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一章
同じ行動
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二実は運転席に座ると何か考え事をしているようだった。
すると後ろに座っている三緒が声をかけてきた。
「ねえ二実?さっきの久美子さんの話どう思う?色々と気になる事を言ってたでしょ?」
二実が三緒に言った。
「ええ、まさか里穂ちゃんまで行方不明になってるなんて。」
すると運転席の近くに座っていた冬湖が二実に言った。
「二実さん?里穂さんもきっと無事に帰ってきます。」
二実が冬湖に言った。
「ええありがとう冬湖ちゃん。」
すると二実がみんなに尋ねた。
「ねえみんなはさっきの話を聞いてどう思う?」
晃太が二実に言った。
「その里穂さんが行方不明になってる状況って柚羽の状況とそっくりですよね?」
麻衣子がこれに賛同した。
「うんそうよねそれは私も思った。」
麻衣子が二実に尋ねた。
「里穂さんと柚羽って面識はなかったんですよね?」
二実が麻衣子に言った。
「うん面識はないはずだよ。里穂ちゃんに柚羽ちゃんを紹介した事は無いし。」
美咲が言った。
「柚羽からその里穂って人の事を聞いた事もないわ。」
晴南がみんなに言った。
「たまたま同じ状況になっただけじゃないの?」
麻衣子が晴南に言った。
「たまたまで片付けられるレベルじゃないと思うわ。柚羽と里穂さんはほぼ同じ行動を取ってるのよ?さすがに不自然すぎるでしょ。二人には面識はなかったみたいだからなおさらでしょ?」
拓也がみんなに言った。
「そういえば久美子さん他にもかなりの数の子が里穂さんみたいに行方不明になってるとも言ってたな。」
麻衣子がみんなに尋ねた。
「本当なのかな?里穂さんみたいに行方不明になってる子がたくさんいるって話?」
晃太が麻衣子に言った。
「どうだろうな?久美子さん自身が噂話だって言ってたしな。」
二実が晃太に言った。
「いや久美子さんの情報網ってすごいのよね。私は信憑性の高い話だと思ってるわ。」
優斗がみんなに言った。
「僕もさっきの久美子さんの話は信憑性は高いと思うんだ。」
晃太が優斗に尋ねた。
「どういう事だ?優斗?」
優斗が晃太に言った。
「学校が来週も休校になったよね?」
拓也が優斗に言った。
「そういえば今日の朝に来週も休校だって連絡があったな。」
麻衣子が優斗に言った。
「なんで来週も休校なのかしらね?避難指示が解除されてから避難してきている人たちも徐々に戻り始めてるのに?」
優斗が麻衣子に言った。
「たぶん先生達の都合がつかないんだよ。武藤先生も鳥岩先生も明井田中学も受け持ってるでしょ?」
麻衣子が優斗に言った。
「つまり先生達が受け持っている明井田中学のクラスの生徒が行方不明になっていてとてもじゃないけど九木礼中学に授業をしに来られる状況じゃないって事?」
優斗が麻衣子に言った。
「うん、そう考えれば筋は通るよね。明井田中学は市の中心部からは少し離れた所にあるから火災の被害はほとんど受けてないみたいだし。昨日まで避難指示が出てたから明井田中学に避難してきている人はほんとんどいないはずだから、九木礼中学みたいに建物が使えない状況ではないと思うんだ。そうなると先生達は何か大きな問題を抱えてる事になるよね。」
すると晴南が晃太に尋ねた。
「ねえ晃太?つまりどういう事なの?里穂さんはなんでいなくなったの?」
晃太が晴南に言った。
「悪いがまだ答えを出せる状況じゃない。情報が少なすぎる。」
晴南が晃太に言った。
「何よ?頼りないわね?」
すると二実は考え込んでいるようだった。
少しして二実がみんなに言った。
「ねえみんな?午後からよりたい所があるんだけどいいかな?」
冬湖が二実に尋ねた。
「午後もどこかにいくんですか?」
二実が冬湖に言った。
「ちょっと久美子さんの話を聞いて確認しておきたい事ができたの。」
冬湖が二実に言った。
「確認しておきたい事ですか?」
すると晴南が二実に言った。
「もちろんいいですよ、どこでも連れてってください。」
晃太が二実に尋ねた。
「その確認しておきたい事というのは?」
二実がみんなに言った。
「ええ実はさ大学で親しくなった友達がいるんだけど?」
すると三緒が会話に割り込んできた。
