(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当

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6話 ラストダンジョンからの脱出(1)

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階段を登り切った俺は地下119階層のダンジョンを見渡した。

俺は魔物の気配を確認する。

「やっぱり強力な魔物が来た時と同様にウヨウヨいるな。」

「うん来る時は簡単に倒せるような魔物はいなかったよね。どれも強力な魔物ばかりだったし。」

「安心してミリー、ここに出る魔物の種類も対処法も全部分かってるから。」

地下119階層は石造りの神殿のような造りであり大きめのフロアとなっていた。

そこにラストダンジョンにふさわしい強力な魔物がウヨウヨしていたのであった。

すると近くにいたキングデーモンが俺達に気がついた。

キングデーモンは緑色の大きな体の悪魔の姿をしており、強力な魔物として恐れられていた。

キングデーモンが俺達に狙いを定めて突進を始めたのだった。

俺はすぐに身構えた。

「ミリー、キングデーモンが来るぞ。」

「うん。」

ミリーも俺の言葉で身構えた。

キングデーモンが俺達に向けて引き続き突進をしてきた。

俺はミリーの前に立ちはだかりキングデーモンからミリーを庇うように盾を構えて立ち塞がった。

キングデーモンはまず俺に狙いを定めて手に持っている暗黒剣を振り下ろしてくる。

俺はキングデーモンの重い攻撃に備えて踏ん張っていた。

だがいつまでたっても俺の体に衝撃が走る事はなかった。

キングデーモンは俺に暗黒剣を振り下ろしていたが、俺はなんなく盾で受け止めていたのだった。

ちょっとあっけにとられていた。

「なんだ、こりゃ全然体に衝撃がこない。」

体が本当に軽くなっているような感じになっていた。

まるで小枝を持っているような感覚だった。

すると後ろからミリーの声が聞こえてきた。

「クリード、大変よ!!あっちからキングデーモンがもう一匹来るわ。」

「えっ?」

俺はミリーが指さした方に目をやると俺の姿を見つけた別のキングデーモンがもう一匹俺に向けて突進してきているのが分かった。

もう一匹のキングデーモンが俺の後ろに回り込むと後ろからその手に持った暗黒剣を俺に振り下ろしてきた。

俺は前方にキングデーモンの暗黒剣を盾で防いでいる状態で、後方からもキングデーモンに暗黒剣を振り下ろされる形になっていた。

後ろからミリーの心配そうな声が響いていきた。

「クリード!!」

だがこの状況でも俺には余裕があった。

俺は後ろに回ったキングデーモンの暗黒剣の攻撃を空いていた右手の方でなんなく受け止めていたのだった。左手の盾で前にいるキングデーモンの攻撃を防ぎ、右手で後ろに回ったキングデーモンの暗黒剣を白刃取りして易々と防いでいたのだった。

俺は空いている左手でキングデーモンの暗黒剣を受け止めてみたのだった。

後ろから引き続きミリーの心配そうな声が聞こえてきた。

「クリード!!」

俺はそんなミリーに声をかけた。

「大丈夫だよ、ミリー。ちょっと体が軽すぎて面食らってただけだから。」

「えっ。」

「本当に軽いんだ、キングデーモンの暗黒剣を振り下ろされてるっていうのに、ほとんど衝撃すらない。どうやら俺は自分の想像以上に強くなってしまったらしい。」

「キングデーモン!!お前達の攻撃は軽すぎるよ!!」

俺はそう言い放つとキングデーモンの暗黒剣を軽く振り払ったのだった。

俺は軽く振り払っただけだが、キングデーモン達にとってはそうではなかったようだ。

二匹のキングデーモンは俺に振り払われた衝撃だけで体勢を崩して倒れ込んだのだった。

「振り払っただけでこの威力とはな。」

「キングデーモン共、今は急いでるんで手早く片づけさせてもらうぞ!!」

俺は魔法でキングデーモンを片づける事にした。

俺は恩恵魔法の最上位魔法の一つであるホーリー・シャインを唱えた。

「天より与えられし光の導きよ、聖なる光によって邪悪を浄化させたまえ!超級魔法ホーリー・シャイン!!」

天井より現れた巨大な光のオーブが降りてきてそれが何重にも重なっていきそれの巨大な光の刃がキングデーモンに向かって発射されていった。

強力な光の刃が何度もキングデーモン達を襲った。

そして俺の超級魔法によってキングデーモンが二匹とも跡形もなく消し飛んだのだった。

俺がキングデーモン2匹を倒すと後方にいたミリーが近づいてきて俺にこう言ってくれたのだった。

「すごいよクリードこんなにも強くなってたんだね。キングデーモンを二匹ともこんなにも簡単に倒しちゃうんなんて。」

「そうかな。」

「本当にすごいと思うよ、クリード。キングデーモンはとっても強い魔物なのにこんなにも簡単に倒してしまうんだから。クリードめちゃくちゃ強くなってるって事だね。」

ミリーはまた俺を褒めてくれた。

「ありがとう。」

「ならミリー想像以上に強くなってるみたいだから、もう少し進む速度を上げてみようと思う。この強さなら連戦になってもそこまで問題はならなさそうだからね。」














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