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9話 ラストダンジョンの外では
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俺とミリーはリアーの羽の効果でラストダンジョンの出入口へと戻ってきたのだった。
「ダンジョンの入り口に戻ってきたけど、どうするクリード?」
「とりあえず外の様子をこっそり確認してみよう。たぶんそれで答えが分かるはずだ。」
ラストダンジョンの地上部分は小さな石造りの塔が一本立っているだけの、簡素な造りだった。
地下には広大な地下ダンジョンが広がっていたが、地上に出ている部分は僅かであった。
「こっそりと階段を登って上の階の窓から、外の様子を伺ってみよう。」
俺達は3階まで登ると、塔の窓から外の様子をこっそりと伺ったのだった。
そこには予想通りの光景が広がっていた。
「何これ?すごい人数がこの塔を囲んでいるわ。」
このラストダンジョンの塔の外にはたくさんの武装している人々が何重にも取り囲んでいたのだった。
それはとある事を意味していた。
「たぶん、ライオスは計画通りに事を起こしたあるいは起こしている最中なんだろう。」
「そんな。」
俺は歯ぎしりをした。
俺はライオス達がひどい人間達だったという事を改めて思い知らされたのだった。
「でもクリードこれはどういう事なんだろう?」
「ラストダンジョンを囲むように部隊を配置している所を見ると、俺達が逃げ出さないように監視をする部隊って事だろうな。」
「私達が逃げ出さないように見張るためにここにいるのこの人達?」
「多分ね、そう考えると筋が通るからね。魔王クレスタが倒されたというのに、ラストダンジョンを大勢の人間で監視をする理由なんて他に全くないからね。」
「どうするクリード?」
「ここにいても仕方ないからとりあえずこの外に出よう。」
「うん。」
俺は確認の為に移動魔法のテレポを唱えてみた。
「この身をかの地に運びたまえ!!テレポ。」
だがテレポは発動しなかった。
「ダメ元でテレポを使ってみたけど、やっぱり移動魔法は使えないか。ラストダンジョンの中とその周辺には移動魔法が封じられているな。となると。」
俺はスキルの一つである設置探知(せっちたんち)を使った。
「設置探知(せっちたんち)」
スキルには常時発動できる能力スキルと戦闘時に使う戦闘スキルそして能力値アップに関わってくるパラメータースキルの3つがあった。
設置探知は簡単に言えば周囲に魔法やスキルが設置されていなかを調べる事ができる便利な能力スキルであった。
さらに俺は能力スキルである発動探知(はつどうたんち)を使った。
「発動探知(はつどうたんち)」
発動探知は現時点での周囲で魔法やスキルが発動されていないかを調べるスキルだった。
俺は設置探知と発動探知を使って周囲に魔法が発動されていなかを調べたのだ。
「設置探知と発動探知で調べてみたけど、周囲の包囲網は穴だらけみたいだ。ろくに発動探知すら張られていないみたいだ。これなら透過魔法のインビジブルで透明になった状態でフライを使って空を飛んでいけばたぶん外に脱出できると思う。俺が先に行くからミリーは後からきてくれ。ここから見えるあの小高い丘でまた合流しよう。」
俺は外の人間に気づかれないのように、窓からこっそりと小高い丘を指さして言った。
ミリーもそれに頷いた。
「うん、分かった。」
「それじゃあ、俺から行くよ。」
すぐに俺は自分の姿を消すために透過魔法のインビジブルを唱えた。
「かの者の姿をこの世界より消したまえ、インビジブル!!」
さらに俺は飛行魔法のフライを唱えたのだった。
「この身を大地の呪縛から解き放ちたまえ、フライ!!」
俺は塔の窓からフライで宙に浮かんで移動を始めた。
ゆっくり宙に浮かんで移動しながらミリーと合流する小高い丘を目指して空中を移動していった。
そして合流する小高い丘に先に着地した。
そして俺は草むらに身を隠してミリーが来るのを待った。
少ししてミリーも俺の後を追ってフライで飛んできたのだった。
ミリーも無事小高い丘に着地した。
俺達は魔法を解除して姿を現したのだった。
「クリード、無事に外に出られたね。」
「ああ、ラストダンジョンを囲んでいる人達はあまりやる気がみたいだな。おかでげ難なく脱出する事ができた。」
「ここから先はどうする?」
「そうだな、とにかく今は情報を集めないとな。今の状況がどうなっているのか分からないと作戦の立てようがない。」
「ミリー、もう一回インビジブルを使おう。」
「えっ?」
「ここに誰か来る。」
俺は誰かがやってくる気配を感じたので、再び透明魔法のインビジブルを唱えたのだった。
俺達が透明状態で姿を隠していると、赤い鎧を着た兵士姿の二人組がやってきたのだった。
「はあー、ラストダンジョンの監視とか本当にめんどくせーな。なんでこんな事をしなきゃならないんだ!!」