「二実?敏子(としこ)達の事をみんなに話すつもりなの?」
二実が三緒に言った。
「うん、柚羽(ゆずは)ちゃんや里穂(りほ)ちゃんの話を聞いてたら敏子(としこ)達も無関係と思えなくなってきたのよね。」
二実がみんなに言った。
「名前は柿枝敏子(かきえだとしこ)と白焼昭洋(しらやきあきひろ)っていうんだけど?二人は私達と同じ大学に通ってて同じサークルの仲間なの、それで二人ともこの明井田市の出身なのよ。二人の実家も明井田市にあるんだけど、今二人と連絡がつかなくなってるのよ?」
晃太が二実に尋ねた。
「連絡がつかないっていつからですか?」
二実が晃太に言った。
「これは敏子(としこ)と明洋(あきひろ)のご両親からの話になるんだけど、二人とも6月11日の午前5時頃に実家から出かけたきり行方不明になってるらしいわ。そしてご両親には何も伝えずに大きなリュックを背負って出かけたらしいの。」
晃太が二実に言った。
「6月11日の午前五時頃にですか?」
麻衣子が二実に言った。
「柚羽やさっきの里穂さんと行動が同じですね?」
二実が麻衣子に言った。
「うん私もそう思ってさ。それで今から二人の実家に行ってみようと思うのよ?敏子(としこ)と明洋(あきひろ)のご両親から直接話を聞こうと思ってね。」
優斗が二実に尋ねた。
「僕達も一緒に行っていいんですか?敏子(としこ)さんや明洋(あきひろ)さんとは面識がありませんが?」
二実が優斗に言った。
「私から話をするからそれは心配しないで。みんなだって何が起こってるのか知りたいでしょう?」
晴南が二実に言った。
「はい、もちろんです。」
晴南が大きな声で言った。
「という事で午後からも二実さんに付き合うわよ!!」
すると優斗が二実に尋ねた。
「二実さん一つ聞いてもいいですか?」
二実が優斗に聞いた。
「何?」
優斗が二実に言った。
「二実さんと同じ大学って事はその敏子(としこ)さんと明洋(あきひろ)さんは普段は明井田にいないんじゃないですか?」
二実が優斗に言った。
「うん、二人とも私と同じ神奈川県にある栗野原学院(くりのはらがくいん)大学の神道部だから平日は大体神奈川県にいるわ。二人とも6月10日の夕方まで大学の部室で一緒にサークル活動をしてたわよ。」
優斗が二実に尋ねた。
「それじゃあ二実さん達は敏子(としこ)さん達と一緒に北海道に戻ってきたんですか?」
二実が優斗に言った。
「ううん、三緒とは一緒に帰ってきたけど敏子達とは一緒じゃなかったわ。」
優斗が二実に言った。
「つまり敏子さん達とは別々に戻ってきたんですね。」
二実が自信のない様子で優斗に言った。
「う~ん多分ね。」
歯切れの悪い返答に晃太が尋ねた。
「二実さん?歯切れが悪いですね?」
二実が晃太に言った。
「う~ん実はさ二人がこっちに戻ってきてるって知らなかったのよ。」
晃太が二実に尋ねた。
「知らなかったってどういう事ですか??」
すると二実が晃太に言った。
「二人とも金欠だから今週は神奈川に残るって言ってたのよ。まさかこっちに戻ってきてるなんて思ってなかったの。」
麻衣子が二実に尋ねた。
「えっ?それじゃあなんで敏子さんと明洋さんは戻ってきたんですか?」
二実が麻衣子に言った。
「それが全然分からないのよ。敏子と明洋が戻ってきてるって知らなかったから、こっちに戻ってるって聞いた時はびっくりしたわ。」
三緒がうなずきながら言った。
「私もそれを聞いた時に驚いたわ。私も二人が神奈川に残ってるって思ってたから。」
麻衣子が二実に尋ねた。
「戻らないって言ってたのに敏子さんと明洋さんは明井田に戻ってきてたんですか?」
二実が麻衣子に言った。
「そうそれで次の日の朝に二人ともどっかに出かけちゃったらしいの。」
すると三緒が二実に言った。
「ちょっと二実?二人の自宅に行くにしても一旦このバスを置いてきた方がいいんじゃない?引っ越し荷物も積みぱなしでしょ?」
二実が三緒に言った。
「確かにそうね。じゃあ一旦封木神社に戻りましょうか。」
三緒が二実に言った。
「その方がいいと思うわ。」
二実が三緒に言った。
「それなら二手に分かれましょうか?三緒は敏子の自宅に行ってきて、私は明洋の家に行ってくるから。」
三緒が二実に尋ねた。
「それは構わないけど、叔母さん達は戻ってきてるの?」
二実が三緒に言った。
