最強勇者の物語2

しまうま弁当

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第4章 ホルムス共和国

モンバール

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僕は、ダーグ専門店モンバールという店に入った。

モンバールの店内は、天井は黒で塗装されていた。

店内の壁と床は灰色で塗装されていた。

窓がほとんど無く、魔導灯で照らされているだけだった。

明るさとしては問題は無かったが。

店内に置かれているテーブルや椅子も黒で統一されていた。

店内にはカウンター席が十五席ほど、 四人かけのテーブル席が二十五ほどあった。

僕はカウンター席に腰をおろした。

店内を見渡すとそれほどお客さんは見当たらなかった。

恐らく十人ぐらいのお客しかいないだろう。

少し待つと黒い制服を着た男性店員が、水の入ったコップを持って僕の席にやって来た。

黒い制服を着た男性店員が僕に尋ねた。

「いらっしゃいませ、ご注文は何になさいますか?」

僕は男性店員に答えた。

「ダーグを一つお願いします。」

男性店員が僕に尋ねた。

「通常のダーグでよろしいですか?」

僕は男性店員に言った。

「はい、それでお願いします。」

男性店員は僕に言った。

「はい、ではしばらくお待ちください。」

男性店員はそう言うと、奥の厨房へと入っていった。

僕は料理がくるのを待っている間に、続々と新しい客が店内にやって来た。

そういえばさっきバルドーさんから、一枚の紙をくれたな。

僕はバルドーさんからもらった紙を開けてみた。

そこにはグランディールの住所が書かれていた。

ああなるほど、住民登録をするには住所が必須だな。

確かに覚えておいた方がいいだろう。

僕はアパートグランディールの住所を頭に入れた。

少し経って男性店員が、ダーグを持ってやって来た。

男性店員が僕に言った。

「お待たせしました、ダーグとなります。」

そして男性店員が、料理を僕の前に置いた。

そして会計伝票を料理の横に置いた。

そして男性店員が僕に言った。

「失礼致します。」

男性店員はそう言うと、店の出入口付近に歩いていった。

ダーグというのは、黒いスパゲッティだった。

麺に黒いミートソースが絡めてあり、とても美味しかった。

僕はダーグを食べ終わると、会計伝票を持って席を立った。

早速会計の為に金銭登録機(レジスター)へと向かった。

僕はレジスターの前にいた男性店員に言った。

「すいません、会計をお願いします。」

そして僕は会計伝票を男性店員に渡した。

レジスター前の男性店員が、会計伝票を受け取り金銭登録機(レジスター)を操作した。

そして男性店員が僕に言った。

「お会計が700ルーンとなります。」

僕は袋から700ルーンを、取り出して男性店員に渡した。

そして男性店員が僕に言った。

「ちょうどですね。ありがとうございます。」

そして男性店員が続けて僕に言った。

「ご利用ありがとうございました。」

そして僕はモンバールの店を後にした。
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