「ぼやくな、重要な仕事だろうラストダンジョンの監視は。魔王クレスタによる世界滅亡が迫ってきているってもっぱらの噂だぞ。」
「はん、そんな話嘘っぱちだってお前も知ってるだろう、魔王クレスタはもう倒されてるんだぞ。」
「馬鹿、それを言うな!ここを囲んでいる連中の大半はこの後魔王クレスタに世界が滅ぼされると信じてやがる冒険者共なんだぞ。その話はご法度なのは知ってるだろうが。冒険者共にとってはライオス陛下が強大な魔王クレスタには手も足も出ずに、仲間まで失って何とかラストダンジョンを結界で封印したって事になってるからな。」
「そんな事は分かってるさ。」
「分かってるなら、その話はするな。冒険者共に知られると大事になる。」
「そんな心配する必要ねえよ、どうせ誰も聞いちゃいないさ、冒険者共も最近は気が緩んできてるからな。うたた寝したり遊んでる冒険者も少なくない。」
「だとしても話していい話題ではない。」
「ここにいる冒険者共は、世界が平和になったのにいまだに魔王クレスタや魔王軍に怯えてやがる馬鹿共なんだぞ。真実に気がついてる奴なんて皆無なんだからそんな心配しなくていいんだよ!!それよりもうこの仕事ほっぽり出して、オーラリカのガイボルス様の屋敷に戻らないか。」
「馬鹿を言うな、そんな事できるわけないだろう。ガイボルス様からの命令なんだぞ。」
「いいかどうせ何も起きやしない。俺達だけ真面目に命令を守る必要もないだろうが。」
「俺達だけってどういう事だ?」
「なんだ知らないのか、2班の奴らも3班や4班の奴らはもうここには来てないんだぞ。オーラリカで遊びほうけているんだ。」
「なんだと、あいつらそんな事をしてやがったのか!!」
「ああそうだ、もう真面目にここに来てるのは俺達1班だけなんだぞ。」
「どうりで最近あいつらの姿を見ないはずだ、完全なサボリじゃないか!!なんで俺達だけ真面目に働かなきゃならないんだ!!」
「なあ腹が立つだろう。あいつらがオーラリカで遊んでるのに俺達だけ任務をするなんて馬鹿らしいだろう。だから俺達もオーラリカに戻ろうぜ。」
「だが俺達まで監視命令をほっぽり出して何かあったらどうするんだ?」
「どうせ何も起こらないって。今まで何の変化もなかったんだからなこれからも何も起こらねえよ。それともここで俺達だけ真面目に働きたいのか?」
「そんな馬鹿らしい事できるか、そうだなどうせ何も起きない。俺達もオーラリカに戻ろう。くっそあいつらふざけやがって!!」
そう言うとその二人は丘を降りてそのまま立ち去っていった。
俺達は再び透明魔法インビジブルを解除したのだった。
「そうかこの部隊の責任者はガイボルスか。」
「どうする、クリード?」
「ならこのままオーラリカに向かおう。」
「ダンジョンの入り口に戻ってきたけど、どうするクリード?」
「とりあえず外の様子をこっそり確認してみよう。たぶんそれで答えが分かるはずだ。」
ラストダンジョンの地上部分は小さな石造りの塔が一本立っているだけの、簡素な造りだった。
地下には広大な地下ダンジョンが広がっていたが、地上に出ている部分は僅かであった。
「こっそりと階段を登って上の階の窓から、外の様子を伺ってみよう。」
俺達は3階まで登ると、塔の窓から外の様子をこっそりと伺ったのだった。
そこには予想通りの光景が広がっていた。
「何これ?すごい人数がこの塔を囲んでいるわ。」
このラストダンジョンの塔の外にはたくさんの武装している人々が何重にも取り囲んでいたのだった。
それはとある事を意味していた。
「たぶん、ライオスは計画通りに事を起こしたあるいは起こしている最中なんだろう。」
「そんな。」
俺は歯ぎしりをした。
俺はライオス達がひどい人間達だったという事を改めて思い知らされたのだった。
「でもクリードこれはどういう事なんだろう?」
「ラストダンジョンを囲むように部隊を配置している所を見ると、俺達が逃げ出さないように監視をする部隊って事だろうな。」
「私達が逃げ出さないように見張るためにここにいるのこの人達?」
「多分ね、そう考えると筋が通るからね。魔王クレスタが倒されたというのに、ラストダンジョンを大勢の人間で監視をする理由なんて他に全くないからね。」
「どうするクリード?」
「ここにいても仕方ないからとりあえずこの外に出よう。」
「うん。」
俺は確認の為に移動魔法のテレポを唱えてみた。
「この身をかの地に運びたまえ!!テレポ。」
だがテレポは発動しなかった。
「ダメ元でテレポを使ってみたけど、やっぱり移動魔法は使えないか。ラストダンジョンの中とその周辺には移動魔法が封じられているな。となると。」
俺はスキルの一つである設置探知(せっちたんち)を使った。
「設置探知(せっちたんち)」
スキルには常時発動できる能力スキルと戦闘時に使う戦闘スキルそして能力値アップに関わってくるパラメータースキルの3つがあった。