「それなら大丈夫よ、もう戻ってきてるらしいわ。いつでも自宅に寄っていいって言ってたわ。」
すると後ろに座っている三緒が声をかけてきた。
「ねえ二実?さっきの久美子さんの話どう思う?色々と気になる事を言ってたでしょ?」
二実が三緒に言った。
「ええ、まさか里穂ちゃんまで行方不明になってるなんて。」
すると運転席の近くに座っていた冬湖が二実に言った。
「二実さん?里穂さんもきっと無事に帰ってきます。」
二実が冬湖に言った。
「ええありがとう冬湖ちゃん。」
すると二実がみんなに尋ねた。
「ねえみんなはさっきの話を聞いてどう思う?」
晃太が二実に言った。
「その里穂さんが行方不明になってる状況って柚羽の状況とそっくりですよね?」
麻衣子がこれに賛同した。
「うんそうよねそれは私も思った。」
麻衣子が二実に尋ねた。
「里穂さんと柚羽って面識はなかったんですよね?」
二実が麻衣子に言った。
「うん面識はないはずだよ。里穂ちゃんに柚羽ちゃんを紹介した事は無いし。」
美咲が言った。
「柚羽からその里穂って人の事を聞いた事もないわ。」
晴南がみんなに言った。
「たまたま同じ状況になっただけじゃないの?」
麻衣子が晴南に言った。
「たまたまで片付けられるレベルじゃないと思うわ。柚羽と里穂さんはほぼ同じ行動を取ってるのよ?さすがに不自然すぎるでしょ。二人には面識はなかったみたいだからなおさらでしょ?」
拓也がみんなに言った。
「そういえば久美子さん他にもかなりの数の子が里穂さんみたいに行方不明になってるとも言ってたな。」
麻衣子がみんなに尋ねた。
「本当なのかな?里穂さんみたいに行方不明になってる子がたくさんいるって話?」
晃太が麻衣子に言った。
「どうだろうな?久美子さん自身が噂話だって言ってたしな。」
二実が晃太に言った。
「いや久美子さんの情報網ってすごいのよね。私は信憑性の高い話だと思ってるわ。」
優斗がみんなに言った。
「僕もさっきの久美子さんの話は信憑性は高いと思うんだ。」
晃太が優斗に尋ねた。
「どういう事だ?優斗?」
優斗が晃太に言った。
「学校が来週も休校になったよね?」
拓也が優斗に言った。
「そういえば今日の朝に来週も休校だって連絡があったな。」
麻衣子が優斗に言った。
「なんで来週も休校なのかしらね?避難指示が解除されてから避難してきている人たちも徐々に戻り始めてるのに?」
優斗が麻衣子に言った。
「たぶん先生達の都合がつかないんだよ。武藤先生も鳥岩先生も明井田中学も受け持ってるでしょ?」
麻衣子が優斗に言った。
「つまり先生達が受け持っている明井田中学のクラスの生徒が行方不明になっていてとてもじゃないけど九木礼中学に授業をしに来られる状況じゃないって事?」
優斗が麻衣子に言った。
「うん、そう考えれば筋は通るよね。明井田中学は市の中心部からは少し離れた所にあるから火災の被害はほとんど受けてないみたいだし。昨日まで避難指示が出てたから明井田中学に避難してきている人はほんとんどいないはずだから、九木礼中学みたいに建物が使えない状況ではないと思うんだ。そうなると先生達は何か大きな問題を抱えてる事になるよね。」
すると晴南が晃太に尋ねた。
「ねえ晃太?つまりどういう事なの?里穂さんはなんでいなくなったの?」
晃太が晴南に言った。
「悪いがまだ答えを出せる状況じゃない。情報が少なすぎる。」
晴南が晃太に言った。
「何よ?頼りないわね?」
すると二実は考え込んでいるようだった。
少しして二実がみんなに言った。
「ねえみんな?午後からよりたい所があるんだけどいいかな?」
冬湖が二実に尋ねた。
「午後もどこかにいくんですか?」
二実が冬湖に言った。
「ちょっと久美子さんの話を聞いて確認しておきたい事ができたの。」
冬湖が二実に言った。
「確認しておきたい事ですか?」
すると晴南が二実に言った。
「もちろんいいですよ、どこでも連れてってください。」
晃太が二実に尋ねた。
「その確認しておきたい事というのは?」
二実がみんなに言った。
「ええ実はさ大学で親しくなった友達がいるんだけど?」
すると三緒が会話に割り込んできた。
「二実?敏子(としこ)達の事をみんなに話すつもりなの?」
二実が三緒に言った。
「うん、柚羽(ゆずは)ちゃんや里穂(りほ)ちゃんの話を聞いてたら敏子(としこ)達も無関係と思えなくなってきたのよね。」
