最強勇者の物語2

しまうま弁当

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第4章 ホルムス共和国

18人目の勇者

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影橋陸夜は目をこすり起き出した。

あれ?ここはどこだ。

影橋陸夜はねぼけ眼で周囲を見渡した。

俺は大きな緑色の部屋の中にいた。

壁には大小無数の時計がつけられていた。

そしてその時計はそれぞれの時計がバラバラの時間を指していた。

とてもなく変な場所だ。

待てよ、これあれじゃないか?

これってゲームとかでよくある異世界転移ってやつじゃないか?

異世界に飛ばされて、冒険をするってやつだ。

そうだ、きっとそうに違いない。

俺が異世界に行く事に選ばれたんだ。

すると部屋の奥の方から誰かが歩いてきた。

青い髪で綺麗なドレスを着た12才くらいの少女がこちらへ歩いてきた。

俺は少女に尋ねた。

「あんたが女神だな?」

少女が俺に答えた。

「はいそうです。私は時空の女神リーシャと申します。ここは時空の間です。」

よし!異世界へ行くのは間違いないぞ。

俺は選ばれたんだ。

俺はリーシャに言った。

「これは異世界転移ってやつでしょ?俺は異世界に行けるんだろ?」

リーシャが俺に言った。

「はい影橋陸夜さん、あなたには勇者として異世界に行ってもらいたいのです。」

俺はリーシャに言った。

「異世界に行って魔王を倒してこいとかそういう感じだろ?」

リーシャが俺に言った。

「はい、そうです。レベルマックスで異世界に行ってもらい魔王を倒してほしいのです。」

ゲームでレベルマックスっていたら最強じゃないか。

なるほどそれが異世界に行く特典というわけか。

まあわざわざ異世界転移してやるんだから、それぐらい当然だろうな。

「よく分かった、まあ俺が行くんだから失敗する訳ないだろ。任せとけ。」

するとリーシャが俺に尋ねてきた。

「はい、ではお願いします。何か聞きたい事とかありますか?」

俺はリーシャに答えた。

「何にも無いよ。そんな事より早く異世界に送ってくれよ。」

リーシャは俺に答えた。

「分かりました。」

するとリーシャは目を閉じて呪文のような言葉を言い始めた。

「我が時空の女神リーシャの名の元にこの影橋陸夜なる者異世界の門を開き天地と天地、理と理を結びたまえ。」

そして影橋陸夜は異世界へと送られたのだった。
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