設置探知は簡単に言えば周囲に魔法やスキルが設置されていなかを調べる事ができる便利な能力スキルであった。
さらに俺は能力スキルである発動探知(はつどうたんち)を使った。
「発動探知(はつどうたんち)」
発動探知は現時点での周囲で魔法やスキルが発動されていないかを調べるスキルだった。
俺は設置探知と発動探知を使って周囲に魔法が発動されていなかを調べたのだ。
「設置探知と発動探知で調べてみたけど、周囲の包囲網は穴だらけみたいだ。ろくに発動探知すら張られていないみたいだ。これなら透過魔法のインビジブルで透明になった状態でフライを使って空を飛んでいけばたぶん外に脱出できると思う。俺が先に行くからミリーは後からきてくれ。ここから見えるあの小高い丘でまた合流しよう。」
俺は外の人間に気づかれないのように、窓からこっそりと小高い丘を指さして言った。
ミリーもそれに頷いた。
「うん、分かった。」
「それじゃあ、俺から行くよ。」
すぐに俺は自分の姿を消すために透過魔法のインビジブルを唱えた。
「かの者の姿をこの世界より消したまえ、インビジブル!!」
さらに俺は飛行魔法のフライを唱えたのだった。
「この身を大地の呪縛から解き放ちたまえ、フライ!!」
俺は塔の窓からフライで宙に浮かんで移動を始めた。
ゆっくり宙に浮かんで移動しながらミリーと合流する小高い丘を目指して空中を移動していった。
そして合流する小高い丘に先に着地した。
そして俺は草むらに身を隠してミリーが来るのを待った。
少ししてミリーも俺の後を追ってフライで飛んできたのだった。
ミリーも無事小高い丘に着地した。
俺達は魔法を解除して姿を現したのだった。
「クリード、無事に外に出られたね。」
「ああ、ラストダンジョンを囲んでいる人達はあまりやる気がみたいだな。おかでげ難なく脱出する事ができた。」
「ここから先はどうする?」
「そうだな、とにかく今は情報を集めないとな。今の状況がどうなっているのか分からないと作戦の立てようがない。」
「ミリー、もう一回インビジブルを使おう。」
「えっ?」
「ここに誰か来る。」
俺は誰かがやってくる気配を感じたので、再び透明魔法のインビジブルを唱えたのだった。
俺達が透明状態で姿を隠していると、赤い鎧を着た兵士姿の二人組がやってきたのだった。
「はあー、ラストダンジョンの監視とか本当にめんどくせーな。なんでこんな事をしなきゃならないんだ!!」
「ぼやくな、重要な仕事だろうラストダンジョンの監視は。魔王クレスタによる世界滅亡が迫ってきているってもっぱらの噂だぞ。」
「はん、そんな話嘘っぱちだってお前も知ってるだろう、魔王クレスタはもう倒されてるんだぞ。」
「馬鹿、それを言うな!ここを囲んでいる連中の大半はこの後魔王クレスタに世界が滅ぼされると信じてやがる冒険者共なんだぞ。その話はご法度なのは知ってるだろうが。冒険者共にとってはライオス陛下が強大な魔王クレスタには手も足も出ずに、仲間まで失って何とかラストダンジョンを結界で封印したって事になってるからな。」
「そんな事は分かってるさ。」
「分かってるなら、その話はするな。冒険者共に知られると大事になる。」
「そんな心配する必要ねえよ、どうせ誰も聞いちゃいないさ、冒険者共も最近は気が緩んできてるからな。うたた寝したり遊んでる冒険者も少なくない。」
「だとしても話していい話題ではない。」
「ここにいる冒険者共は、世界が平和になったのにいまだに魔王クレスタや魔王軍に怯えてやがる馬鹿共なんだぞ。真実に気がついてる奴なんて皆無なんだからそんな心配しなくていいんだよ!!それよりもうこの仕事ほっぽり出して、オーラリカのガイボルス様の屋敷に戻らないか。」
「馬鹿を言うな、そんな事できるわけないだろう。ガイボルス様からの命令なんだぞ。」
「いいかどうせ何も起きやしない。俺達だけ真面目に命令を守る必要もないだろうが。」
「俺達だけってどういう事だ?」
「なんだ知らないのか、2班の奴らも3班や4班の奴らはもうここには来てないんだぞ。オーラリカで遊びほうけているんだ。」
「なんだと、あいつらそんな事をしてやがったのか!!」
「ああそうだ、もう真面目にここに来てるのは俺達1班だけなんだぞ。」
「どうりで最近あいつらの姿を見ないはずだ、完全なサボリじゃないか!!なんで俺達だけ真面目に働かなきゃならないんだ!!」
「なあ腹が立つだろう。あいつらがオーラリカで遊んでるのに俺達だけ任務をするなんて馬鹿らしいだろう。だから俺達もオーラリカに戻ろうぜ。」
「だが俺達まで監視命令をほっぽり出して何かあったらどうするんだ?」
「どうせ何も起こらないって。今まで何の変化もなかったんだからなこれからも何も起こらねえよ。それともここで俺達だけ真面目に働きたいのか?」
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