二実がみんなに言った。
「名前は柿枝敏子(かきえだとしこ)と白焼昭洋(しらやきあきひろ)っていうんだけど?二人は私達と同じ大学に通ってて同じサークルの仲間なの、それで二人ともこの明井田市の出身なのよ。二人の実家も明井田市にあるんだけど、今二人と連絡がつかなくなってるのよ?」
晃太が二実に尋ねた。
「連絡がつかないっていつからですか?」
二実が晃太に言った。
「これは敏子(としこ)と明洋(あきひろ)のご両親からの話になるんだけど、二人とも6月11日の午前5時頃に実家から出かけたきり行方不明になってるらしいわ。そしてご両親には何も伝えずに大きなリュックを背負って出かけたらしいの。」
晃太が二実に言った。
「6月11日の午前五時頃にですか?」
麻衣子が二実に言った。
「柚羽やさっきの里穂さんと行動が同じですね?」
二実が麻衣子に言った。
「うん私もそう思ってさ。それで今から二人の実家に行ってみようと思うのよ?敏子(としこ)と明洋(あきひろ)のご両親から直接話を聞こうと思ってね。」
優斗が二実に尋ねた。
「僕達も一緒に行っていいんですか?敏子(としこ)さんや明洋(あきひろ)さんとは面識がありませんが?」
二実が優斗に言った。
「私から話をするからそれは心配しないで。みんなだって何が起こってるのか知りたいでしょう?」
晴南が二実に言った。
「はい、もちろんです。」
晴南が大きな声で言った。
「という事で午後からも二実さんに付き合うわよ!!」
すると優斗が二実に尋ねた。
「二実さん一つ聞いてもいいですか?」
二実が優斗に聞いた。
「何?」
優斗が二実に言った。
「二実さんと同じ大学って事はその敏子(としこ)さんと明洋(あきひろ)さんは普段は明井田にいないんじゃないですか?」
二実が優斗に言った。
「うん、二人とも私と同じ神奈川県にある栗野原学院(くりのはらがくいん)大学の神道部だから平日は大体神奈川県にいるわ。二人とも6月10日の夕方まで大学の部室で一緒にサークル活動をしてたわよ。」
優斗が二実に尋ねた。
「それじゃあ二実さん達は敏子(としこ)さん達と一緒に北海道に戻ってきたんですか?」
二実が優斗に言った。
「ううん、三緒とは一緒に帰ってきたけど敏子達とは一緒じゃなかったわ。」
優斗が二実に言った。
「つまり敏子さん達とは別々に戻ってきたんですね。」
二実が自信のない様子で優斗に言った。
「う~ん多分ね。」
歯切れの悪い返答に晃太が尋ねた。
「二実さん?歯切れが悪いですね?」
二実が晃太に言った。
「う~ん実はさ二人がこっちに戻ってきてるって知らなかったのよ。」
晃太が二実に尋ねた。
「知らなかったってどういう事ですか??」
すると二実が晃太に言った。
「二人とも金欠だから今週は神奈川に残るって言ってたのよ。まさかこっちに戻ってきてるなんて思ってなかったの。」
麻衣子が二実に尋ねた。
「えっ?それじゃあなんで敏子さんと明洋さんは戻ってきたんですか?」
二実が麻衣子に言った。
「それが全然分からないのよ。敏子と明洋が戻ってきてるって知らなかったから、こっちに戻ってるって聞いた時はびっくりしたわ。」
三緒がうなずきながら言った。
「私もそれを聞いた時に驚いたわ。私も二人が神奈川に残ってるって思ってたから。」
麻衣子が二実に尋ねた。
「戻らないって言ってたのに敏子さんと明洋さんは明井田に戻ってきてたんですか?」
二実が麻衣子に言った。
「そうそれで次の日の朝に二人ともどっかに出かけちゃったらしいの。」
すると三緒が二実に言った。
「ちょっと二実?二人の自宅に行くにしても一旦このバスを置いてきた方がいいんじゃない?引っ越し荷物も積みぱなしでしょ?」
二実が三緒に言った。
「確かにそうね。じゃあ一旦封木神社に戻りましょうか。」
三緒が二実に言った。
「その方がいいと思うわ。」
二実が三緒に言った。
「それなら二手に分かれましょうか?三緒は敏子の自宅に行ってきて、私は明洋の家に行ってくるから。」
三緒が二実に尋ねた。
「それは構わないけど、叔母さん達は戻ってきてるの?」
二実が三緒に言った。
「それなら大丈夫よ、もう戻ってきてるらしいわ。いつでも自宅に寄っていいって言ってたわ。」
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