最強勇者の物語2

しまうま弁当

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第4章 ホルムス共和国

小切手

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僕はレクール銀行エルスタ支店の座席で、順番を待っていた。

レクール銀行の待合席には、順番を待っている他のお客もたくさん座っていた。

レクール銀行のカウンターの中央には、順番を知らせる大きな板があった。

この掲示板は1~200までの数字が書かれており、その下の部分に魔導灯が埋め込まれていた。

そして順番がきたら、その数字の魔導灯を光らせて、お客に順番を知らせるようになっていた。

そして、僕の貰った整理番号の52番が光った。

七番窓口の上についていた魔導灯が光った。

僕は立ち上がり七番窓口に向かった。

七番窓口の女性職員が僕に言った。

「大変お待たせ致しました。本日はどのようなご用件ですか?」

僕は女性職員に言った。

「小切手を現金にして欲しいんですけど。」

そう言うと僕は小切手を、カウンターの上に出した。

そして女性職員が僕に言った。

「はい、お預かりします。」

すると女性職員がカウンターに置いた小切手を確認した。

そして女性職員は小切手を確認した後、僕に言った。

「では身分証の提示をお願いします。」

えっ?身分証明か。避難民認定証明書でいいかな?

僕は、避難民認定証明書をカウンターに出して、女性職員に言った。

「これでいいですかね?」

少しドキドキしたが、女性職員は避難民認定証明書を確認して、僕に渡してくれた。

女性職員は僕に言った。

「はい、ありがとうございます。では少々お待ちください。」

そう言うと女性職員は事務処理を始めた。

数分後処理が終わったようで、先ほどの女性職員が紙幣を用意して七番窓口に戻ってきた。

そして女性職員はカウンターに紙幣を置いて、僕に言った。

「ではご確認ください、一万ルーン札が十五枚、計十五万ルーンとなります。」

僕はカウンターに置かれたお札とその枚数を確認した。

そして僕は女性職員に言った。

「はい、確かにあります。」

そして僕は袋の中に15万ルーンを入れた。

すると女性職員が、僕に言った。

「本日はご利用頂きありがとうございます。」

僕は、女性職員に言った。

「いえ、こちらこそありがとうございました。」

そして僕はレクール銀行の外に出た。

さてこの後はどうしようかな?

取り敢えずゆっくり座れる場所に行きたい。

そういえば、エルスタ中央公園の噴水の所にベンチがあったな。

よしそこに行こう。

僕はエルスタ中央公園へと向かった。
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