!!」
「ライオス陛下がそうお考えになっているだけで、実際はすごく大変な仕事なんですよ。そのライオス陛下の言われている方は本当にすごいと思います。」
「ええいFランクなんかを持ち上げるんじゃねえ!!」
「いえでも実際にその人すごいと思いますから。アイテム切れを起こさないってだけでも本当にすごいと思います。そんな事ができる人がいるなんて信じられませんから。」
「だからFランクを持ち上げるんじゃねえ!!」
「いいかよーく聞け!アイテム管理っていうのはアイテムを近くの村にあるアイテムショップで買ってくるだけの簡単な仕事だろうが!!エリクサーなんてどこの町のアイテムショップでも売ってるんだからな!!つまりお前は買い物一つできないって事なんだよ!!」
「あのうライオス陛下、そもそもエリクサーはとても貴重なレアアイテムなんですよ。そんなレアアイテムはアイテムショップに売ってません。」
「嘘をつけ!!エリクサーぐらい始まりの町でも買えるわ!!」
「それに1000ゴールドでエリクサー100個を買ってくるなんてできるわけありません。一番安い回復アイテムのポーションですら一個30ゴールドで100個買うには3000ゴールドかかるんですよ?」
「エリクサーは激安アイテムに決まってるだろうが!!きっと1個10ゴールドで売っているに決まっている!!」
「いえですからライオス陛下、本当にエクリサーって普通のアイテムショップじゃ売ってないです。売ってたとしても1個1万ゴールドは絶対に超えます。」
「そんなわけないだろうが!!エリクサーは1個10ゴールドで始まりの町でも買えるんだよ!!」
「ですからライオス陛下そんな事はありません。」
「ええい、らちがあかん。このライオスが準備作業をする!!お前は別の事をしていろ!!」
「はっ!!」
「まったく使えない奴め、エリクサーなどどこの村のアイテムショップでも10ゴールドで売っているに決まってるだろうが。」
「おいベルーガお前もついてこい。」
「はっ、承知しました。それでライオス陛下どちらに?」
「近くの村に行ってエリクサーを買いに行ってくるに決まってるだろうが!!」
ライオスとベルーガはエリクサーを買うために近くのハーベス村へとやってきたのだった。
「ライオス陛下、どうしますか?」
「よしこのアイテムショップでエリクサーを調達しよう。」
ライオスとベルーガはアイテムショップの中へと入っていった。
店の主人がライオスに応対したのだった。
「いらっしゃい。ああこれはライオス様、どうかされましたか?」
「うむこのライオス様必要なアイテムがあってな。それを買いにきた。」
「何が必要ですか?」
「エリクサーが100個欲しい、1000ゴールドで売ってくれ。」
「えっ、エリクサーですか?」
店主が驚いて聞き返した。
「ああそうだ、エリクサー100個だ。」
「いやライオス様、エリクサーはちょっとないんですけど。」
「なに、売り切れてるのか。」
「あっいえそうではなくて、そもそもうちでは取り扱いしてないんですよ。」
「なんだとエリクサーの取り扱いもしてないのか?始まりの町でもエリクサーぐらい10ゴールドで売ってるだろうが!!」
「いえ絶対に売ってないです。エリクサーが売ってるアイテムショップなんて聞いた事がありません。売ってたとしても10ゴールドなんてありえませんよたぶん1万ゴールドは超えるはずです。」
「なんだとそんな馬鹿な。」
「すいませんね、ライオス様。」
ライオスは失意のうちにアイテムショップを出たのだった。
「馬鹿な、本当にエリクサーは店では買えないアイテムなのか。しかも10ゴールドですらないとは。」
「どうもそれっぽいですね。」
「いやそんなはずはない。きっとこの店のオーナーが勘違いをしているだけだ。次の村に行くぞ!!」
ライオスはあきらめずに次の村のアイテムショップに向かったのだった。
だが次の村のアイテムショップでも同様の結果になったのだった。
「悪いけどうちじゃエリクサーは置いてないよ。」
「今たまたま売り切れてるだけだよな、いつもならエリクサーを10ゴールドで売っているよな?」
「エリクサーみたいな貴重なアイテムをうちみたいなアイテムショップで取り扱えるわけないだろう。仮に取り扱ってても1万ゴールドは超えると思うよ。」
ライオスはまたしても失意のままアイテムショップを後にしたのだった。
ライオスがショックを受けていたのだった。
「なんという事だ。まさかエリクサーがアイテムショップで買えないアイテムだったなんて。」
するとベルーガが遅れて店から出てきた。
「おいベルーガ、エリクサーはアイテムショップでは買えないアイテムだったのだな?」
「ええどうやらそのようですな。」
「だったらFランクはどうやってエリクサーを手に入れていたというんだ。Fランクはエリクサーをいつも潤沢に用意していたんだぞ。アイテムショップで買っていないならどこで用意していたというのだ。」
「うーんそうですな。断定はできませんが店の主人に聞いたところだと、どうもエリクサーは錬成というスキルで作るのが普通らしいです。最もその錬成(れんせい)というスキルもかなり技術のいるスキルとの事です。仮に錬成に必要なアイテムを揃えたとしても錬成のスキルでエリクサーを錬成するのはとても難しいようです。」
「ではFランクはその錬成というスキルを使ってエリクサーを作っていたという事か。」
「そのようですな。すくなくとも錬成に関しては相当に高いスキルを持っていると思われます。」
「なんという事だ、Fランクは雑用もできないゴミだと考えていたのに。」
「ライオス陛下、この後はいかがいたします?」
「どうすればいい?アイテムショップで買えばいいと思っていたのだ。」
「ライオス陛下はその錬成というスキルは覚えていないのですか?」
「このライオス様がそんなに役に立たないスキルを覚えているわけないだろうが。」
「ふーむ、であれば冒険者達を使ってみてはどうです?」
「なんだと?」
「エリクサーの錬成に必要なアイテムはエレノアの聖水と神秘の雫というアイテムだそうです。エリクサーを手に入れるにはその二つのアイテムを入手したうえで錬成を行う必要があるそうですから。」
「そのアイテムはどこにあるんだ?」
「あっしにもさっき聞いた話以外は分かりません。盗賊だったあっしには冒険者の専門知識なんてそもそも持ってませんから。いっそナスタークを呼び戻したらどうですか?」
「ナスタークには別の仕事を任せているから今は動かせん。」
「いいかこのライオス様はSSランクの冒険者なんだぞ!!そのライオス様がなんで冒険者を頼らなきゃならんだ!!」
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